沈んだ世界 2007年01月26日 | SF 気候がこうも暖かいと思い出すのは13歳の頃に読んだお話です。英国の60年代ニューウェイブの旗手と呼ばれたJ.G.バラードの「沈んだ世界」(創元文庫)です。太陽活動の活発化のために温暖化が極度に進んだ未来のお話です。地球は冷帯域までが熱帯化し、かつてのロンドンはジャングルと沼地の中に沈んでいきました。有害な輻射線も増加したために人口は減少していき、人類は南北両極に約500万人を残すのみ・・・全てを . . . 本文を読む