THE ARCTIC - オーロラの地を旅する

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ラップランドへ

2012-09-07 | 北極圏旅行2012秋
5~6月に北極圏を旅したばかりなのだが、また懲りずに旅立つことになった・・・
9月6日フィンランド航空AY78便は、予定通り10:45関西国際空港を飛び立った。
まっすぐ北に向け、ロシアのシベリア上空を飛ぶ。窓からシベリア北極圏のツンドラ大地がはっきり見える。蛇行する川、点在する湖・・・もちろん、まだ雪で覆われてはいないようだ。



ヘルシンキVaantaa空港に15:00前到着。着陸もきわめてスムーズだった。雨が降っていたのだろうか、滑走路が濡れている。空は雲は多いが陽は出ている。
イヴァロへの便が20:15発なので、5時間強空港でトランジットということになる。フィンランドの空港は、乗客でごった返している。中でも日本人の姿が目立つ。日本人の団体が添乗員の前で説明を受けていたり、免税店でお土産を物色している。みんな紅葉やオーロラ目当てに来たのだろうか?それとも単なる他の欧州への便の乗り継ぎ?日本から最短でやって来れる都市というのが宣伝文句のヘルシンキは、やはり日本人にハブ空港として人気なのかもしれない。北欧らしく、おしゃれで近代的な空港のショップは、ウインドウショッピングも楽しい。フィンランド人と日本人しか知らないと聞いていたムーミンだが、どのショップもムーミングッズでいっぱい・・・



KIOSKで、レジのお姉さんに勧められるまま“dna”のSIMカードを買う。7.9ユーロで7ユーロ分すでにチャージされているという説明だ。で、実際購入すると、なぜか5.9ユーロで購入できた・・・キャンペーンかなにかで、割引があったのだろう。



1階のアライバルホールには、スターバックスとその前にスーパーがあった。コンビニより少し大きめ程度の大きさのスーパーだが、野菜や肉など食料品から、洗剤、下着やムーミンのマグカップまで置いてある。
とりあえず、今日の夜食のインスタントラーメンや、ビスケット、フルーツ、出発ゲートのベンチでかじるサンドイッチなど購入。物価の異常に高いイメージのある北欧各国だが、円高のおかげで安く感じる。しかし、よく考えてみると日本と同じくらいか・・・
天気予報をチェックしてみると、イヴァロの天気は夜にかけて晴れということだ。オーロラ予報も中規模のものが現れるということで、初日から我々のテンションは針が振り切れそうに・・・
今回の旅は、オーロラ観賞とラップランドの紅葉がテーマ、ということになるが、秋は晴天の日が少ないことは、前回の旅行で十分思い知っていた。たまに夜晴れたとき、オーロラが発生していればラッキー、ぐらいな感じに思っていた。太陽の活動が激しい今日この頃。きっとすばらしいオーロラが拝めるに違いない。

フィンランド航空AY471は定刻20:15、イヴァロに向けて離陸。まだ空は明るい。まっすぐ北に進路をとる。しかし北に進むにつれ、眼下の雲は増えていき、しばらく進むjと一面雲で覆われてしまった・・・話が違うやないか!
雲海が紅く染まって美しく広がっている。もう少し日が暮れるのが早ければ、窓からオーロラを見ることも可能なのだが、まだ空はしばらく暗くなりそうにない。
21:50イヴァロ空港に到着。飛行機を降りると、滑走路が濡れている。厚い雲のため、雲の上とは違ってもう地上は真っ暗。しかも予想通り寒い。気温は4、5℃ぐらいか・・・

タクシーで空港からキャンプ場に向かう。近頃の天気どう?と尋ねると、降ったり止んだりだねという返事。秋のラップランドはずっと曇りというイメージが強いが、近頃は雨も多いのか?
しかしメーターが激しく動くんだが・・・10分ぐらい走っただろうか、6.2km先のキャンプ場のレセプションに到着。20.40ユーロなり・・・レシートを見ると、初乗り8.8ユーロ、1.78ユーロ/km、42.10ユーロ/hと書いてある。タクシーから外に出ると、またパラパラわずかに雨が降っていた。

予約で、オーロラの見えやすい周りが暗いコテージ希望、とリクエストしていたので、一番奥の周りが真っ暗なコテージがあてがわれた。今となってはどうでもいいんだが・・・

本日の宿 : Ivalo River Camping 

Booking.com で予約して、5人用コテージが60ユーロだった。
コテージには、冷蔵庫、コーヒーメーカー、テレビ、電気コンロ、電子レンジがあった。
別棟にトイレ、キッチン、シャワー室がある。
Ivalo空港から6km、Ivaloの町まで4km。夏は毎日受け付けは夜中2時までだが、今の季節は木から日までが、2時まで。
受付の横はカフェ&バーで、同じく2時まで開いている。
WiFiは、受付のある建物のみ無料で利用可。

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