「利益/総資本 =総資本利益率」
会社の経営は
集めたお金(総資本)を使って
利益をあげるのが目的です。
総資本利益率は
総資本を使って
どれだけの利益が上げられたか
という指標で
その会社の経営効率がわかります。
同じ100万円の利益をあげるのに
1億円使っている会社と
1千万円しか使っていない会社では
どちらの経営効率がいいでしょうか?
もちろん
少ない1千万円の元手で100万円の利益を上げている
方ですよね。
この総資本利益率は
利益/総資本 の分数式の
分母、分子に売上を入れ込んで
売上利益率(利益/売上)×総資本回転率(売上/総資本)
という算式に分解することもできます。
このように分解することで
「売上利益率」
「総資本回転率」
の2つが
経営効率のカギを握っていることがわかります。
「売上利益率」は
売上のうち何%が
利益として残るのかを表したもの。
「総資本回転率」は
投下したお金(総資本)が
何回売上として回収できたのかを表したもの。
例えば
A社とB社という2つの会社があります。
A社の売上利益率は4%、B社は2%です。
ここまでだと
A社の方が優れているように見えます。
でも総資本回転率は
A社が0.5回転、B社が1.5回転だとすると
総資本利益率はどうなるでしょうか?
A社 売上利益率4%×総資本回転率0.5回=総資本利益率2%
B社 売上利益率2%×総資本回転率1.5回=総資本利益率3%
売上利益率の低いB社のほうが
総資本利益率はよくなりました。
つまり
B社は売上利益率でA社より劣るが
投下したお金を
A社よりもたくさん回転させているので
結果として
A社よりもよい経営効率になりました。
B社のようなやり方をしているのが
薄利多売型の安売りスーパーやディスカウントショップです。
A社のような
売上利益率は高いが
回転率が低いのが百貨店とすると
薄利多売型の
安売りスーパーやディスカウントショップは
安くすることで
売上利益率は低下するが
その分たくさん売ることで
総資本回転率をよくする戦略をとっています。
経営効率は
「利益率」だけでなく
「お金の回転」も重要だということですね。
会社の経営は
集めたお金(総資本)を使って
利益をあげるのが目的です。
総資本利益率は
総資本を使って
どれだけの利益が上げられたか
という指標で
その会社の経営効率がわかります。
同じ100万円の利益をあげるのに
1億円使っている会社と
1千万円しか使っていない会社では
どちらの経営効率がいいでしょうか?
もちろん
少ない1千万円の元手で100万円の利益を上げている
方ですよね。
この総資本利益率は
利益/総資本 の分数式の
分母、分子に売上を入れ込んで
売上利益率(利益/売上)×総資本回転率(売上/総資本)
という算式に分解することもできます。
このように分解することで
「売上利益率」
「総資本回転率」
の2つが
経営効率のカギを握っていることがわかります。
「売上利益率」は
売上のうち何%が
利益として残るのかを表したもの。
「総資本回転率」は
投下したお金(総資本)が
何回売上として回収できたのかを表したもの。
例えば
A社とB社という2つの会社があります。
A社の売上利益率は4%、B社は2%です。
ここまでだと
A社の方が優れているように見えます。
でも総資本回転率は
A社が0.5回転、B社が1.5回転だとすると
総資本利益率はどうなるでしょうか?
A社 売上利益率4%×総資本回転率0.5回=総資本利益率2%
B社 売上利益率2%×総資本回転率1.5回=総資本利益率3%
売上利益率の低いB社のほうが
総資本利益率はよくなりました。
つまり
B社は売上利益率でA社より劣るが
投下したお金を
A社よりもたくさん回転させているので
結果として
A社よりもよい経営効率になりました。
B社のようなやり方をしているのが
薄利多売型の安売りスーパーやディスカウントショップです。
A社のような
売上利益率は高いが
回転率が低いのが百貨店とすると
薄利多売型の
安売りスーパーやディスカウントショップは
安くすることで
売上利益率は低下するが
その分たくさん売ることで
総資本回転率をよくする戦略をとっています。
経営効率は
「利益率」だけでなく
「お金の回転」も重要だということですね。