羽花山人日記

徒然なるままに

パラリンピック

2021-09-02 16:45:00 | 日記

パラリンピック

パラリンピックが終盤を迎えている。

やはりこの時期の開催には,心にひっかかりを感じるが,障害を持つ選手の方々の頑張りに目を見張り,感動している。

ただ,障害者スポーツが,国と国とを競わせる競技の過熱を通して,そもそもの出発点から外れ,勝敗や記録のみを争う,商業主義に堕していくことを恐れる。

原点とされるイギリス,ストークマン病院における競技会は,治療の一環として,障害者の社会復帰をめざしたものであった。

パラリンピック創始者ルートヴィッヒ・グットマン医師の「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」,また,生まれつき両手がなく,10代で水泳選手として国際的に活躍した,スウェーデンのゴスペル歌手レーナ・マリアさんの「障害者が頑張っているのを当たり前の日常だと思うようになることが,障碍者差別のない社会である。」,いずれもわたしは感銘を受けた言葉である。

 

頑張ってます

2021年8月阿見町にて撮影

コメント (3)
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