もぐらたたき
政府の新型コロナ感染症対策分科会が,感染状況評価の新しい指標を発表した。
これまでは,感染者数を重視して,ステージを4段階に分けて対策を立てていた。新しい指標では,感染者数に対応する医療の逼迫度が基準になっている。
これまでは,感染状況を追っかけるような形だったが,これからは感染状況を待ち構えて対応しようというのである。新規感染者数が少ない現在の状況だから,ゆとりをもって対策が立てられるのだろう。
いわば,とびだしてくるのを叩いてひっこめさせる,「もぐらたたき」を連想させる。
感染者発見の迅速化と,感染予防の強化によって,もぐらが顔を出すのを見逃さず,素早く小槌を振り下ろすように願いたい。
パンダ
今日の朝日新聞15面に,『これも「大谷現象」』と題して,3人の方の視点が紹介されていた。川村卓さんは,専門領域だけにこだわらない能力の伸びしろの大切さを「二刀流」が教えてくれたことを,小西克哉さんは,大谷選手の活躍が,アメリカの差別議論に投じた波紋を,桧山珠美さんは,大谷選手の与える「楽しさ」を,それぞれ指摘していた。
いずれも「なるほど」と感心したが,桧山さんが引用していた和田アキ子さんの発言が面白かった。
「何の文句もなく楽しめ,悪く言う人がいない」のは「上野動物園の2匹のパンダと大谷翔平くんだね」
熟 成
10月31日
11月9日
つるし柿がきれいに熟成した。おいしかった。