ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

消え行く書店

2009-12-25 20:12:30 | 日記
自宅から二番目に近いショッピングセンター内にこじんまりとした本屋が有った。

殆ど立ち読み専用に愛用していたが、時々ワゴンセールでCDを処分価格でセールする事が有ったので、休みの日に定期的に通っていた。

とある日、何か掘り出し物が無いかとその本屋を覗いたら、消え去っていた。

唖然としましたね、その時は。

同町内に有ったレンタルショップ、ビデオ、DVDのレンタルだけでなく、雑誌も販売していた。ほぼ立ち読み専門に利用していた。立ち読みする為だけだったらこのショップには行って無い。直ぐ傍に、場末のスーパーと酒屋が有ったのだ。新聞に特売チラシを入れるだけの資本力のあるスーパー。特売品と、このスーパーだけでのみ扱ってるホルモンとか、時々買いに行っていた。ついでに酒屋も。聞いた事も無いマイナーなバーボンウィスキーが格安に売られていた事も有り、時々覗いていた。

そんなある日、スーパーと酒屋が潰れた。あくまでもウワサだが、店長が傷害事件を起こしたらしい。

当然そのレンタルショップからは足が遠のく、出掛ける必要が無くなった為だ。いつの間にかそのショップは潰れていた。

自宅から一番近いショッピングセンター内にやはり本屋さんが有った。休みの日にはよく利用していた。店主と、店主の奥さんとも懇意にして頂いていた。

そのスーパーの真ん前に、ある日、大手書店チェーンの『明林堂』がオープンした。

売り上げ的には、かなり打撃があったのだと思う。

それでも頑張って営業を続けておられた。休日には良く寄ったものである。中古のTVゲームソフトなんかも扱うようになってたな。スーファミ全盛の頃だ。

テナントとして入っているそのショッピングセンターが、大幅に改装する事になった。スーパー内で営業が出来ないので、プレハブの仮店舗で営業を続けておられた。売り場面積が非常に狭い為、一般書籍は扱っておらず、週刊誌、月刊誌のみの取り扱いだった。それでも休日毎に良く寄ってた。

そして、ショッピングセンターがリニューアル。プレハブの仮店舗から、センター内へ移動。売り場面積も昔通り。取り扱う商品も一挙にUPした。やはり、休日毎に良く通ったもんさ。

暫く足が遠のいた時期が有った。その本屋からも、ショッピングセンターからも。新たな食品スーパーが町内に出店して来た為である。ポイントカードが無いのでポイントは付かないが、自宅からも近く、何より価格が安かったのでそちらのスーパーを利用する様になった。

週刊誌、月刊誌の立ち読みだけならコンビニで充分、買って読む雑誌が殆ど無くなった時期もあった為、本屋自体に行く必要を感じなくなっていた。

久し振りにその書店に寄ってみるか、と、ある日思い立ち、出掛けてみる事にした。

無くなっていた。

ショックだった。

おいら一人が買う本の量なんて知れた物だ。それでもなんか申し訳無い気持ちで一杯になった。

コンビニ、明林堂があるので、雑誌の立ち読み、購入に関しては何の問題も無い。

だが、この寂寥感は一体何だろう。

あの書店のご主人一家は、今、どうなさっているのだろうか?

