今月は初日から絵本を手にして語った。隣市での社会福祉関係施設で大好きな本を2冊。
無事に終了し、帰宅するために運転していたら、ふと思い立った。
こんなにいい天気だったら、あの桜はどうだろう…
羽後町に入り、西の山を目指し車を走らせた。
先々週末に通りかかったときに、目に留めたポイントだった。
ここも通勤経路だったので存在は知っていた。それが道路改良によって角度が違って目に留まった。
「墓地」に桜は付き物といってもよいが、これは結構見事ではないか。
「あの人」たちも、酒盛りをして喜んでいるのかなあ…。
そんな妄想が浮かぶ。
ここまで来たら…と思って、かつて勤務した廃校跡へ。
もう二十年以上が経ち、県内でも指折りと言われた美景は寂しくなる。
それでも、ここへはしばらく通い続けるだろう。
帰り道の枝垂れ桜の並木はまだだった。
遠方の高台にこんもりとある桜も、遠い昔は廃校のグラウンドとして使われた場所だ。
たくさんの思い出が毎春語られ、そして散ってゆく。
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