宇宙戦争

　今日は偶然CD店でジェフ・ウェインの名盤「宇宙戦争」を発見！早速購入しました。昨年封切られたスピルバーグ監督の「宇宙戦争」のサウンドトラックだと思われる方もおられると思いますが違います。1978年にジェフ・ウェインが手がけたH.G.ウェルズの古典SF「宇宙戦争」を題材にした音楽劇です。プログレ調のBGMが最高！
　当時、全世界で1300万枚も売り上げたアルバムだそうですが、私が聞いたのは今回が初めてでした。先週は偶然、ジョージ・パルのDVD「宇宙戦争」（スピルバーグ監督の新作はこれのリメイクです。私、実は未見です近々に見ます）も発見して買いました。偶然が重なりました。ナレーションの英語が非常に聞き取りやすいのですが、理由は私がストーリーを良く知っているからでしょう。
　CDを聞いているうちに、原作に忠実な映画があればいいなあと真剣に思いました。ジョージ・パルのそれも、舞台と時代設定は1950年代のアメリカ・カリフォルニアになっていたのです。それはそれでよかったんですけどね。宙に浮いて迫ってくる不気味な火星人のウォーマシンとか、人類の最後の希望を載せて（核爆弾なんですけどね・・・しかも無効だった）飛び立つフライング・ウィングとか、ヒマラヤ山脈に向けて避難の列をつくるインドの民衆とか。
　でもやはり19世紀末のロンドンを舞台にしたそれも見たいですね。ウェルズの宇宙戦争はやはり非常に大きな影響を後世に及ぼしており、30年代の俳優オーソン・ウェルズのナレーションのラジオ劇がパニックを引き起こしたことでも有名ですね。