【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ミスショットの原因はクラブ「セッティング」です

2019年06月09日 19時09分59秒 | ゴルフ

同じメーカーの、同じ機種を、同時に揃えたから と言って、

セッティングが流れ になっているとは限りません。


 その場合であっても、 9割がた

  ミスを誘発するなんらかの要因は潜んでいます。


お客様の持ち込みのクラブを 長年見てきました。

 数千セットは見たのではないでしょうか?


ある程度データを取って 

そのデータと

 フェース面のボール跡、傷、 ソールの傷、グリップの傷み具合などを

照らし合わせます。

007


スイングやショットを見る前に 

おおよそ どのクラブが苦手、もしくは上手く行き難い か

 どのクラブはよく使っているか、使っていないか、

 ショット全般に置いての悩みも見当がつきます。
 

ものすごく硬いシャフトを使っている(好きな)人の傾向は 

セットの中に

 ❶シャフトの柔らかい 

❷ヘッドが重い/重く感じる 

❸ヘッドが大きい、シャロー形状、重心距離が長い 

❹ロフトの寝ているモノ そう言うものが入っていると  

あまり得意な番手ではないようです。

逆に柔らかめなシャフトを使っている(好きな)人の傾向は 

❶シャフトの硬い 

❷ヘッドが軽い/軽く感じる 

❸ヘッドが小さい、ディープ形状、重心距離が短い 

❹ロフトの立っているモノ


市販のゴルフクラブの傾向としては  

総じて…ですが、同じ機種であっても 

ドライバーよりもフェアウェイウッドの方が 

ヘッドが軽め・シャフトが硬め が多く、

 硬いシャフトの好きな人にとっては  

そのウッド系の中では ドライバーが苦手になります。

✋そのパターンだと 

その傾向の方は  フェアウェイウッドよりもユーティリティを好みます。

✋同じ機種の同じ銘柄のアイアンセットであっても 

 シャフトのセッティングにはかなりばらつきがあり、  

シャフトの硬さが玉石混交、 

 数種類の硬さが混在するセットが殆どです。  

その傾向は  均一なモノを作りにくい軽量スチールの方が強くなります。

つまり スチールシャフトのセットの方がバラツキは多いのです。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)


