日之出出版が、毎月20日に発売しているエンターテインメント情報誌『DVD&ブルーレイVISION』。同趣向でエンターブレインが発売している『DVD&ブルーレイでーた』と比べ、毎号付録DVDが付属しており、海外ドラマの第1話が複数本、新作映画の予告編なんかも多数収録されていたりするんで、本屋に立ち寄った時に見付けたら買う様に心掛けている雑誌だ。
エンターブレインの『DVD&ブルーレイでーた』は、たま~にしか付録DVDは付かないってーのに、発行部数は『DVD&ブルーレイVISION』の約倍程行っているらしい。流石、大手っちゃー大手なんだろうが、価格も安く毎号DVDが付録に付いて来る日之出出版の方が売れ無いのは何故なんだろうか?
2000年に創刊された後発雑誌なんだが、日之出出版には今後とも頑張って欲しい物だ。
それは、さて置き。バックナンバーである2012年8月号をパラパラと捲っていたら、連載コラムである『TBSアナウンサー高野貴裕のべしゃり小屋』でとっても可笑しな記述を見付けた。
この号ではゾンビ映画をテーマに書いてあるのだが、ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の制作年を’78年と書いて有った。
はて? 10年程ばかし間違っていやしないかい? と、思い調べて見た所、思った通り’78年制作では無く、’68年の制作となっていた。’78年に制作されたのは世界中で大ヒットした『ゾンビ』の方だ。
’73年の『ザ・クレイジーズ』、’77年に制作された『マーティン』がカラー作品なんだから、モノクローム映画である『ナイト~』が’78年制作の筈が無いんだがなぁ。
さて、これはTBSアナウンサー高野貴裕が間違って書いた物を、編集部がロクに校正もせずに印刷に廻してしまったのか? それとも、印刷所の誤植なのか?
9月号を入手しそこなったので、訂正記事が載ったかどうかは不明。高野のオフィシャル・ブログでも、この事には触れられていない。
一体何処が、チョンボしたのかは今の所謎のまんまだ。
悪いのは一体誰だ?