羽花山人日記

徒然なるままに

クライマックス

2021-11-13 16:50:54 | 日記

クライマックス

プロ野球のテレビ中継はほとんど見ないのだが,11日のヤクルト・巨人戦を見ていた。

0対0,6回の裏,2アウト二・三塁のところで,原監督は8番打者の敬遠を申告した。次の打者は投手の高橋。当然高津監督は代打に川端を起用した。カウント2-2から3-2になった時,菅野の腕は縮んでいた。案の定押し出しの四球。わたしは,ここでセリーグクライマックスシリーズの命運は決まったと思う。

評者によると,原監督は9番に代打が出ることを予測して,それまで巨人打線を沈黙させていた,高橋投手の交代を狙ったのだという。策士策に溺れたか。

日本シリーズは,昨年のビリ同士。両方を応援しよう。

 

箜篌(くご)

テレビの画面を撮影

今週の『おんがく交差点』のゲストは,ハープ協会会長の篠﨑史子さんで,日本の古代ハープ「箜篌(くご)」が紹介された。

箜篌は,1983年に正倉院に残っていた残欠から,木戸敏郎さんが壁画を参照して復元したもので,1986年に鳥養潮さんが初めて演奏し,篠崎さんも翌年演奏した。23本の弦からなり,西洋ハープとは左右が逆になっているそうだ。音の響きは琴を連想させた。

大谷康子さんとのコラボは,篠崎さんのお弟子さんの故佐々木冬彦さんの作曲による,「紫の園に香るは…」。

残欠から,平城京時代の楽器,箜篌を復元した木下さん,古代に思いを寄せて箜篌に乗せる調べを作曲した佐々木さん。そうした方々の思いが,篠崎さんと大谷さんのコラボレーションに込められていた。

感動した。

コメント (3)
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