【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

オンプレーン系のスイングをすればするほど腰痛に…。

2019年06月02日 21時10分25秒 | ゴルフ
インターネット上のスイングレッスンの動画などを見ると
 この人「本気で」言ってるのかな…と思うほど
 強引なスイング論を展開しています。

手でシャフト、クラブを振るスイングの基本は
 車のハンドルを切るような 左右の腕の捩じりによって
 ヘッドを速く、 シャフトを素早く振ることです。
ヘッドを前に出す (スイング軌道の進行方向の前) 
というのは積極的ではないですが
 グリップを後ろに下げる という事と同意語です。

当然グリップが後ろ、体に対しては右側に残り易くなります。
 今のスイング論では体重移動があまり語られない 
のは そう言う背景があり、
グリップが右に残れば 体重移動は出来ない のです。
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上を向いて 体重は右 (これも同義語みたいですが) となれば、
左腰 左側帯は伸び 右腰、右側帯はつぶれる姿勢を多く作ります。

運動の一番はげしいところ で 常時、右腰がつぶれ、左腰が伸びる。

そのうえ オンプレーンスイングで
 満足する当たりを出すのには
 本来必要な練習量や球数の数倍必要になります。
 2時間打ちっぱなし みたいな練習方法です。

まあよほど鍛えていない成人男性では 右の腰はもちません。

体を上に向け(左サイドが非常に高い姿勢)
 体を開いた状態でインパクトに入っても 
ボールを見ようとするので 首の左側が極端に伸ばされ
 ここを痛める可能性も否めません。

あと グリップの移動を抑え、
 ヘッドの移動を多く速くしますから 
その支点になる左手首、左ひじは かなりねじりによって負荷がかかるので
 ここも痛める箇所です。
右腰。左首。左手首。左ひじ。 そして必要不可欠な過度な練習量。 
スナップショット 1 (2014-06-26 13-45)
私、思うんですけど 
今のプロゴルファーやスイングを教える人って
 当たり前ですが 
それを職業に出来るほどの練習を持って
 そのスイングを身に着け、 
練習量を維持しないとすぐにそのスイングは自分から離れる…
 そのことを忘れているんじゃあないですかね。 
アマチュア、オジサンゴルファーは スイングは覚えたいけど、
覚えたらそれを維持するための 
練習が欲しいとは思っていません。
 そこの齟齬に気付いていないような気がします。
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ゴルフ◇芯を喰う…のお話し

2019年06月02日 19時08分16秒 | ゴルフ


 

ゴルフでよく言われる「芯を喰う」は 結構誤解されていると思います。
今のゴルフクラブはどれも 慣性モーメントが高く 
☞慣性モーメント…その姿勢や運動を維持する力 フェース面であれば だいたいどこに当たっても 大きくは飛距離も方向もブレません。
にもかかわらず 確かに芯というのは存在します。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)
それはフェースの真ん中に当たることですか?
では 試してみて下さい?  クラブを誰かに持って貰うとか、固定して  自分が思うフェースの真ん中  自分が思う「芯」にボールをぶつけてみて下さい。  出来れば 色々な方向からボールをぶつけて下さい。  同じ音 ではありませんよね?  ぶつける方向によって音が変わりますよね?  同じような場所にぶつけているのに…。
それが芯の正体です。
ゴルフショットは当然運動中、移動中のものです。 ボールは単純に 速度や重さの積算の破壊力が 速度や回転などに分散して  飛んだり曲がったり上がったりします。 ですので フェースの面の「どこか」に当たるよりも 
どういう方向からどういう方向に動いて そのうえでどういう姿勢の、どこで当たったか によって 破壊力は分配されます。
インパクトの当たり箇所や当たり姿勢は 結果の判別で利用できる程度に考えなくてはいけなくて、 インパクトの当たり箇所や当たり姿勢を 静止画で、静止のコマ として捉えている限り ゴルフの向上は必ず頭打ちします。 必ず手打ちに行きつき その考えがある限り、手打ちから卒業することは 絶対に出来ません。
インパクトはあくまでも流れの中の一部であって この流れの中の どこかに存在し この一連の流れの中で ある程度ズレた位置や ズレた時間、ズレた姿勢になっても 差が出ないようにしていかなくてはいけません。
もう一度言います。 
フェースの面の「どこか」に当たるよりも どういう方向からどういう方向に動いて そのうえでどういう姿勢の、どこで当たったか ではなく、流れの中で 多少ズレた箇所、ズレた場所、ズレた時間 で当たっても、それに左右されにくいショット スイングを作っておくことが重要です。
昔もいいましたが スイングは自分の意志も動きと その動かしたクラブの重力や遠心力 クラブの作り出す良くも悪くも負荷とが 掛け合わされたものです。
半分は自分の動作 半分はクラブの不可抗力によって 生み出されます。
よって どこの箇所であっても 静止のなにか ヘッドの姿勢であっても、クラブの姿勢であっても フェースの当たり場所であっても それを追い求めている限りは 一生涯やっても 答えは見つかりません。
その流れの中で 出来るだけブレが少ない通り道、姿勢 ゴルフクラブは常時移動している という観念の元で スイングを構築しない限り 必ず 自分の動かしたクラブの発生させる不可抗力の虜 になるだけです。
トップの位置からインパクトまで平均で言っても 0.15秒 ドライバーであれば インパクト…  ヘッドとボールの接触する時間は 1/3500秒です。  0.0003秒
その刹那の時間を静止でイメージすることは スイングを流れのモノにしません。
スナップショット 1 (2015-09-05 1-32)
ゴルフスイングの芯を喰う とは ヘッドの動いてきた方向と ボールの飛ばしたい方向、そしてその姿勢、当たる箇所 それらの総合です。 決して 緩く入れてくるとか 飛球線の真後ろからヘッドが入ってくるとは違います。
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