「ドリルを売るには穴を売れ」佐藤義典
を読みました。
何の本かというと
マーケティングの本です。
著者は
MBAと中小企業診断士の資格を持つ
有名なマーケティングコンサルタントです。
このタイトルが
まず素晴らしくて
マーケティングの本質を
表していると思います。
ドリルを売っている人にとって
売りたいのはドリルだが
ドリルを買おうと思っている人は
ドリルが欲しいというよりは
「穴」を開けたいわけです。
顧客側に立つと当たり前のことが
売る側に立ったとたんに
わからなくなってしまいます。
マーケティングの本質とは
「顧客にとっての価値を売ってお金をいただくこと」
と作者は述べています。
そして
「顧客が得る価値」>「支払う対価」
のときに顧客は買うという判断をする。
ここでいう「支払う対価」は
直接財布から出ていくお金だけでなく
お店に行く時間や手間、使い方を覚える時間、手間
なども含まれます。
もし
「顧客が得る価値」<「支払う対価」
のときは
・「顧客が得る価値」を高める
・顧客が買うための手間、時間、エネルギーを減らす
・値下げをするための努力をする。
ことにより不等号が逆になるようにしないと
売れるようになりません。
というような
マーケティングの基本的な
考え方をわかりやすく解説しています。
この本は
ある業績不振のイタリアンレストランを舞台に
マーケティングの考え方に基づき
業績を向上させるという
物語をベースに解説しているため
とても読みやすいのも素晴らしいところで
(物語はドリル屋さんの話ではなくレストランの話です。)
物語形式の方が
内容を理解・吸収しやすいですね。
私もマーケティングの知識はゼロに
近いのですが
ビジネス書とは思えないくらい読みやすく
一気に読み終えました。
読み終えた後は
少しマーケティング的な視点で
いろいろなものを
見ることができるようになった気がします。
自分が消費者として
何か商品を買う場合は
企業が行っている
マーケティングに
無意識に操られているんだなあと
感心しました。
を読みました。
何の本かというと
マーケティングの本です。
著者は
MBAと中小企業診断士の資格を持つ
有名なマーケティングコンサルタントです。
このタイトルが
まず素晴らしくて
マーケティングの本質を
表していると思います。
ドリルを売っている人にとって
売りたいのはドリルだが
ドリルを買おうと思っている人は
ドリルが欲しいというよりは
「穴」を開けたいわけです。
顧客側に立つと当たり前のことが
売る側に立ったとたんに
わからなくなってしまいます。
マーケティングの本質とは
「顧客にとっての価値を売ってお金をいただくこと」
と作者は述べています。
そして
「顧客が得る価値」>「支払う対価」
のときに顧客は買うという判断をする。
ここでいう「支払う対価」は
直接財布から出ていくお金だけでなく
お店に行く時間や手間、使い方を覚える時間、手間
なども含まれます。
もし
「顧客が得る価値」<「支払う対価」
のときは
・「顧客が得る価値」を高める
・顧客が買うための手間、時間、エネルギーを減らす
・値下げをするための努力をする。
ことにより不等号が逆になるようにしないと
売れるようになりません。
というような
マーケティングの基本的な
考え方をわかりやすく解説しています。
この本は
ある業績不振のイタリアンレストランを舞台に
マーケティングの考え方に基づき
業績を向上させるという
物語をベースに解説しているため
とても読みやすいのも素晴らしいところで
(物語はドリル屋さんの話ではなくレストランの話です。)
物語形式の方が
内容を理解・吸収しやすいですね。
私もマーケティングの知識はゼロに
近いのですが
ビジネス書とは思えないくらい読みやすく
一気に読み終えました。
読み終えた後は
少しマーケティング的な視点で
いろいろなものを
見ることができるようになった気がします。
自分が消費者として
何か商品を買う場合は
企業が行っている
マーケティングに
無意識に操られているんだなあと
感心しました。