すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

地上生活者を憐れむ声

2019年02月24日 | 雑記帳
 火曜日の「雨水」が示すように雨模様であったり、少し晴れてみたり、風が強く吹いたりする週だった。気温の変化は激しいが着実に春に向かっている。雪はまだ降るだろうがもう安心かな、不安なのは花粉だけか、と空を眺める。ただ、地上の人間生活はそんなに単純ではないなあ、といろいろあったここ数日の事。


 確定申告も三度目となり、役場主催の相談会(係の方に書き込んでもらう形)に出向かず、盛んに宣伝しているe-Taxに挑戦することにした。IDやら取得のため初めて税務署に入った。結果、やり直し数回後に無事?自宅で終了したが、いかに知識不足かを痛感する。そして一年後はまた忘れているのかと不安になる。


 蓄熱暖房機とエアコンを併用しているが、金曜日起きたらエアコンが作動していない。エラーナンバーを検索すると室外機の不調とある。見てみると室外機の裏面の半分近くが氷に覆われている。雪の降り方や低い外気温度が影響した。手の届く箇所ではないので放水作業約1時間で解氷させ復旧。結構辛い時間だった。


 翌朝、エアコンは通常だが今度は蓄熱暖房機・温水器の不調に見舞われる。深夜に何らかの理由でブレーカーが落ちたようだ。こうなるとオール電化の家はやや悲惨だ。暖房は代用ができるが、温水は風呂を満杯にする余裕はない。凌げるけれど「文化的生活」の脆弱さを改めて感じさせてくれたと思うことにした。


 我慢するかと思いつつこんな時は発想を変えてふだん行かない温泉施設へと考えた。十数年前までよく訪れた隣市の某施設へ。一時期廃止が検討されたらしいがどうにか存続している。だがやはり老朽化は否めない。一つ残った露天風呂で空を見上げると、白鳥たちの北帰行の声がする。おい、地上生活者を憐れむか。