硬めのシャフトを好んで使う人は 

現在の一般的なゴルフクラブセットの組みあわせ


 デカヘッドのドライバー/グラファイトシャフト  

小振りな軟鉄のアイアン/スチールシャフト

というこの奇妙奇天烈なセットと呼べない 

組み合わせでは 

 スピードで解決できる 中距離系のクラブは得意 ですが

 ✊ヘッドが大きく、シャフトがアイアンに比べ 

 極端に柔らかいドライバーはなかなか上手く行きません。 

✊困ったことに 硬いシャフトを好み方は 

 スピードで解決する傾向は強いので  

スピードで解決できない ロフトの寝たウエッジなどを 

 不得手としているケースが多く、  スコアの伸びの歩留まりはかなり早いです。


本来、スチールシャフト、

特に軽量スチールは 番手が下になるほど 硬めになって行きます。 

5番アイアンに比べると ウエッジが 1フレックス以上硬め

の「同じ銘柄・同じ硬さ表示」 のセットと呼ぶもの、が標準品です。 

ですので、硬いシャフトが好きな人にとって 好都合の筈なのですが、

ウエッヂは万事が万事 スピードで解決できません。 

煽り傾向も非常に強いので、 

ウエッヂがロフト通りには距離が出ず、

 番手の流れの中で  ロフトが寝てくると どんどん距離差が広がります。

IMG_0459


ヘッドが軽く、シャフトの硬いクラブの特徴は 

(使う人の特徴…ですね) インパクト付近で 

クラブだけが動いていることです。 (ショットの、インパクトの慣性モーメントが低い)
ですので 

ラフやバンカー、ベアグランドなど 

ヘッドにボール以外の負荷がかかるショットに弱くなり

 それをさらにスピードで解決しようとして 

動作が速くなったり、大きくなったり してミスるのです。

また 硬いシャフトを好み人の場合、

 ヘッドスピードを上げても 

高さが増す、スピンが増える、 

余りにもロフトを寝かして煽っていると 逆にボールが低く、

緩く、遅くなったりもするので 

ヘッドスピードと距離の関係が確立できないため、  

グリーンに近づくほど苦労したりします。
と同時に シャフトは硬いの(ドライバーと比べ)に 

 そのヘッドの形状が苦手なので  

フェアウェイウッドを嫌う人が多いですね。 

バックにはユーティリティの花が咲いています^^

全体的に 練習量・練習頻度でゴルフを良くするので

 ある年齢になると体が痛み始め、 

その練習量と頻度に比例して、ゴルフの向上が止まります。

その時になって クラブに頼ろうとしても 兎も角 

速くクラブを動かしてしまいたい人には 

ゴルフクラブの、クラブヘッドのお助け機能は 

邪魔のモノになるだけですから、

 買い替えても、結局、同じ毛色のモノになるだけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現在のゴルフクラブに関する不思議

