博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

宇宙レタス

2021年10月27日 | 宇宙開発・天文
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表によりますと、JAXAは竹中工務店、キリンホールディングス、千葉大学、東京理科大学との共同研究で、国際宇宙ステーション(ISS)内の「きぼう」日本実験棟でレタスの栽培実験に成功したそうです。密閉した袋の中で栽培する世界初の試みだそうです(上の写真です)。同発表によりますと、実験は8月27日から10月13日までの間、きぼうの日本実験棟に3袋の栽培が可能な実験装置を持ち込み、レタスを育てた。袋内に随時、培養液を供給するとともに、空気交換を行った結果、9月10日にレタスの本葉を確認し、その後も順調に生育して収穫することができたということです。この新技術の素晴らしい点は地球環境外での食用植物栽培に成功したということです。今後月面や火星でも同じことができるのでしょう。昔、野菜などが生育するためには重力で下に引っ張られないと根が正常に伸びないという説を本で読んだことがあるのですが、そういう心配はなさそうです。
 私は全く別の事情で、この技術が人類に有用な技術になるのではないかと思いました。それは温暖化に伴う気候変動のために、一時的に(と言っても数十年にわたって)食用植物の露地栽培が困難になる可能性があります。そのようなことが、もし起こったら大深度地下の密閉環境で栽培が可能になり人類にとって救いになるかもしれません・・・もちろんそんことが起こらなければ良いとは思いますが・・・
JAXAの発表の詳細はこちらをご閲覧ください。⇒ https://www.jaxa.jp/press/2021/10/20211022-1_j.html
※上の写真は上記ホームページから引用させていただきました。

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