すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「デザインあ」を今さら推す

2021年08月14日 | 雑記帳
 孫相手の時間が増えたこともあり、Eテレを見る機会が多くなった。主に3時半過ぎからだ。なかでも「デザインあ」は秀逸だと見始めた時から思っていた。 (現在はあの小山田問題で休止中のようだ) 大人の目で見ても純粋におしゃれと感じるし、ヘェーと見入ることが多い。人気デザイナー佐藤卓が関わっている。


 https://www.nhk.or.jp/design-ah/


 佐藤卓はインタビューに答えて、次のように語る。「つまりデザインとは、人とモノ、人と人との関係を『より良くつなげる』ための観察・思索・知恵・行動のプロセスなんです」。1つのテーマを、様々な視点からとらえる映像が多いし、「働きかけて変化させる」パターンも目立つ。プロセスを学習するポイントだ。

 ★

 先日初めて「香川照之の昆虫すごいぜ」という番組を観た。存在は知っていたが虫にさほど興味はないので機会はなかった。今回カミキリムシを取り上げて、採集する様子から実際に「髪」(紙ではなく)を切るのかまでを実演する箇所など、彼のキャラクターを十分に生かした展開は実に見せる内容に仕上がっていた。
 https://www.nhk.or.jp/school/sugoize/


 その続きで『ハロー、ちびっこモンスター』という、子育て中の親等を対象とした番組も観てみた。実際の家庭の様子を交えながら、父親がミッションをクリアしていくかをスタジオから助言したり解説したりする内容だ。辛口のアドバイザーや具体的な手立てを示す保育士によって、解決の方向が明快に伝わってきた。
 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tag/index.html?i=30338

 ★

 「NHK教育放送」時代のイメージとはずいぶんと変わった。TVという媒体の使い方も多様化しているが、幼児のいる家庭ではいまだに「流れている」感覚が正直ある(反省込めて)。そのなかでEテレの存在が大きいとすれば、全体像をしっかり捉え、選択的に接したい。ネットとの相互活用も結構面白いようだ。


コメントを投稿