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世界最大の原子力砕氷船の起工

2013-11-08 | 北極圏ニュース
世界最大かつ最も強力な原子力砕氷船の建設がサンクトペテルブルグのバルティック・シップヤード(Baltic Shipyard)社で始まった。
Atomflot社(ロシアの原子力砕氷船運航会社)のウェブサイトによると、この砕氷船の起工式は2013年11月5日行われた。
この船は2基の原子炉を搭載し、縦の長さ173メートル、幅が34メートル - 現在の最大の砕氷船“50 let Pobedy”(1987年ソ連時代に起工され、2007年処女航海した)より14メートル長く、4メートル広い。
新しい砕氷船は2017年から一年中北極海航路での操業が可能で、値札は11億ユーロということだ。
同じタイプの2つ以上の砕氷船の入札が発表されており、それらもバルティック・シップヤード社で建造されることが期待されている。
Atomflot社のVyacheslav Ruksha曰く
「ロシアは世界で唯一広大な北極海で一年中ナビゲーションを提供することができる国であり、これは、原子力砕氷船艦隊によって達成される。保全とその技術、運用能力の開発は、常に我々のロシア政府の優先事項でなければならない。」



現在の世界最大の砕氷船“50 let Pobedy”

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