goo blog サービス終了のお知らせ 

『斬(ざん)』

移転しました。
移転先:http://souryuusei.blog61.fc2.com/

閲覧制限制ブログの嫌悪感について

2006年05月24日 | ブログの話
ekken♂:パスワード制ウェブサイトが楽しくない理由
を読んで、PASS 制ブログ運営者として、思うことをつらつらと。

 PASS、つまりパスワードを知ってる人は PASS できる。

 非公開、誰にも見られない自分だけがみられる状態。

 結局、問題はリンクからのリファで、相手にわかるということがネック。
なら、2ちゃんのような、h 無しならいいって話?でも、無いでしょ?根本は。

 ブログの草稿記事は非公開でもリンクできるし、そこから飛ぶことも可能。複数人管理が出来るブログなら草稿記事でもお互いが読める。

 結局、複数(書いた人以外)が、関わる場合の非公開は、相手に知らせる方法を取ると嫌われるってか、疑われる。ってことだね。やっぱり、こっそりやるなら、相手に見つからないようにやれって事でもあるな。知らないトコでは、何言ってるかなんて分らないわけだし、その方法は、2ショットチャットでも、IP電話、メッセ、メール等々、リアルの井戸端会議まで、他に多数ある。でも、癇に障るってのは、不審を抱かせるアクションである、リンクリファというもので取ってしまうということか。断っておくけど、オレがそれをやってるってことじゃないからね。今は、様々な状況を想定して上げているんです。

 だから、リンクリファが、草稿中の書いた人のみしか知らない場合は、不審には思わないって事だろうか?ってか、そこまで不審に思ってしまうと、多くのブログサービスの草稿、非公開記事には、リンク入りで保存できなくなる。ってことになる。

 このあたりが、感情的な嫌悪なのか、システム上の問題なのか、何が嫌がられているかってのが、気になるなぁ。

 オレのやってる PASS 制ブログについて言えば、コミュニティを作る意図は全く無い。あそこは、オレのデーターベースでしかない。PASS 制移行前に、それを読みたい人がいたので、その人には、PASS を教えた。で、それでは PASS を持ってない人に不公平になるので、リンクされた方は、何が書いてあるか気になるだろうから、閲覧できるほうがいいということで、公開版にその事を記載してお知らせした。だから、
パスワード制御とか指定アカウント保持者のみの閲覧許可って、要するに「自分の意図しない人には読まれたくない」「嫌いな人は(パスワードを変えたり閲覧拒否アカウントにして)出て行ってもらう」ということですよね。
ekken♂:パスワード制ウェブサイトが楽しくない理由
の中では、「自分の意図しない人には読まれたくない」はその通りです。オレのデーターベースをデーターベースと認識し、尚且つ、そこに書かれていることは、本意とは違う間違っている内容を多く含んでいますよ。ってのを、知った上で、それを了承した上でなければ、閲覧許可は与えられないですよ。だから、決して敷居は高くないのです。難しくないルールを理解でき、守れるなら誰でもOKです。でも普通にそれを Web で公開すれば、直リンク等でまったく知らずに入ってくる事ができる。これは観る方、見せる方、双方にとって危険。だから、1クッション入れなければいけないのです。

 「嫌いな人は(パスワードを変えたり閲覧拒否アカウントにして)出て行ってもらう」では無く、ルールを理解できない、または守れない人は出て行ってもらうです。つまり、この PASS 制ブログが、どーゆー意図で運営されているかを理解してもらえなければ、見せることが出来ないのですよ。ただ、それだけです。

 ただ、今回の一件で、不審を抱く方々が、多数いることはわかりましたので、たぶん PASS 制ブログはデータ移管後に閉鎖するでしょう。妙なコミュニティを作って、陰口言ってると思われるのは、オレはいいとしても、そこを利用してる人たちにも迷惑をかける恐れがありますからね。

 完全非公開の、個人用データーベースに移行していく予定です。まったりですけどね。

 つーことで、データー移転処理に時間がかかりますので、更新頻度が落ちますです。


[TB:ekken♂:パスワード制ウェブサイトが楽しくない理由]

