ネセバルは黒海に突き出した細長い半島です。黒海は群青に輝いていて、崖の上からでも海底の砂地が見えるくらいの透明度です。大昔に『ソ連における環境汚染』(M.I.ゴールドマン 岩波書店 1973年)を読んだときに、黒海はソ連の工業地帯から排出される汚染物質で汚染されつくしている(黒海は陸に囲まれたそれほど広くもない内海なので)という記述の印象があったので、むしろこの透明度は意外でした。
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昨日もご紹介しましたが、ネセバルの旧市街は上の写真のような半島になっています。本土が新市街です。浮彫の地図上の大きな建物はキリスト教会(遺跡を含む)です。狭い旧市街にいかに多くの教会が建てられたかが分かります。 . . . 本文を読む
国際会議2日目の午後の時間が空いたので、エレニテからバスで30分程の世界遺産の古都ネセバルに出かけました。ネセバルは3000年以上昔にトラキア人の集落が作られ、その後、ギリシャ、ローマ、オスマン帝国と様々な支配を受けた多ために史跡が豊富です。ネセバルは旧市街と新市街に分かれていて、世界遺産となっているのは旧市街です。旧市街は本土から突き出た半島部にあります。埋め立てで造成された地峡で本土とつなが . . . 本文を読む
私が4日間滞在したのはブルガス市街から30㎞ほど離れたエレニテという小さな町です(上の写真です)。町全体が別荘村という雰囲気です。エレニテからブルガスまではサニービーチという砂浜(下の写真です)が黒海に面して延々と続いています。サニービーチ全体がリゾート地帯となっています。
モスクワを出発して以降、東洋人の姿を全く見なくなりました(私が参加した国際会議には他の日本人や台湾から来られた方もいら . . . 本文を読む