スプラウト 会計のはなし、日々のはなし

名古屋市千種区の税理士法人スプラウトの税理士/社労士/CFP®が綴る日々の様々なこと。

ドリルを売るには穴を売れ

2010-08-27 16:47:22 | Weblog
「ドリルを売るには穴を売れ」佐藤義典
を読みました。

何の本かというと
マーケティングの本です。

著者は
MBAと中小企業診断士の資格を持つ
有名なマーケティングコンサルタントです。

このタイトルが
まず素晴らしくて
マーケティングの本質を
表していると思います。

ドリルを売っている人にとって
売りたいのはドリルだが

ドリルを買おうと思っている人は
ドリルが欲しいというよりは
「穴」を開けたいわけです。

顧客側に立つと当たり前のことが
売る側に立ったとたんに
わからなくなってしまいます。

マーケティングの本質とは
「顧客にとっての価値を売ってお金をいただくこと」
と作者は述べています。

そして
「顧客が得る価値」>「支払う対価」
のときに顧客は買うという判断をする。

ここでいう「支払う対価」は
直接財布から出ていくお金だけでなく
お店に行く時間や手間、使い方を覚える時間、手間
なども含まれます。

もし
「顧客が得る価値」<「支払う対価」
のときは

・「顧客が得る価値」を高める
・顧客が買うための手間、時間、エネルギーを減らす
・値下げをするための努力をする。

ことにより不等号が逆になるようにしないと
売れるようになりません。

というような
マーケティングの基本的な
考え方をわかりやすく解説しています。

この本は
ある業績不振のイタリアンレストランを舞台に
マーケティングの考え方に基づき
業績を向上させるという
物語をベースに解説しているため
とても読みやすいのも素晴らしいところで
(物語はドリル屋さんの話ではなくレストランの話です。)

物語形式の方が
内容を理解・吸収しやすいですね。

私もマーケティングの知識はゼロに
近いのですが

ビジネス書とは思えないくらい読みやすく
一気に読み終えました。

読み終えた後は
少しマーケティング的な視点で
いろいろなものを
見ることができるようになった気がします。

自分が消費者として
何か商品を買う場合は

企業が行っている
マーケティングに
無意識に操られているんだなあと

感心しました。

IKEAは安い!

2010-08-21 10:16:50 | Weblog
お盆は
3日間
大阪にいました。

前からずっと
行きたいと思っていた
念願のIKEAに行ってきました。

名古屋には2013年くらいに
できる予定らしいです。

今は近郊に物流センターだけあります。


JRなんば駅から
無料シャトルバスが
出ていたので

それに乗ると
15分くらいで
青と黄色の建物が見えてきました。

IKEAの青と黄色は
スウェーデンの国旗の色なんでしょうね。

入口のところに
エンピツとメモが
置いてあり

買いたい家具は
番号をメモしておいて

あとでピックアップする
システムです。

今回は
大きい家具を買うつもりは
なかったので

大きな黄色の袋を持って
小物類の買い物だけしました。

買ったものの
一つが
黒板を支えているこのミニイーゼル。



値段は何と49円。安い!


黒板は
前にブロカントジーグさんで
購入した
アンティークのものに
うちのスタッフが落書きしました。


あとは
この時計



値段はこれもびっくりしましたが699円!

ほかにも何点か買いましたが
全部で2,400円くらいでした。

店内はとにかく広くて
順路を歩いて1周するだけで
結構疲れます。

一通り見たあとは
シャトルバスに乗って
なんばに戻り

せっかくなので
ウロウロ大阪観光しました。

でもとにかく大阪は人が多い!

お盆休み中だったのも
あると思いますが
スゴイ人の数でした。


今年もなかなか

2010-08-11 11:07:13 | Weblog
私が
大阪で
社労士の事務指定講習を
受けている間に

税理士試験も行われていました。

私は
専門学校で
法人税法を担当しているので

何が出題されたのか
ものすごく気になっていました。

名古屋に戻って
問題と解答を確認しましたが

今年もなかなか
難易度の高い問題だったようです。

以下、私の感想です。

・理論の問1
 → 引渡し基準の問題。
   やっぱり22条を聞いてきました。
   難易度は結構高くて
   前提を3つ挙げるのが困難だし
   法的な理由・考え方をしっかり書くのも
   難しい問題だと思います。

・理論の問2
 → 自己株取得の発行法人側と株主側という問題。
   答練でも出題されたようにヤマも論点ですが
   「公開買い付け」を市場購入以外と判断できたか
   どうかが最大のポイントとなります。

・計算
 → 別表調整の数が非常に少ない問題でした。
   その分、計算過程重視で採点してくると
   思われます。
   論点としては試験委員の著書で紹介していた
  「欠損金」「有価証券の評価」「交際費」「試験研究費」
  「給与」や
   答練で出題された「有姿除却」、判例対策した「横領損失」
   が出題されていたため、ある程度予想どおりだったと思います。
   ひとつひとつの計算もめちゃくちゃ難しいものはないので
   ミスを少なくできたか、時間配分を間違えなかったか、コメントを
   しっかり書けたか、が合否のポイントになると思います。