スパイスはホドホドに

2006年05月21日 | ブログの話
takoponsの意味 - 毒は、吐いた本人に返る。

を読んでの触発。

 毒と書くとちょっと表現が違ってしまうんですが… 毒をスパイスと考えると面白い。

 料理の場合、上手い料理ってのは、食材、調理方法、調味料などの主となるものと空間やお皿や小道具、盛り付けなど副となす様々な要因で、その上手さ(旨さ含む)が出来上がると思うんです(もちろん料理人の腕ってのは当然あるんだけど、それは基本なんで書くこともないかと)。ブログにしても、ネタ、文章方法、文体、などが主で、テンプレや画像などが副にあたるんじゃないかと思います。

 で、美味い料理を作っても、何か物足らなさを感じたときに使うのが、スパイスだったりしますよね。そのスパイスはもちろん料理内容によってコショウだったり、ワサビだったり、唐辛子だったりと様々なわけですが。料理を引き締めたり素材を引き立たせる意味において、そのチョットしたスパイスってのは、入れる入れないで格段の差を生む場合があります。

 記事の場合も同じで、上手い文章なんだけど、何か物足りないと感じる記事ってあると思うんですよ。でも、そこにちょっとスパイスを加えて毒っぽくしたり、文体を変えたりすると、記事が生き生きして、仕上がりが良くなるんじゃないかと思います。

 でも、そのスパイスってのは、基となる料理なり記事なりの土台が出来ている場合に生きるのですよね。基が出来ていないのにスパイスを入れてしまうと、結局中身を誤魔化す使い方になってしまいます。また、度を越してスパイスを入れ過ぎては、不味くなったり、不快に感じたりしてしまいます。

 激辛モノが好きな方もいるでしょうが、それが一般的とは言い切れず、その味覚が全ての人にとって好まれるという訳ではありません。そして、激辛モノが好きな方でも、毎日食べたいと思う人も少ないでしょう。

 節度をまもって、まずは基本の味で美味いものを作り、さらに美味しくするために、秘薬といえる特製のスパイスを加えることで、独特のイイ味がでるのです。

どんな秘薬も入れすぎれば、結局毒に変わってしまいますので気をつけたいですね。まぁ、毒をもって毒を制すということもありますが、それはまた別の話。

[関連]
jkondoの日記 - 料理人に最も必要なものは舌である
北の大地から送る物欲日記 - 感性を磨くためにいろんなことにチャレンジすること

RSS とブログと広告の関係は録画と番組と CM の関係に似ている

2006年05月12日 | ブログの話
 タイトル通りなんですが、以前はてな界隈で話題となっていた、『はてなアイデア - 「RSSフィードへの全文掲載」のデフォルト値を「全文を掲載する」にする』の件で感じたこと。って、誰かが既に同じ事書いていそうだけど、まぁいいや。

 これを、もっと完結に書けば

RSS =録画
ブログ=番組
広告= CM( CF )
アクセス数=視聴率
はてな(ブログサービス)=テレビ局

とすると分りやすい(ちゅーか、これもたぶん既出な気が…)。

 で、ブログ運営者=番組プロデューサなわけだから、当然視聴率(アクセス数)ってのは、重要なわけですよ。でも、お分かりのように、視聴率がいい番組が必ずしもイイという事では無いし、逆に悪くてもいい番組ってのは、山ほどありますよね。

 でも、局としては、視聴率が高い=宣伝効果が高いになりスポンサー増につながるので、録画しないで生で見てね♪ って事だと思います。

 で、視聴率の是非ってのも問題があるんだけど、RSS 全文掲載ってのも同様で、結局は(視た)読まれた数字ってのが、正確(具体的)じゃない事が全ての原因なんですよね。だから、RSS 全文掲載にして、はてなは早く読まれた正確な数字が出るシステムを考えりゃ全て解決するんですがね。

 まぁ、それが出来りゃーアンケートを採る必要もないんだけどさ。


[参考]
import otsune from Hatena - はてなダイアリーのRSSデフォルト設定を、「全文入れない」に投票する、本能にしたがった感覚的な人が多いんだなぁ
import otsune from Hatena - 「RSSに要約や全文を入れるとアクセスしてくれなくなるから嫌だ」という感覚はアクセス増には逆効果
void GraphicWizardsLair( void ); // RSSフィードに全文を入れるのは、ブラウザをタダで配ったり無料会員でも使えるようにするようなもんだと思う。だからお客を呼びたいのならRSSに記事を入れてしまえ
sta la sta - RSSは全文配信でも要約配信でも結局は「要約配信」だと思う

