スプラウト 会計のはなし、日々のはなし

名古屋市千種区の税理士法人スプラウトの税理士/社労士/CFP®が綴る日々の様々なこと。

打ち返す。

2009-10-09 18:05:31 | Weblog
税理士の仕事は何?
と聞かれたら

「会計と税務」

というのが
一般的な答えですが

実際に税理士として
お客様と接していると

会計や税務の話よりも

中小企業で起こる
様々な問題の
アドバイスを求められることが
非常に多い。

会計と税務は
わかっていて当たり前。

プラスαの部分が
税理士としての差別化につながります。


税理士の仕事において
いろいろなことを勉強するのは

レストランが
材料を仕入れるのと同じ。

その仕入れた材料を
シェフが
お客様の求める
料理として作り上げ、提供します。

そして
お客様の期待するレベル以上の
ものを提供しなければ
満足してもらえません。


中小企業の社長にとって
一番身近な相談相手が税理士です。

税理士はどうしても
会計や税務の方向から考えますが

一方向だけから答えを出すと
会社の経営にとって
バランスを欠いたアドバイスになる恐れがあります。


企業は
継続しなければならない。

継続するためには
売上をあげて、利益を獲得しなければならない。

では、
「売上をあげるためにはどうすればよいのか?」

「組織をどのようにすればよいのか?」


会計や税務の知識だけでは
答えの出せないものもたくさんあります。


だからといって
「それは自分の仕事の範囲じゃないので・・・」
と言ってしまうと

社長にとって相談する場所が
なくなってしまいます。


「どんなボールが投げられてもバットに当てる。」

これができるようになるため
もっと、もっと、頑張らないと。





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