全体としては
過去2年の山田試験委員の傾向通りの出題でした。

また来年、試験委員が変わります。

昔のように
マル暗記ベタ書きではない
現在の出題傾向は
受験生の方にとっては大変ですが
個人的にはいい傾向だと思いますので
次の試験委員にも是非踏襲してほしいです。
  
受験生の皆さん
どうもお疲れさまでした。

しばらくはゆっくり充電してください。



事務指定講習最終日

2010-08-07 14:27:43 | Weblog
ようやく
最終日です。

4日目は
・労働基準法、労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法

4日目も
時計の針はゆっくりでした。

お昼は
3日目に知り合った方と
一緒に商業施設内のお店で
・えび天を卵とじにした丼
を食べました。
600円です。安い。

最終日は
最後に修了証の交付があります。

番号順に20人ずつ
前に呼ばれて渡されます。

私も修了証をいただきました。

4日間
終わってみると
早かったような。

初めて
社労士試験を受けたのが
平成18年

その後
平成19年、20年は
選択式足切りの1点に泣き

ようやく合格できたのが
平成21年

今年の1月から
事務指定講習の通信課程を受け

そして4日間の面接課程が
終了しました。

なかなか受からないときは
本当に心が折れそうになりましたが

最後の最後は
結構楽しかったです。

知り合いも何人かできました。

初日に
お隣になったHさん

3日目に
お隣になったKさん

最終日にお昼をご一緒した
Fさん

最終日にお隣になった
Kさん

大変お世話になり
ありがとうございました。

いろいろな偶然が
重なって
お知り合いになれたことを
大事にしたいと思います。

あとは
登録です。



事務指定講習2、3日目

2010-08-07 14:01:42 | Weblog
事務指定講習
面接課程は4日間。

一日6時間講義を受けます。

初日は結構
あっという間に終了しましたが

日を重ねるごとに
疲れてくるのか
だんだん
ツラくなってきます。

2日目は
午前が健康保険法
午後が厚生年金保険法

お昼は
1日目とは別のお店を探すべく歩きましたが
全く見当たらず

結局
1日目と同じお寿司屋さんで
・いなり寿司
・天麩羅
・冷麦
で800円のランチを食べました。

3日目は
午前が国民年金法
午後が年金裁定請求等の手続

3日目のお昼は
お寿司屋さんの隣にある
インターネットカフェがランチを
やっているようだったので

そこで
・唐揚げ定食
を食べました。

ネットカフェなので
時間に応じて料金もかかりますが
全部で720円でした。

大阪のランチは
名古屋に比べると
おいしい割に安いですね。

2日目、3日目の
女性の社労士の先生は
お話がとても上手で、聞いていて面白かったですが

それでも
長時間講義を聞くのは
しんどい。

私は普段は講師として
話す側が多いんですが

話す側の方が
楽ですね。
(その分準備は大変ですが・・・)


この講習は
4日間欠席・遅刻・早退することなく
皆勤しないと
修了証がもらえません。

ガマン比べです。

事務指定講習1日目

2010-08-07 13:19:01 | Weblog
今週は火曜日から金曜日まで
4日間
ホテルに缶詰めになって

大阪で
社労士の
事務指定講習の面接課程です。

社労士も登録のためには
2年間の実務経験が
必要なのですが

4ヶ月間の通信教育と
4日間の面接課程(研修)で
実務経験に代えることができます。
(ただし7万円かかります。)

面接課程は
名古屋でも
実施されますが

4日間のうち
1日がどうしてもはずせない
仕事と重なるため

日程のあう
大阪で受講することにしました。

会場は
大阪の弁天町にある
「ホテル大阪ベイタワー」です。

初日は朝9時20分までに
着席してください
とあったので

家を7時前に出て
新幹線に乗って
大阪に向かいました。

名古屋から
会場までは以外と近く

8時40分くらいには
会場に到着しました。

ホテルの大広間に
机と椅子がたくさん並んでいて

席は好きなところに
座っていいみたいです。

初日は
午前が雇用保険
午後が労働保険料徴収法
の講義でした。

事前に受けた
通信課程では
様々な架空の事例に基づいて
必要な労働保険・社会保険その他の
書類を作成するという
練習をしましたが

今回の面接課程では
それぞれの書類の作成上の
注意点などを
講義形式で学習しました。

でも
講師の先生の裁量の部分が
大きいようで

先生によって
講義のスタンスは
結構違いがあり

テキストに忠実に
講義をする先生もいれば

テキストはたまに見る程度で
自分の経験に基づく事例を
お話する先生もいました。

私としては
どちらかというと
テキストから外れた
例えば
・講師の先生の開業当時の話
・実際の仕事での経験談
などの話が
面白かったです。

時間は1科目3時間×2で
間に休憩が15分入ります。

お昼は1時間休憩があります。

ランチは
隣に商業施設がありましたが
結構混んでいたので

建物の外に出て
探すと
小さなお寿司屋さんが。

日替わりランチ700円を
食べました。
(牛肉のしぐれ丼)

午後は
体が温かくなって
睡魔に襲われましたが
何とか頑張りました。

1日目はまだ元気だったので
あっという間に終了しました。