長文読めない症候群

2006年05月10日 | ブログの話
 最近模索中の記事更新分割方式ですが、なぜそんな事をしようかと思った根本的な発想の元は、自分が長文を読まなくなった(正確には読めなくなったかな)からです。はてなブックマークなどで、多くのUser数を獲得している記事でも、長文の場合は、まさに「後で読む」状態な場合が多い。もちろん長文でも読める記事があって、それはなぜかってのを今注目してるんですが、まだよく分からない。

と、話が逸れた。
 
 で、斜め読みして「イイ記事」だと思っても、どうも読めないときが増えた。それは、一日に読む記事の量が増えたのと、ブログ記事に対する考え方が少し変わったからです。

 最近では、質を高める事へのこだわりってのを少し柔軟にしようと思っている。それは『記事の重さ』で書いてるように、結局「一記事の長さってのは何なんだろうか?」って思えてきたから。以前は一記事完結が当たり前って思っていた。もちろん、文字制限数以上になれば分けざるを得ないという理由で分けることはあるのだろうケド。それより、どこで記事を分けるのが良いんだろうか?って考えた時、5,000文字なのか、10,000文字なのか、100文字かどれなんだろうかと意識した時、1,000文字ってのが、一番ブログでは読みごろな長さかなってフィーリングで思った。丁度2回くらいマウスホイールを回すくらい(これは個人差があるけど)の長さがいいかなってね(これも自分の見る画面で見てですが)。

 で、自分が巡回してて記事を読む時、スクロールし始めるころに、丁度記事全文の長さを確認したりする。「この記事何処まで長いかな?」ってね。それで、これから続きを読む読まないってのを決めたりする。飽き性なんで、長い場合はそこで一旦キリを付けて、他の記事を漁りに行ってしまう。そして、暫くしたらまた戻ってきて読むか読まないか決めちゃう。

 だから、オレとしては「読みきれる長さ」ってトコにポイントを置いて、それ以上なら、今じゃなくてもいいやって思えたのが、記事分割方式を採用しようとした、原因だったんです。

 幸い goo ブログには、本文の文字数が表示されるので、これはとても重宝してますね。


追記:(2006.05.14)

[参考]
もなQらいとの過去記事:読みやすさの重要性
はてなブックマーク - 『斬(ざん)』:長文読めない症候群

基本は全て一対一では?

2006年05月02日 | ブログの話
相手に伝えるということを意識しよう』に頂いたリアクションで、気になるご意見を頂きましたので、その事に関する補足と自分なりの見解を書きたいと思います。その意見は
ここに挙げられているのは一対一の対応スキルのことで、ブログ文章の場合は読者の幅を想定したうえで表現を選んでいくスキルだから、ベクトルの方向性としてはちがう気がするのですが
はてなブックマーク - mhkのブックマーク / 2006年03月29日
です。

 読者の幅を想定する場合の、その想定には、まず一対一での応用が不可欠ではないかと思います。

 まずは、一対一でのコミュニケーションから様々な相手がいる事を知り、その相手一人一人に合ったコミュニケーションの取り方を普段もしていると思います。ただ、それが最も適した方法かというのは、わかりませんが。

 記事を書く場合には、そのコミュニケーションを基準として、読んで欲しい対象とするある特定の読者を想定して、その読者と近い考えを持つ読者を読者の幅として考えるのではないでしょうか?

 だから、まずは一対一の対応スキルが有りき、だと考えます。だから、mhk さんのベクトルの方向性が、どういった考えなのかわかりませんが、オレの考えでは、ベクトルは同じ方向だと思います。延長線上ではありますが。

 それと後、これは少し論点がずれますが、関連がありそうなので書きます。それは以前ネットサーフしていて感心した内容の記事がありました(探しましたが残念ながら見つけられずでした)。その記事の中にあった一文で、読者を想定する時に「みんな」という考え方はしないほうがいい、というのがありました。それは、結局、画面の向こうで読んでいる読者はほぼ常に一人であり、結局は一対一だと言うことです。多くの人に公開しているのですが、演説のようにみんなに述べているのではなく、一人に語りかけているのです。実際、演説においても、多くの人の中から聴いてくれている、ある一人の人に向かって話しかけると良い演説ができるという話を聞いたことがあります。やはりここでも、一対一が基本だということが、言えるのではないでしょうか?

