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労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果<雇用形態別雇用者の推移>

2023-03-01 04:00:01 | 労働経済情報


正規の職員・従業員は、2022年平均で3,597万人と、前年に比べ1万人増加
(8年連続の増加)となった。
非正規の職員・従業員は、2,101万人と26万人増加(3年ぶりの増加)と
なった。
なお、役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は36.7%と0.2
ポイントの上昇となった。

☆☆====================================================☆☆

就業者に関しては、就業形態に関する出題がよくあります。

その中の1つ、ちょっと古い問題ですが、

【 H12-3-C 】
総務庁「労働力調査特別調査」によれば、雇用者(役員を除く。)を「正規
の職員・従業員」とそれ以外の「パート・アルバイト、派遣・嘱託・その
他」に分けてみると、次第に「正規の職員・従業員」の割合が低下する傾向
にある。「正規の職員・従業員」の割合は、1999年には雇用者(役員を除く。)
の約4分の3まで低下している。

というものがあります。
出題当時は、正しい内容でした(令和4年は3分の2を下回っています)。

それと、

【 R4-1-E 】
役員を除く雇用者全体に占める「正規の職員・従業員」の割合は、2015年
以来、一貫して減少傾向にある。

という出題もあります。
これは誤りです。

2002年(平成14年)の「正規の職員・従業員」の割合は、70.6%
でしたが、2012年(平成24年)には64.8%、2019年(令和元年)
は61.7%とその割合は、長期的には低下傾向で推移していて、「非正規
の職員・従業員」の割合は、増加傾向で推移していました。
ただ、2015年以降だけで見ると、ほぼ横ばいで推移していて、「一貫して
減少傾向」ではありません。

就業形態に関連することは比較的よく出題されるので、おおよその傾向は
知っておきましょう。

 

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