『田んぼの様子を見に行く』新潟の64歳男性、遺体で見付かる。新潟・福島豪雨での死者4人に。

前々日から大雨が降り続いている中、何故田んぼの様子を見に行く? 何が出来る訳でもなかろうに。

『1日午前8時半頃、新潟県田上町田上の才歩（さいかち）川で、近くの農業、渡辺芳孝さん（64）が遺体で発見された。大雨が降っていた7月29日に「田んぼの様子を見に行く」と言って自宅を出た後、行方が分からなくなっていた。新潟・福島豪雨での死者は4人目。新潟県警によると、死因は水死。渡辺さんを捜していた親類の男性が遺体を発見した。気象庁は1日、7月27～30日に掛けて新潟、福島県で発生した豪雨を「平成23（2011）年7月新潟・福島豪雨」と命名した。気象庁は、過去に発生した大規模な災害の経験や教訓を後の世代に語り継ぐ事等を目的に、大きな被害が出た自然災害を命名している。豪雨災害の場合、損壊家屋等が1,000棟程度以上か浸水家屋等が1万棟程度以上の被害を命名の目安としている。』

午前11時頃出掛けているらしいから昼飯前だろう? 夜になっても帰らないと家族から警察に連絡が入ったらしいが、届け出る時間が遅過ぎるな。せめて、13時過ぎても昼飯を喰いに帰ってこなかったら、誰かが見に行くとかしないとおかしいだろう。

大体大雨が降り続いている中、田んぼの水量の調整が出来るレベルじゃなくなっているんだから、田んぼを見に行った所で何も出来はしない。本来ならば家族が何が何でも止めなきゃならないんだがなぁ。

避難指示や勧告が出ている大雨なんだから、自宅でTVを観ていればNHKなら常時画面に表示されているだろうし、民放でもニュース速報がテロップで流れている筈。

TVを観ていなくとも、居住している地域での拡声器を使った放送なり何なりが有る筈。

大事な飯のタネなんだろうから、田んぼが気になる気持ちは充分に判るんだが、もうちょっと考えて行動してくれないと。

せめて単独を行動せずに、誰か一人と連れ立って行動していればこんな悲劇は起こらなかっただろうに。

もうちょっと、全国で起こっているニュースを気を付けて収集していれば、『でも、命が危ないかなぁ』と諦めたり、家族が止める物なんだが。

無茶な事は止めて欲しいなぁ。

中国高速鉄道事故『以前から事故車両埋めて来た』主要駅責任者が匿名証言。

あぁ、やっぱり以前からやっていたんだなぁ。

『中国浙江省温州の高速鉄道事故後に車両を地中に埋める等、証拠隠滅が行われた事に付いて、1日付の週刊経済紙「経済観察報」は「以前から同じ。今回はメディアの関心が高かっただけ」とする主要駅責任者の内部告発を掲載、同様の行為が常態化していた事を暴露した。中国当局が事故報道を統制し、鉄道省が証拠隠滅を否定する中、これに反論した異例の記事だ。同紙は、救出を一時中止した人命軽視や事故調査の不徹底を批判する8ページの特集記事を組んだ。同責任者は「鉄道省は問題が起きると責任逃れを考える」と隠蔽体質を批判。「高速鉄道の（信号システムの）緊急対応能力が劣っている事は組織内では秘密では無い。当直は運転士と無線で連絡が取れた筈」と人為ミスの可能性にも言及した。』

道理で手際が良い訳だ。それにしてもなぁ、世界中が注目していたにも関わらず平気で重要証拠である事故車両を破壊して埋めちまうんだから、呆れた物だ。

国内からの非難は当たり前だが、世界中に対して、チャイナって国が如何に出鱈目で有るかって事をアッピールしたのかが、丸で判っていなかったんだな。

まぁ、鉄道省としてはいつもやっている事なのに何で今回だけ批判されるんだ? って幹事なんだろうけれどね。

テレ朝の報道番組『スーパーJチャンネル』では、チャイナの新聞からは一斉に今回の事故報道が消えたって報じられていた。共産党政府が圧力を掛けたんだろうね。

週刊誌に迄は、頭が廻らなかったんだろう。

チャイナ全土に出回っているんだろうから、共産党政府はどうするのかね? 回収命令でも出すんだろうか。

内部告発した駅責任者は、命が危ないかも知れないな。早い所身を隠した方がいい。

さて、一体どんな結果がこの週刊誌を出した出版社に待っているんだろうか?

和牛オーナー制度で有名な『安愚楽牧場』が経営悪化、倒産へ。原発事故の牛肉価格下落で。

おやおや、『安愚楽牧場』とて例外では無かったって事か。最近オーナーになった人達には『お気の毒』としか言い様がないな。

『東京商工リサーチ宇都宮支店は1日、黒毛和牛生産を全国展開する畜産会社「安愚楽牧場」（栃木県那須町）が資金繰りの悪化で、牛の餌等資材の購入代金が支払えない状況に陥ったと明らかにした。東京電力福島第一原発事故の影響で、牛肉の価格が急落した事等が原因としている。同支店によると、負債総額は3月末時点で約619億円で、安愚楽牧場は担当弁護士に資産や負債の調査を依頼。9月初旬に調査を終え、今後の方針を決める見込み。安愚楽牧場は1979年に那須町で牧場経営を開始。繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る「和牛オーナー制度」で独自ビジネスを確立した。東京商工リサーチのサイトでは、安愚楽牧場の倒産速報が出ており、負債総額は619億8705万円との事。』

7月半ば以降に『安愚楽牧場』のサイトを覗いてみたが、相も変わらずにオーナーを募集していていた。

負債総額が3月末時点で約619億円って事は、少なくともその時点で倒産に向かってまっしぐらだったって事になるな。

たった今『安愚楽牧場』のサイトを覗いてみたけれど、何の変化も無かったけどなぁ。

まぁ、2010年に起こった口蹄疫の問題に関して宮崎県の検証委員会は家畜伝染病予防法に違反している不適切な対応が有ったとして指導を受けているんで、胡散臭い部分も有ったんだろう。こんな不祥事をやらかした事を知っている人は、恐ろしくってオーナー制度に手を出したりはしないだろうね。

4～7月迄の4ヶ月間、どれだけの人間がオーナー制度に加入したのか判らないが、負債総額を隠して、オーナーを募集し続けたその罪は万死に値するとも言っていいだろう。

利益金・満了金の支払いが遅延し始めており、4月分からの支払いが1ヶ月遅れていたそうだ。

自転車操業が旨く廻らなく典型だな。

会員数は全国各地で3万人いるらしいから、あちらこちらで悲鳴が上がっている事だろうね。

全額は無理でも、少しでもお金が返ってくるといいねぇ。