
実父は1月4日の午後4時に入院先の病院で死去しました。享年85歳でした。死因は突発性胸膜炎という病気でした。この病気の原因は結核や癌などが考えられるのですが検査の結果、結核も癌も見つからず、原因は分かりませんでした。実父の母(私の祖母)と兄(私の伯父)は結核で亡くなっていたので、父が若いころに体内で潜伏していた結核菌が抵抗力が弱って活性化したということを私は想像したのですが、そういうことはありませんでした。
実父の遺体は、実家の近所の斎場(上の写真です)に運ばれ、本日は湯灌の儀式を行いました。遺体を洗ってお棺に移すということをするのですが、白い死装束の父は生きているかのように血色もよく髪も黒々としていて驚きました。血色が良いのは化粧によるものだと思いますが、髪の毛は元々白髪が少なかったようでした。父は2015年に悪性の血液の癌(悪性リンパ腫)を患ったことがあり、強い化学療法の副作用で髪の毛を全部失ったのですが、その後完全に回復し髪も元通りになりました。そのように生命力が強い父でしたが今度は回復できませんでした。