「初めまして♪ 」コメントに気をつけよう

2006年04月27日 | ブログの話
 昨日入ったコメントですが、スパムだったので気がつき次第削除しました。
しかし、また本日、同様、同文のコメントを頂きました。新しい運営スタイルを模索する(記事分割更新方式) 2にです。

 晒すのも何なので、スルーしようと思ったのですが、二日続けてなので、記事にします。どうも、goo ブロガーを中心に狙われているようなのでね。

専業主婦ゆんの昼間はえっちでもいいじゃんブログ♪:今日も遅いのかな。。。。旦那。。。 - livedoor Blog(ブログ)#comments#comments
 (リンクするけどクリックしなくていいですよ。goo スタッフ向けなので)

 えーと、以下のリンク先は、上記の記事にコメントが入ってる先を幾つか拝見した結果なのですが(あ!コメント欄消された!まぁいいや、ちゃんと録ってあるので)。

そうだ、ダイエットしよう。:ヨーグルトダイエット!
ロップとゴマちゃん:尿瓶(←しびん と読みます)その1
THE LIFE IS STRANGE.:ヒルパチ
心の声:帰宅中☆
チビ怪獣とママの日記:今日もまた・・・
クマROOM:減塩は大変だ
☆Love Only One Lady☆:すげぇ~


 これらの記事コメントにある yun さんのコメント内容が全て
ブログ拝見しました♪ぜひぜひ仲良くしてほしいです♪
になっています。

ありがとうございます。どうみてもスパムコメントです。

で、ご親切にも定型文のマルチコピペコメントに対して、ちゃんと自分の言葉でコメントを書いている多くのブロガー。

……だったのに、それすら消している!仲良くして欲しいと書いているのに、コメント欄もトラックバック欄も閉じている。まったく、こりゃー単なるアクセス乞食ですね。


 ということで、gooスタッフにはこの記事を URL 入りで報告しておきます。即刻対応願います。

参照:goo ブログ:gooブログがどこよりも「安心」「安全」のわけ。

[TB:gooブログ スタッフブログ:トラックバックスパム・規約違反ブログのご連絡窓口を設けました]

オレが更新を休止した理由

2006年04月07日 | ブログの話
■三年目に向けて

 もともと自分の中で、2年経ったら、一区切りを付けようと考えていました。ただ、その区切りをどういった形にするかは決めかねていました。閉鎖してしまうのか、縮小するのか、方向性を大きく変えるのか、休止するのか、などなど。

 今年の2月上旬あたりで既に似たようなことを PASS 制の別ブログでは、ぶちまけていました。丁度『ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ』の記事が、その頃の心情をよく表してます。で、一区切り後のこのブログをどうするかにあたって、改めてバーチャルでやれること、やりたいことってのを模索しているんです。で、そーゆー方向で考えると、現状のブログとは少し違う形になってしまうと考えたのです。

 そして、その後もあれこれと模索は続いているのですが、未だに何をやろうかというのが、見つからないのが現状です。このままブログ( Web )論関連の話題を続けるのもどうかというのがあって、そろそろ違うこともやりたいんですよ。


■このままじゃいけない

 ブログ( Web )論関連の話題を続けるのもどうかというのは、時間的問題が大きいのです。余暇の中でのネット利用時間の締める割合が増えています。正直、余暇のほとんどをブログとネットにつぎ込んでいるのが現状です。そのことから考えて、「いつまでこの状態をつづけるんだろうか?」という、漠然とした疑問というか、「これでいいのか?」という思いがあります。

 ブログ( Web )論関連の話題というのは、やはり関連情報の収集が必須であり、その量も多いため、どうしても時間を費やしてしまう。もちろん、その情報から自分なりのフィルタを通して、考えを巡らせ記事を作り、推敲し投稿するというインプットとアウトプットがあるのですが、アウトプットの質を高めようとすれば、インプットの量が増えるのは必然なのです。

 ブログ( Web )論関連の話題が嫌いになったのでは無く(むしろ好き過ぎなのですが)、もっと別のことをする時間を捻出したいのです。そのためには、それらの話題を縮小せざるを得ないというのが実情なのです。


