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1187.法規範と道徳

2015年06月23日 18時26分05秒 | つぶやき
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最近読んだ憲法の基礎本。
これがなかなか面白くて、1週間もしないうちに読み切ってしまいました。

憲法の本というと、何とか大学のえらい教授が
難しい言葉で、ぎっしりと憲法の解釈を綴る。。。
1ページ目から眠くなりそうなイメージですが、
私の読んだ本はこちら

「よく分かる憲法」(←ぴってしてね)

今更「一から」というのも恥ずかしいのですが、
ちゃんと勉強をしてこなかった私が悪いわけで。
恥をしのんで、購入。
これがまたわかりやすく、読みやすい。
おすすめします。ぜひどうぞ。


この本を読んでから、
最近話題になりました、「絶歌」出版のニュースについて思ったことがあります。


憲法21条(集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密)

1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

2. 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

上記条文に基づき、
さまざまな、多くの批判を浴びながらも、「表現の自由」が守られ、出版がなされています。
この書籍の内容を知りたいという方の「知る権利」も守られています。



しかしながら同時に、この参考書に載っていた「法規範とその他の社会規範」のことも思い出しました。


社会規範とは、「社会の中で守るべきことを指図されること」と書かれています。
その種類としては法規範も含まれ、他に宗教とか、道徳などがあげられます。

その中での道徳。
本には「崇高な理想のもとで高貴な人間となることまでも期待するものであるが、国家の強制力を伴う制裁を受けることはない。」
と書かれています。

それを踏まえて
今回の絶歌出版は「道徳違反」にあたるのではないかと思いました。
法に触れるものではないから、国家の強制力を伴う制裁(罰則とか、出版禁止とか)はないけれど、
道徳の面から見たら、よくないんじゃないかと感じました。


遺族に知らせずに出版をしたことで、遺族は大変悲しい思いをしているようです。
自分の大切な人を奪った者が、自分の大切な人のことを本で取り上げて
いろいろ書いているのはいやだと思うでしょうし、
それを遺族が知らないうちに、公の場に出す(=出版)行為をされたら、
ますますつらいことでしょう。

「道徳」というと難しくなりますが、
人の嫌がることはしない
人を悲しませることはしない
人を傷つけることはしない
これが道徳と思います。

法の制裁を受けなければよいのではなく、
まずは、この本を出すことが道徳に反しないのか?
人を傷つけたりしないか?悲しい思いをさせないか?ということを考える必要があると思います。
そのような方に対して、事前に知らせ、理解を得てから出版する。


筆者には、一番大事なことが分かっていないんじゃないかなと思いました。
いかがでしょうか。

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