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(昨日の続きです)
5月下旬の生物多様性保全ゾーン内は緑濃く、様々な元岡地区の固有種が繁茂しています。上の写真は「ムサシアブミ(武蔵鐙)」というサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。「鐙」(あぶみ)とは、馬具の一つで、鞍の両側に垂らし 乗る人が足をかけるものです。関東地方以西から沖縄の海岸に近いやや湿った林内に生える。葉は2個つき、小葉は3個。葉柄は高さ15〜30cm。葉柄の間から葉よりやや低い花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。仏炎苞は暗紫色か緑色まで変化があり、白い筋がある。筒部は長さ4〜7cmで、口辺部は耳状にはりだし、舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は白い棒状。花期は3〜5月ということです(注)。秋に赤い実を付けますが毒性があるので要注意だそうです。
(注)https://matsue-hana.com/hana/musasiabumi.html