すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

神も春も「音」になって訪れて

2008年02月29日 | 教育ノート
 今日で2月も終わりだと言うのに、雪の高さは増すばかりのように思える。天気予報の画面を見ても雪マークが続いているではないか。昨日は学校前の坂道で給食運搬車が立ち往生した。
 そんなふうに、いっこうに春の足音は聞こえてくこないのだが、時は順調に流れていく。金管バンド部のさよならコンサートが校内であったのでこの字を取り上げてみた。


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 「立」と「日」を合わせたようにも思えますが、実は違います。
 これは「言」がもとになっていて、下の「口」の部分に「一」または「・」を加えた形から出来たと言われています。
 「言」はそもそも「神に誓って祈ることば」とされており、その祈りに神が反応するときにかすかな音をたてることを一や・で表したとされています。
 「音」とは神の訪れを意味する字なのです。
 夜ふけに神の訪れがあることが、「闇」「暗」という字の由来なのです。

 さて「音」は言葉のようには意味をはっきり伝えないけれど、人の心を揺り動かす力があります。様々な音楽が最も身近です。
 しかしそれ以外にもあるでしょう。
 今一番聞きたいのは、「春の音」でしょうか。
(2/28)
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