ほほぉ、3月時点での負債総額のざっと7倍に増えましたかぁ。
『東京商工リサーチによると、東京地裁に民事再生法の適用を申請した安愚楽牧場(栃木県那須町)の負債総額が¥4,330億8,300万円だった事が15日、分かった。林原(岡山市)の負債1,322億円を抜いて今年最大の倒産となる。安愚楽牧場は「和牛オーナー制度」を運営しており民事再生法の適用を申請し、事実上倒産したが、経営陣が経営危機を認識した7月中旬以降も、高配当を謳った短期運用商品で新規出資を募っていた事が
判った。同社幹部が明らかにした。「会社を存続させる為、何とか資金を調達したかった」とするが、駆け込みの資金集めが被害を広げた格好だ。この幹部によると、7月16~18日に社長ら幹部数人が資金繰りを検討。同月20日付の文書で、牛のエサ等の仕入れ先に代金の支払いの延期を求めた。その一方で、一部のオーナーらには新商品を紹介する文書(同月19日付)を発送。「一口48万円を出資すれば、半年後には52万円を支払う」等とし、実質的な元本保証、高配当で新たな出資を募る内容だった。複数のオーナーによると、同社の東京支店では7月28日迄社員が電話の問い合わせに応じ、新規契約も受け付けていたという。この頃オーナーに届いた同社の月報誌でも、8月末を締め切りにして新規契約を募集していた。幹部は「(7月末迄)営業部は通常業務だった」と話し、全社的に資金集めをしていた事を認めた。』
5月頃から配当が1ヶ月待ってくれとか言い出していたらしいからね。4~7月迄の4ヶ月間で、元々の負債額にプラスする事の¥3,712億円の負債増か。新たに出資者から募った資金を、配当金に廻し続けた結果だろうね。いわゆる自転車操業って奴だ。
何とか、騙し騙し駆け込みの資金集めをしては見た物の、遂にはパンクし、運用が出来なくなっちゃったんだろう。エサ代の高騰と、牛が売れないって事は7月になってから発生した事例だろうから、経営にトドメを刺したのは間違い無いかも知れないが、4~6月迄は関係が無い筈。
5月の遅延発生から、敏感に気付いて配当は無くても良いから出資した金を全額返せって言って、出資金を全額返金させた人もいるだろうから、益々資金はなくなってしまったんだろうねぇ。
3月時点の負債で、会社を任意整理でもしておけば、ここ迄被害は広がらなかったろうになぁ。
一番やばい会社の潰し方だな。
出資者が可愛そす。
『東京商工リサーチによると、東京地裁に民事再生法の適用を申請した安愚楽牧場(栃木県那須町)の負債総額が¥4,330億8,300万円だった事が15日、分かった。林原(岡山市)の負債1,322億円を抜いて今年最大の倒産となる。安愚楽牧場は「和牛オーナー制度」を運営しており民事再生法の適用を申請し、事実上倒産したが、経営陣が経営危機を認識した7月中旬以降も、高配当を謳った短期運用商品で新規出資を募っていた事が
判った。同社幹部が明らかにした。「会社を存続させる為、何とか資金を調達したかった」とするが、駆け込みの資金集めが被害を広げた格好だ。この幹部によると、7月16~18日に社長ら幹部数人が資金繰りを検討。同月20日付の文書で、牛のエサ等の仕入れ先に代金の支払いの延期を求めた。その一方で、一部のオーナーらには新商品を紹介する文書(同月19日付)を発送。「一口48万円を出資すれば、半年後には52万円を支払う」等とし、実質的な元本保証、高配当で新たな出資を募る内容だった。複数のオーナーによると、同社の東京支店では7月28日迄社員が電話の問い合わせに応じ、新規契約も受け付けていたという。この頃オーナーに届いた同社の月報誌でも、8月末を締め切りにして新規契約を募集していた。幹部は「(7月末迄)営業部は通常業務だった」と話し、全社的に資金集めをしていた事を認めた。』
5月頃から配当が1ヶ月待ってくれとか言い出していたらしいからね。4~7月迄の4ヶ月間で、元々の負債額にプラスする事の¥3,712億円の負債増か。新たに出資者から募った資金を、配当金に廻し続けた結果だろうね。いわゆる自転車操業って奴だ。
何とか、騙し騙し駆け込みの資金集めをしては見た物の、遂にはパンクし、運用が出来なくなっちゃったんだろう。エサ代の高騰と、牛が売れないって事は7月になってから発生した事例だろうから、経営にトドメを刺したのは間違い無いかも知れないが、4~6月迄は関係が無い筈。
5月の遅延発生から、敏感に気付いて配当は無くても良いから出資した金を全額返せって言って、出資金を全額返金させた人もいるだろうから、益々資金はなくなってしまったんだろうねぇ。
3月時点の負債で、会社を任意整理でもしておけば、ここ迄被害は広がらなかったろうになぁ。
一番やばい会社の潰し方だな。
出資者が可愛そす。