番犬たち 2013年04月09日 | 読書・映画 写真はフランスの作家ポール・ニザンの『番犬たち』(晶文社 1980年)です。この本は私が19歳の時に買って読み始めて挫折し、30数年に亘って積読状態になっていました。ポール・ニザンは1905年生まれ。21歳から2年間アラビア半島南部のアデンで家庭教師をし、この時の経験をもとに『アデン・アラビア』を後に発表し、世界的なベストセラーになります。ポール・ニザンの名前は知らない人でも「ぼくは二十歳だった . . . 本文を読む