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言葉には対象があるんだね

2008年11月26日 | 雑記帳
 今日の研修会で、講師が掲げたのが次の演題である。

 現場主義~春風秋霜

 現場主義はともかく、春風秋霜が気になった。
 どこかで見かけたが、と思ってすぐさま電子辞書を引いたが「春風」と「秋霜」はそれぞれあるにしても、四字熟語としては載っていない。

 講師の資料によると、人に接するときは春風のように、自分に対しては秋霜のように、ということらしい。
 帰宅してネットで調べたら、佐藤一斎の言葉であることが判明。

 春風を以て人に接し秋霜を以て自らを粛む。

 なるほど。わが身を振り返れば遠い境地だな…と少し遠ざけて、

 気になるのは「春○」「秋○」があったらそれに対応するような「夏○」「冬○」がないものか、ということだ。
 単純に考えると、「夏日」「冬雪」などかなと思うが、それはあんまりか。
 大漢和辞典で、「夏」「冬」それぞれ調べてみるが、そこにはないようだ。
 しいて挙げれば「夏炎」は近いが、「冬」はない。
 春と秋の対比が作りやすいのかもしれない。「春秋」という言葉も一般的だ。「夏冬」はそれに比べれば頻度が落ちるんだね。
 でも、調べたおかけで、こんないい言葉もあることを知った。

 冬温夏清
 
 なんと、グーグル検索でもあまりヒットしない。
 かろうじて、ここのサイトに意味が載っていたが
 それだけじゃないんだよ。
 対象があるのさ、へっ
 ざまあみやがれ、って誰に言っているんでしょ。

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