■現実逃避

 現在、とある試験に向けて時間を捻出しなければならない状況です。でも、その勉強から逃避したい気持ちがあることに気が付いたのです。つまり、逃避の対象として、ブログをすることがあるのです。丁度、偶然にも分家を公開制にした時期とも重なったのですが、これも無意識のうちに逃避行動を取っていた事の現われで、偶然ではないのかもしれません。


■脊髄反射

 現在、分家を公開制にしてブログの並行運営を行っています。それとは別に以前から PASS 制で行ってるブログがあります(分家の非公開版です)。これらの運営が■現実逃避で書いたことからも分るように、作業量を増やす結果を招き、うまくいっていません。特に新規ではじめた分家では、自分の思っていたよりハードな作業量で、自分自身で感じるイージーミスが目立ちます。

 オープンにすべき内容とすべきでない内容について自分なりの線引きが曖昧なため、よくチェックせず公開してしまい、脊髄反射的な内容で失敗したと公開後に感じることが多いのです。そのため現在、総合的な運営方法に行き詰まりを感じています。


■些細なきっかけ

 更新休止を決めたのは、4月1日。更新休止記事は、書いて直ぐに投稿しました。自分の中では、記事を即投稿するのは、異例なことです。多くの場合は、最低一日は寝かせて推敲してから投稿しているからです。

 で、そのきっかけは些細なことでした。詳しくは述べませんが、ちょっと「カチン」ときたことがあって、脊髄反射的に更新休止記事を上げました。その時は、最初「えーい、閉鎖しちゃおっかな」くらいな気持ちでした。でも、今までの経験上「脊髄反射による軽率な判断とその行動は後日後悔しかねない」ということが染み付いていたので、何とか閉鎖は回避されました。その代わりに紛らわしいエイプリールフールの日に更新休止宣言をすることにしました。

 結局は、ブログに逃避していて、時間を詰め込んだために、忙しさのせいでペースが崩れていて冷静な判断力が低下していたんだなぁ、と記事を上げてから改めて実感。更新休止という選択は間違ってなかったかな、と閉鎖するという脊髄反射をしなくて良かったと思っています。


■余裕の無さ

 更新休止記事を上げたのも、その上げる切っ掛けで「カチン」ときたのも、全て余裕が無かったんです。そんなことを続けていてもいい事はないし、自分でも面白くありません。やるほうがそんな状態では、見てるほうにも迷惑でしょう。いい記事も書けないでしょうし、全てが悪循環に陥っていたのです。

 一旦立ち止まる勇気。結局は、切っ掛けが無ければズルズルしていたでしょうから、あれは一種のショック療法的な注意信号だったんだな、と後で思うことができ良かったです。


■更新休止で見えてくること

 更新休止で、いろいろと考えたい事がありました。実質、今までの更新休止は、ネットをつなげる時間が無いからという、仕方ない理由でした。しかし、今回はやろうと思えばいつでもやれる状態での更新休止なのです。更新というプレッシャーから解放され、一ROMラーに戻ってみると、何か今までとは違うものが見えてくるんじゃないかという思いもありました。

 だらだら続けるのではなく、一旦区切ることで、大きく見直しを図るのも悪くない。そのためには、休み立ち止まってみる期間が必要だったのです。器用な方なら、ブログを更新しながら、少しづつ方向性を変えたり出来るでしょう。しかし、オレには厳しかった。2月から徐々に変更していこうと思っていましたが、結局ズルズルで変えられないまま時間だけが過ぎていきました。

 なので、今後が見えてくるまで暫く休む事に決めました。


■やりたいことがなかなか出来ない

 時間が出来たらやりたいことが、いっぱいありました。

・はてなブックマークを付けたい
・そのタグ付けを考えたい
・タグについての試験的な実験も試してみたい
・過去記事を見直したい
・ローカルのファイル整理をしたい
・後でじっくり読みたい記事を読みたい
・ゆったりと面白い興味ある記事について考えたい
・本家カテゴリの見直しをしたい

