数日前から、乾燥機から変な音がし始めた。
おそらくドラムを回すベルト近辺だろうと当たりをつけ日曜にでも直そうと思っていたらついに今日停止した。
まずい!早く直さないと明日からの洗濯物が乾かない!
それより今乾かしている洗濯物が乾かない!
夜勤に来ていくものもあるのに。
とりあえず急ぎの仕事をやっつけ乾燥機をばらしてみた。
原因はすぐわかった。
ドラムの裏側で送風関係のベルトが外れていた。
これをはめ直せばすぐなおる。
と思ったらとんでもない!
画像二枚目の小さなプーリにベルトをかけられない。
プーリの片側がもげて落ちてしまってる。
さあどうする!?
部品なんかもう手に入らないほど古い乾燥機。
プーリを作り直すか?
よく見るとモーターのシャフトにネジが切られていてそこにプーリをねじ込む形。
が、いざ外してみたらネジは左ネジ!
しかもインチネジだった。
作り直すにはそのネジを切るタップが必要。
手持ちを探したけどそんなのない!
となると残された方法はプーリの修理。
もげ落ちた片側を作って本体にくっ付けるしかない。
材質は樹脂。
幸い材料はある。
取り付け方法はネジで、と思ったけど、古くなった樹脂は割れやすいから厳しい。
事実、そのせいで壊れたんだから。
そこでいつもの強力2液性接着剤。
ゴルフクラブ修理用のもの。
これならたぶん付くし強度も行けると思う。
これでダメなら買い換えしかないんだからやるしかない。
各部の寸法を決め旋盤で樹脂材を削りだし
相手側も多少成形し
くっ付ける。
ベルトのかかる溝部分は完全に硬化してからやる。
硬化まで1時間もあればいいはずだけど成形するので念のため押し付け固定した状態で明日まで置く。
乾燥途中の洗濯物はもう一台の洗濯乾燥機で乾かす。
が、これはあまりよくないので使いたくない。
緊急避難だ。
なんとか直ってくれよ!
とりあえず一旦片付け。
そして、これは序章にすぎない。
いま、仕事のコンプレッサーも壊れかけていて、日曜に直す予定だ。
さらに井戸のポンプも瀕死の状態で水を汲み上げてくれている。
いつ止まってもおかしくない。
直すにしても交換にしても大金がかかる。
自分で直せればいいけど。
車も、パソコンも、仕事の機械もみーんな壊れていく。
そのうち俺自身が壊れそうで恐ろしい。