あ~あ、やっちゃったねぇ、石川遼。これじゃ『スピードランニング』の聞き流しは、実は丸で役に立たないって言っているみたいなモンじゃないか。これって運営会社の『エスプリライン』から訴えられて、確実に負けるケースだろう。どうする? エスプリライン。今後もCMキャラクターとして石川遼の起用を続けるか?
『米プロゴルフツアーのウエストマネジメント・フェニックスオープンは31日から4日間、当地のTPCスコッツデールで行われる。昨年は1週間で51万8,000人が来場し、ツアー1の集客数を誇る大会に初出場する石川遼(21)=フリー=は、「スタジアム」と呼ばれる名物ホールの16番パー3(162ヤード)攻略に意欲を見せた。プレーの合間にウエーブが起きる等熱狂的な大会で、ヤジも当たり前。だが石川は「(英語が)判らないのでそれは良い方向に働くかも」と前向きに捉えた。16番では、グリーンを外せばブーイングが待っている。「プロが165ヤード前後の距離から乗らなければ、そうなるのはおかしい事じゃない」と覚悟。8アイアンでピンを突き刺すイメージは出来ている。この日は09年全米プロ覇者のY・E・ヤンらとラウンド。改造中のスイングの影響で疲労が溜まっている為9ホールしか回らなかった。ギャラリーが多ければ多い程力を発揮する石川が、今季初の予選突破、そして上位進出を狙う。』
2007年の7月から『スピードラーニング』を始めているそうだから、丸々5年半やっている訳か。『スピードラーニング』がウリ文句にしている、『聞き流すだけで英会話が身に付く』ってセールストークを全否定ですか。困ったモンだね、脳筋のスポーツ選手ってーのは、馬鹿で。
善意的に解釈するならば『(スラングばっかりのヤジの)英語は判らない』って事になるが、CMを観ている限りじゃそんな風には思えないけどな。ヘラヘラ笑いながら相手の言う事に相槌を打ち、一言二言喋るだけ。発音は、まぁ、酷いモンだ。
2009年2月の『ハロー、アメリカ』会見を観てみた。『スピードラーニング』を始めてから1年半以上経っている筈だが、兎に角発音が駄目駄目。大概の日本人は皆これ以下なんだろうが、英語教材の広告塔には全く相応しく無いは確かだ。
まぁ、英会話教材のCMに出ているってーのに、発言が軽率過ぎるね。英語を覚える以前の問題だろな。自分がやってるCM位覚えておいて欲しいモンだがな。
フツーに考えて、英語を聞き流すだけで習得出来る訳が無いと思うんだがな。『エスプリライン』が保証している事は『効果には個人差が有ります』だけだそうだし、『スピードラーニング』さえ学べば、ベシャリが英語で満足の良く様になる事を保証してはいない。
子供の頃から日本語しか学んでいないにしても、成長するに従い、一般的な日常会話では使用しない様な言葉を身に付ける為には、色々な書物を読んだり書いたりし、その意味も考えたりしなければ本当に身には付かない。英語学習も同じ様なモンだろう。
聞き流すだけで身に付く訳が無い。少なくとも、聞き流さずに、集中して聞き取る必要は有るだろう。そんじゃ、集中して聞けば身に付くかと言う事になるが、身に付かないと言う事は無い様だ。ネイティブの英語を耳にしている訳だから、それを真似て発音して覚えてしまえば、覚えたフレーズを使う事は出来る様にはなるだろう。
その結果が、石川遼程度の発音なら、やめとけって事だと思うがね。