羽花山人日記

徒然なるままに

松茸

2021-09-22 17:35:17 | 日記

松   茸

本物である。松茸山の入会権を持つ姉が送ってくれた。ラッキーである。今年は豊作とか。松茸は多雨で稲のできが悪い年が当たりなので,「不作ぼっこ」と言われる。

子どものころ,松茸はおやつだった。濡れた和紙に包んで,いろりで蒸し焼きにするのが好きだった。

花崗岩を母岩とする山の,アカマツ林が松茸の適地とのことである。松林の減少に加え,落ち葉かきなどの林床の手入れが悪くなり,生産量が減って貴重品となった。

シイタケやエノキダケとちがって,松茸は生きた松の根に菌根菌を伸ばすいわゆる活物寄生なので,人工培養が難しく,菌糸の培養は出来ても,子実体(キノコ)が形成されないらしい。以前,盆栽の松の根から松茸が一本出ている写真を新聞で見たことがあるが,人工培養というには無理だった。

培養が成功し,松茸がシイタケ並みの値段に早くなって欲しいが,生きている間は無理かもしれない。

 

秋の空

9月22日,阿見町にて撮影

男心?女心?「男心と秋の空」が江戸時代に先行して,「女心と秋の空」が,明治・大正・昭和と,女権拡張に連れて定着したらしい。

コメント (3)
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