歴史の進歩とは 2013年07月18日 | 読書・映画 (昨日の続き) 何しろ当時としては究極の知性の持ち主と思われるヒュパティアでさえ、奴隷がいるのは当然だと思っているのです。彼女を深く愛し忠実に仕える奴隷のダオスに暴言まで吐いています(最後はダオスを解放し自由人にするのですが)。 キリスト教は人間の価値を決めるのは信仰の深さで、それは個人の努力で実現できるものであって、生まれや身分は一切関係なく貴族も奴隷も平等だというのですから、当時の虐げ . . . 本文を読む