すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

自分を送り出す季節

2008年03月06日 | 教育ノート
 六年生を送る会が催されると、いよいよ大詰めの近さを感じる。
 今年の雪の高さはまた格別だけれど、ちょうどその日から少し雪がやさしくなり、温かく見えるほど、ゆっくりと舞い落ちるようになった。
 大切なものを送り出す季節がやってきた。

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 (しんにょう)は「すすむ」ということ、(旁部分のそう)は両手で物をささげ持つ様子であり、組み合わさって「物をそろえて他の場所へもって行く、とどける」という意味になりました。
 それが第一義ですが、春の季節によく使われる「送別」「送迎」という言葉が示す「去る人となごりを惜しんで別れる」という意味もあります。この場合の送るは物だけではなく、気持ちも届けるということになるでしょうか。

 昨日の「送る会」では感謝の心がきちんと六年生に届けられたはずです。
 さて、卒業式まであと二週間。六年生19名には,その日までいろいろと送られるモノ、コトをしっかり受け止め、前向きの心で自分自身を新しい場所へ送り出してほしいものです。
(3/5)
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