インターネット上のスイングレッスンの動画などを見ると
 この人「本気で」言ってるのかな…と思うほど
 強引なスイング論を展開しています。

手でシャフト、クラブを振るスイングの基本は
 車のハンドルを切るような 左右の腕の捩じりによって
 ヘッドを速く、 シャフトを素早く振ることです。
ヘッドを前に出す (スイング軌道の進行方向の前) 
というのは積極的ではないですが
 グリップを後ろに下げる という事と同意語です。

当然グリップが後ろ、体に対しては右側に残り易くなります。
 今のスイング論では体重移動があまり語られない 
のは そう言う背景があり、
グリップが右に残れば 体重移動は出来ない のです。
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上を向いて 体重は右 (これも同義語みたいですが) となれば、
左腰 左側帯は伸び 右腰、右側帯はつぶれる姿勢を多く作ります。

運動の一番はげしいところ で 常時、右腰がつぶれ、左腰が伸びる。

そのうえ オンプレーンスイングで
 満足する当たりを出すのには
 本来必要な練習量や球数の数倍必要になります。
 2時間打ちっぱなし みたいな練習方法です。

まあよほど鍛えていない成人男性では 右の腰はもちません。

体を上に向け(左サイドが非常に高い姿勢)
 体を開いた状態でインパクトに入っても 
ボールを見ようとするので 首の左側が極端に伸ばされ
 ここを痛める可能性も否めません。

あと グリップの移動を抑え、
 ヘッドの移動を多く速くしますから 
その支点になる左手首、左ひじは かなりねじりによって負荷がかかるので
 ここも痛める箇所です。
右腰。左首。左手首。左ひじ。 そして必要不可欠な過度な練習量。 
スナップショット 1 (2014-06-26 13-45)
私、思うんですけど 
今のプロゴルファーやスイングを教える人って
 当たり前ですが 
それを職業に出来るほどの練習を持って
 そのスイングを身に着け、 
練習量を維持しないとすぐにそのスイングは自分から離れる…
 そのことを忘れているんじゃあないですかね。 
アマチュア、オジサンゴルファーは スイングは覚えたいけど、
覚えたらそれを維持するための 
練習が欲しいとは思っていません。
 そこの齟齬に気付いていないような気がします。