いつの日か、どこか町内で出会ってみたいものだ。あの頃の笑顔のままで、世間話をしてみたい。

イチゴのケーキ

2009-12-24 21:07:21 | 日記
子供の頃だ、夜の食卓にケーキが出た。ショートケーキだったか、ホールだったかは定かではない。

ケーキなんて普段滅多に口にする事が無かったので、やはりクリスマスか何かだったのだと思う。

ケーキの上部にイチゴが乗っていた。

果物のストロベリーではなく、ゼリーで作ったまがい物のイチゴ。

見るからに毒々しい真っ赤な色。ゼリーなので透明感がある。

最初に食べたのか、途中か、最後に食べたのかも覚えていない。

激しく不味かった事は確か。クリームも当然生クリームではなく、やっすいバタークリーム。

今じゃ、もうあんな物どこも扱ってないだろうな。

見つけても絶対買わないけど。

雪印のデコレーションアイスクリーム

2009-12-23 20:36:55 | 日記
TVCMで知った。当時盛んにTVCMが流されていた。

クリスマスを狙ったんだろう。

是非とも食べたかったので、母にねだった。

珍しく希望がかない、買って貰えた。

喜んでクリスマス当日の夜、食す。固い…。オマケに部屋の暖房が充分じゃ無い為寒くなって来た。

結論、真冬に大量に喰うもんじゃないね、アイスは。

同梱されてたドライアイスではかなり遊ばせて貰ったけれどね。

冒険少年シンドバッド

2009-12-20 22:31:01 | 日記
ウロ覚えの記憶だけで書くと間違うかも知れないので、ちょっとネットで調べて記憶の欠落部分を補完しとく。

月~金まで、毎日放送していたアメリカ製アニメーションの帯番組。おぉ、ハンナ・バーバラ・プロダクション製作か。

スポンサーはどこか覚えてないけど飲料メーカーだった事は間違いない。

OP曲の終わり頃に、必ずそのスポンサーメーカの飲料を飲んでた。ココアか、瓶入り飲料。日替わりで飲み物が変わっていたと思う。

マジックベルトという物を締めていて、ピンチの時にそのベルトを締めると上半身がムキムキになり、悪い奴らをやっつける、という非常に判りやすい勧善懲悪物だった。

帯番組だったので毎日観てた。モノクロームTVで。

主題歌は最初の頃は少年少女合唱団が唄ってた。その後曲は、GS調にアレンジされ唄も男性コーラスに変わった。

歌詞はこんなの。

『少年少女合唱団ヴァージョン』

冒険の海だ、船出だ風が呼ぶ、胸にきらめく青い波、
行く手に待つのは、手ごわい相手、怪獣、ギャング、宇宙人、さあ来い僕は負けないぞ、
マジックベルト、マジックベルト、締めて立つ、冒険少年シンドバッド。

『GS調バージョン』

冒険の海だ、船出だ風が呼ぶ、
行く手に待つのは、怪獣、ギャング、宇宙人、
マジックベルト、マジックベルト、締めて立つ、冒険少年シンドバッド。

あれ? 今初めて気付いたけど歌詞が短くなってるよ。

おぉ~、作詞は前田武彦か。

船乗りなのに何故、怪獣、ギャング、宇宙人? 

こうなら判るが…。

怪獣→海獣
ギャング→海賊
宇宙人→異国人

ストーリーの自由度が低くなってしまうのは否めないけど…。

原題は『SINBAD JR. and his Magic Belt』、直訳すると『シンバッドジュニアとマジックベルト』ってとこか。あんまり面白そうなタイトルじゃないね。

魚を食べると本当に頭は良くなるのか?

2009-12-15 19:31:19 | 日記
サカナ サカナ サカナー、サカナーを食べるとー、
アタマ アタマ アタマー、アタマーが良くなるー。

(以上、『おさかな天国』より歌詞を一部抜粋)

本当か? 魚を食べると頭が良くなるってーのは? 

と、言う事は平均的に考えると魚を摂取する事の多い漁村からは続々と成績優秀者や天才と呼ばれる人達を輩出する事になるよなぁ。

農村はあんまり魚食わんから、漁村に比べたら圧倒的に頭が悪いって事になるな。

バランス良く、肉、魚、野菜を食べてる人も漁村の人には敵わないって理屈になる。

国内で手近に考えると、有名大学出身者や現役。漁村出身者はどれくらいのパーセンテージなんだろう?

漁村や、魚河岸なんかで天才が出現してないのは何で? 魚屋の人も基本的には一般の人より魚の摂取量は多い筈なので秀才だらけって事になるなぁ。寿司屋なんかもそうだよなぁ。

ついぞそんな話は聞いた事はないが…。

近年年末年始に良く放映されてる大間のマグロ漁師達、こんな事言っちゃ悪いと思うが、賢そうには見えなかった。

野口英世は農村の出身だし、湯川秀樹も、川端康成も、松下幸之助、安藤百福も、大江健三郎も違うと思うぞ。ビートたけしは下町の出身だし。

海外へ視野を広げてみよう。エジソンはそんなに魚食べてないと思う。ホーキングも違うだろうし、キュリー夫妻も、ショパンも、モーツァルトも、ベートーベンも、スピルバーグも違うと思うぞ。

あのねぇ、天才とか、頭がいいって人達は、努力したんだよ、勉強したんだよ。だから頭がいいんだよ。

魚喰って頭が良くなるんなら、誰も努力しないし、とっくの昔に漁師が世界支配してるっての。

サカナ サカナ サカナー、サカナーを食べるとー、
カラダ カラダ カラダー、カラダにいいのさー。

これは本当にそうだね。ま、汚染されてなければ、の場合ですが…。

米食っても、麦食っても、豆喰っても、肉喰っても体にはいいと思うぞ。