スプラウト 会計のはなし、日々のはなし

名古屋市千種区の税理士法人スプラウトの税理士/社労士/CFP®が綴る日々の様々なこと。

タイ料理とアイリッシュパブ

2009-12-25 18:57:45 | Weblog
先日
スプラウトの忘年会をしました。

今回の店は
名古屋駅の
大名古屋ビルヂングの裏にある
タイ料理の「スコンター」です。

我々は予約してあったので
大丈夫でしたが
店につくとほとんど満席。

不景気とは思えません。

ビールで乾杯した後で
タイ料理をいろいろ注文して
食べましたが、かなりクオリティが高く
はやっているのもうなづけます。

そして
1次会が終了した後
全員で
2次会に向かいました。

2次会は
「スコンター」から歩いて5分くらいの
場所にある
アイリッシュパブ
ピート アイリッシュタバーン
です。

ここはライブもやっていて
店に入ると
ど真ん中のいい席が運よく空いていました。
ライブは
ヴァイオリンの悠情さんと
ピアノの山下さんの二人でやっていましたが
すごくいい感じで盛り上がっていました。

アイリッシュパブなので
ということで
(私お酒はあまり飲めないのですが)
ギネスビールをたのみました。

ビールの泡のところに絵が描いてあり
味もすごくおいしかったです。

アイルランドの人は
お酒と音楽が大好きなので

その両方が楽しめるパブは
アイルランドの文化の象徴です。

「ピート アイリッシュタバーン」は
雰囲気もありなかなかいいお店でした。

今年のスプラウト忘年会は
盛り上がりすぎて
終わったら
もう電車がありませんでした。

280円均一

2009-12-18 17:34:06 | Weblog
先日
ある飲み会の幹事をしました。

食べ物がソコソコおいしくて
できるだけ安いところ

という条件で
ネット検索しました。

最初は
飲み放題がいいと思いましたが

コースでないと
飲み放題にできないお店がほとんど。

コースにすると
料理の内容は無難なんですが
いまいちおもしろくないし

コースの中に
誰かが嫌いなものあるとが困るので

飲み放題はあきらめることにしました。


予算は4千円くらい。

探していくうちに
食べ物も飲み物も
1品280円(税込294円)の店を見つけました。

4千円の予算だと
一人につき大体13品くらい飲み食いできます。

ビールを5杯飲んでも
8品くらいは食べ物を頼める計算です。

さらに
6人以上で行くと
一人分が無料になるクーポン(上限3千円)
があったので

一人あたりもう一品くらい頼んでも
4千円でおさまりそうです。

そして当日
飲み会はなごやかに行われ
お酒も食べ物もたくさんたのみました。

多分コースにするよりも
たくさんたのめたのではないかと思います。

最後に精算したのですが

何と
一人3千円もいきませんでした。

さすがデフレ。
消費者としてはとてもありがたいです。

でも
こんな金額で
お店として利益はでるのでしょうか?

飲食店の場合
一般的に原価率は30%くらいですが
この280円均一の場合は
もう少し高いかもしれません。

100円ショップなどと同じで
この280円均一の居酒屋も
モノによって原価率はバラバラのようです。
(マージンミックスといいます)

例えば
ビールは原価率50%ですが
サワーなどは原価率10%だそうです。

食べ物も
ものによってかなり原価率に
違いがあると思いますが
メニューを見た限りでは
(当たり前ですが)わかりません。

お店にとっては
原価率の高いものばかり頼まれてしまうと
困ってしまいますが
きっとうまい具合に注文は分散されるんでしょうね。

私は
あまり飲めないため
2杯くらいビールを飲んだあとは
ひたすらウーロン茶でしたので

お店の利益率アップに
少し貢献したと思います。







5つのハードル

2009-12-11 17:28:12 | Weblog
12月11日が
平成21年度の税理士試験の合格発表でした。

私は
税理士受験の専門学校の講師の仕事も
しているため

毎年この時期は緊張感が高まります。

税理士試験は
科目別合格制度で
全部で5科目合格する必要があります。

1科目あたり10%前後の合格率で
このハードルを5回越えなければなりません。

早い方でも
3年~5年

長い方だと
10年以上かかります。

その間
毎日勉強漬けです。

受験に専念している人は
朝から晩まで勉強していますし

仕事しながらの人は
仕事が終わったあと学校に来て
授業を受けたり、自習したりしています。

そういう姿を見ていると
頑張った人全員に
いい結果がでてほしいと思ってしまうのですが

一発勝負の難関試験ですので
なかなかそういうわけにいきません。

官報を見ると
比較的早く合格された方もいれば
結構長い間頑張ってきた方もいます。

頑張って努力を積み重ねたのに
なかなか合格できずに
苦しんできた方にとっては
合格の喜びは格別のものがあると思います。

税理士という資格を得たということも
大きな財産ですが
この勉強を通じて得た
無形の財産(膨大な知識、勉強癖、粘り強さ)
も非常に価値があると思います。

税理士の仕事は
税理士の資格をとったところが
スタートライン。

試験勉強は終わりですが
税理士にとって
業務に関係する会計、税法その他の勉強をすることは
仕入をするのと同じですので
今後も知識の研鑽に努めなければ
仕事ができません。

合格された方には
是非いい税理士になって
世の中の中小企業を
支えてほしいと思います。

とはいえ
長い受験生活から
これで開放されますので
しばらくは合格の喜びを十分味わってください。

扶養控除

2009-12-05 16:32:31 | Weblog
税制改正に向けての
政府税制調査会の話し合いの内容が
毎日のように
報道されています。

一番大きいテーマは
「扶養控除」です。

最新の報道では

1.15歳まで
  → 月2万6千円の子ども手当を
    支給する代わりに扶養控除を廃止する。

2.16歳~22歳まで
  → この世代はお金がかかるので
    従来は所得税が63万円、住民税が45万円
    の扶養控除が認められていましたが
    高校授業料の無料化などを踏まえて
    従来の控除額を少し減らす考えのようです。

3.23歳以降
  → 当初はこの世代の扶養控除を廃止する
    考えでしたが
    扶養控除をなくすと単純に増税になるので
    新たな控除を設けるなどの救済策を講じるようです。


当初は配偶者控除もなくすという
方向で議論されていましたが
配偶者控除はとりあえず存続のようです。

15歳以下の子どもがいる家庭にとっては
従来の扶養控除よりも
子ども手当をもらった方が得になります。

例えば所得税の税率10%、住民税の税率10%の前提で
計算すると

扶養控除がなくなることで

所得税の扶養控除38万円×10%=3万8千円
住民税の扶養控除33万円×10%=3万3千円
             合計 7万1千円
だけ税負担が増えますが

子ども手当が
月2万6千円×12月=31万2千円
もらえますので

差し引きして24万1千円の得になります。

でも
ちょっと心配なのが財源です。

事業仕分けなどで徹底的に無駄を省こうと
頑張っているのはわかりますが

子ども手当を所得制限なく全ての人に
実施する場合、5兆6千億円もかかるようです。

仮に配偶者控除や扶養控除を全面廃止にしても
1兆6千億円程度にしかならないようです。

どのようにまとめていくのでしょうか?