2019年06月09日 14時01分33秒 | ゴルフ

どうして 気にならないのかしら と 強く思うのです。


良い悪いにかかわらず 現在のスイングの主流は

 ヘッドを返す、シャフトをしならせてしなり戻す

  フェースローテーション全盛時代 です。

ヘッドを返すにしても シャフトをしならせてしなりもどす にしても

ヘッドの大きさ⇒重心距離  シャフトの硬さ~柔らかさ 

によって その動作のスピードや加減や加速ポイントなど

違い、差が有ると思うのです。

重心距離の長いモノの方が ヘッドは開きやすいですが

 ヘッドは閉じにくいです。

 シャフトの柔らかいモノの方が ヘッドは開きやすいですが 

ヘッドは閉じにくいです。

重心距離の長いモノは シャフトはしならせ易いですが、

 しなり戻しはし難くなります。 

シャフトの柔らかいモノ方が シャフトはしならせ易いですが 

しなり戻しはしにくくなります。


重心距離長い✖ シャフト柔らかい✖

重心距離長い✖ シャフト硬い◎

重心距離短い◎ シャフト柔らかい✖

重心距離短い◎ シャフト硬い◎

ざっくり ですけれど

 ヘッドの返し・シャフトのしなりしなりもどし のし易さはこういう関係です。



(アイアンの事情) デフレや世の風潮 

ゴルファーの平均年齢はどんどん上がっていますが

 スチールを使えるかものあこがれ・願望から 

アイアンはスチール以外選択肢なし にまでなりました。
✋まあ そこは予算有り、あこがれあり、好みあり ですから

 可でも不可でもありません。

軽量スチールは素材の強化によって、

 より手元(グリップ側)を薄く軽くする強く

 で成り立っているが

故に 重いヘッド・重心距離の長いモノを嫌います。

 グラファイトのモノと比べると 

0.5~1インチ短めで ヘッドも軽めです。


(ドライバーの事情) ルールの制限、 

ヘッドの体積の制限 ⇒これを視覚的に改善するため、

シャロー化 モーメントの最大値 ⇒シャロー化

 飛距離を造る要素の制限が多くかかっているので

 46インチが一般化してきてもいます。

ロフトやフェース向きの変更などの  ネック廻りをいじくれる 

のし易さ は サイドのあるディープな形状よりも

 シャローの方が圧倒的に製造が楽ですから

 シャローなドライバーヘッドの流れは止まりません。


46インチの長さになった 大型のシャロー

 👉重心距離の長いヘッド 飛ばすために 

やむを得ず 柔らかくしたウッドシャフト

小振りになったアイアンヘッド 軽量スチールという

 ウッドと比べると格段に硬いシャフト

このギャップは年々開いている感じがしてなりません。


ヘッドの返し易さ・シャフトのしなりしなりもどし易さは

クラブ長い✖ ドライバー✖ 

クラブ短い◎ 9番アイアン◎

クラブ長い✖ 重心距離長い✖ シャフト柔らかい✖ 

クラブ短い◎ 重心距離短い◎ シャフト硬い◎


現在の ドライバーとアイアンの噛み合わせ は 

ゴルフ史上 一番遠い関係にある、

 まったく 別なモノ と言って良いと思います。

 このままでは ウッドとアイアンは別々な打ち方が

必要になってしまうほどです。



現場 で考えると 2ショットを1ユニットとして 

OBで連続二回ドライバーを使うのと 

ドライバー ⇒ アイアン を使う回数の方が 

断然、圧倒的に多いはずです。


どのドライバーが良いとか 悪い 好き嫌い 

これも重要ですけれど 

この ドライバーとアイアンの噛み合わせの良し悪し は

スイングやタイミング、そしてミスにも直結する筈で 

それって 気にならないのでしょうか?

不思議というか このドライバーが合ってるとか 合ってないとか

 それを選べる、判別出来るんなら 

その 噛み合わせの差もわかるんじゃないですか? 

逆に言うと その噛み合わせが感じられないのに 

どうやって ドライバーの合う合わないを判別してるんでしょうか? 

なぞ です。

良い球とか、より距離 であるのならば 

その ドライバーとアイアンの噛み合わせは 

必ず 結果に直結するので 

その噛み合わせの悪さは分かると思うんですけど


 いったい ぜんたい 何がクラブの判別基準なのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフグローブのお話し

2019年06月09日 12時00分18秒 | ゴルフ
手のマメのお話^^
 鬼のような練習量があれば 
それはそれで出来てしまうのかも しれませんが、
まずシンプルに用具でマメは防止出来ます。

まず 手に汗をかいて 
手袋がかなり湿ってきたら 
乾いたものにローテーションしてください。
 何枚かでローテーションすれば
 そこそこの球数打っても マメを作らずに済みます。
スナップショット 6 (2013-09-07 13-16)

次に 多くのゴルファーがそうですが 
大きいグローブを使い過ぎです。 
お店に来られた方は分かるかもしれませんが、
 私は手が大きいです。 
プロスポーツ選手(バスケとかプロレスとか) そう言う人を除いて、
自分より手の大きい人に会ったことがありません。


 多分 皆さんのグローブ選びの観点で言うと

 サイズは L ➡ 26とか25 を選ぶと思います。 でも、私が実際にしているグローブは メーカーや機種,素材にもよりますが、
 22か23 です。 (コースで使うのなら 21も考えます) 

どこかで書いた記憶がありますが、 
大きい手袋を使うというのは とても損しています。
 ぴったり、もしくはキツキツのグローブを使えば 
握力を多く使わなくとも 
グローブがグリップを握ってくれます。
 そして、小さめのグローブでは 
自然の手のひらが手のひらとして使え
 拳骨を作ることが難しくなります。
 正しく握りやすくなる ということです。


 手のまめは 湿っていることから始まりますが 基本は摩擦です。 
スイング中に動かしている というのもありますが 
大きな手袋は手袋の中で手が遊んで 
手袋自身と手の不必要な摩擦が発生してしまいます。
スナップショット 1 (2013-09-09 13-43)

新品を装着する時はきついかも知れませんが
 慣れてしまえば 小さめのグローブは
グリップすることの 補助具として大変有能です。

 ○○シープの本革の手袋を使う必要なんてありません。 
1000円もしないような合皮のもので十分です。 
自分の手の入れられる最小サイズ 新品の時は 
少々しびれる位 小さめのグローブを 一度試してみて下さい。
(痛くない程度のものね)
 使い込んでくると伸びてくることも計算に入れてくださいね。

 最近の伸びる素材を使っているものなんか
 本来のルールでは 違反? じゃないか 
という位 かなり補助具として使えます。 
是非 試してみてください
 グローブを変えるだけで 多分グリップも変わってきます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする