3ヶ月に1回の補聴器のクリーニングに行ってきた。
補聴器はこれで三つ目である。最初の補聴器は,10年くらい前に近所の眼鏡屋さんで購入した。店先で簡単な聴力検査をして,勧められたものを買った。あまり改善は感じられなかったが,旅先でマスクを外した時に落としてしまい,しばらく気づかなかったから,やはり効能はそんなになかったのだろう。その直後に,無料の補聴器相談会があり,検査を受けたところ,医師に今のところ必要なしといわれた。
さらに3年ほど経過して,いよいよ聞こえが悪くなったので,耳鼻科で診察を受けたところ補聴器を勧められ,専門の店を紹介された。眼鏡屋さんに比べると設備が整い,技術者の対応も親切で信頼できた。北欧のWidex というメーカーで,最初は片耳だけ着用し,慣れてから両耳にした。5年半ほど使い,次の機種に買い替えた。
音の拾い方,音質ともに格段に優れた機種が開発されていた。何よりありがたかったのは,テレビ,スマホの音声電波が直接補聴器に入ることである。Blue toothの機能を使えば,オーディオ機器の音声は直接補聴器でキャッチできる。まわりを気にせずに自分に合ったボリュームで楽しむことができる。値段は62万円,耐用期間は5年が目途という。月に1万円の支出になり,決して安くはないが生活必需品である。
帰路つくば市の洞峰公園に立ち寄り,散歩と甘酒を楽しんで帰宅した。