などなど、ブログとブログに関わるネット関連のことだけで、やりたい事がいっぱいあり過ぎです。でも一日の時間は限られていて、ついつい流されてしまう事も多く、後回しにしてしまうことが増えました。効率よくする方法が思うように浮かばず、いつもと同じ事を繰り返してるうちに、キャパオーバーが続いて、フリーズ寸前でした。かなり自分自身で限界だったんです。


■結局(まとめ)

 1~8まで書いてきましたが、結局のところ、多忙と行き詰まりなどの複合要素が原因でした。今後の方向性及び運営方法についてじっくり休んで考えようと思います(補足:この記事は2006年4月7日に書いています)。

 いろいろと、ご心配をおかけしたかもしれませんが、たぶん、この記事をご覧になっているということは、更新を再開したということでして、差しあたって閉鎖というのは、回避されたかな、と。

 これからも、まったりとやっていこうと思います。また飛ばしだしたら休止するでしょうが、温かい目で見守っていただきたく思います。

 この度は、お騒がせいたしました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


souryuusei

目次を付けてみようよ

2006年03月10日 | ブログの話
 『明日は明日の風が吹く - 目次を作ろう [とある茶屋]』で知った、『とある茶屋: 目次を作ろう』。ありがたいことにオレのブログがリンク入りで紹介されている。大変嬉しい。でもその反面、正直まなめさんのトコより上にあるってのが、少し申し訳ない気持ちです(その事で決して雨だれさんを責めるつもりは一切ございませんので、お気を悪くされないで下さいね。オレの勝手な思いだけなんで)。だって、オレの目次(アーカイブ)は、全て『304 Not Modified』の目次のパクリなもんでー (詳しくは『斬(ざん)』:月別アーカイブ(目次)を作ってみましたを参照ください)

 それで、オレがなぜ目次を作ろうと思ったかですが、その切っ掛けは、自分のとある記事を読みたいと思ったときに、ブログ内検索から見つけることがなかなか出来なかったためなのです。自分が見つけられないものを、他人様が見つけられるわけが無い。折角「たしか『斬(ざん)』とかいうブログで以前、何か書いてあったな」と思った方が、このブログに訪れて結局探せずじまいでは、申し訳ない。せめてブログタイトルの単語では、検索が出来るようにと思ったのが動機なのです。

 もちろん、自分にとって一番分りやすく使い心地が良いからというのもありますが。それと、目次を一月毎にしたのは、goo ブログのサイドバーにある ENTRY ARCHIVEどの月を見ても、最初の記事がその月の目次になるようにと考えたからです。

 それで最初、この目次を作ったときに、もっとも気になった心配事が、果たして続くだろうか?ということ。幸いにも、半年を経過しようとしている現在も続いています。それは、

・記事自体の更新回数が少ない
・更新毎にテンプレに追加していく
・月末に公開する

というサイクルが上手く回っているからです。案外面倒ではないですよ。更新時に必ず追加するという癖をつけるのが良いと思います。

 もちろん、他のブログサービスには、最初から時系列に目次が別リンクで作られているトコロもありますので、そちらを使われるのも良いと思います。

 最後に、このように自分で作って、月末に公開するという方法には、一つだけ嬉しいことがあります。それは、その日の PV 数が、いつもより多くなることです。過去記事を読んでもらっていることが実感できるのは、作ってる側として非常に嬉しいモノです。なんとか、成果は上がっているのでお勧めしますよ。特に goo ブロガーにはね。


[TB:とある茶屋: 目次を作ろう]
[TB:明日は明日の風が吹く - 目次を作ろう [とある茶屋]]

前記事の打ち上げ花火の花火について

2006年02月23日 | ブログの話
ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ』に言及頂いた、『明日は明日の風が吹く - ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ [『斬(ざん)』]』について、コメントだと少し長くなりそうなので、も少し補足というか考えを記事にしました。

 ネットがバーチャルな立場の場合ってのは、ある意味卑怯な部分はあるんですよ。リアルと切り離してるからリセットがきくという部分では。しかしね、オレはリセットがきくからこそ、リアルよりも自由度にもっと縛りを入れる必要があるとも思ってます。つまり、信用度でいえばリアル実名の方が一般的には高いのですよ。だからこそ、信用を得るためには、リアルの方々よりもより努力が必要なんです。この辺りは、オレ個人のスタンスですが。だから、相手を特定できるがゆえに信用されやすいリアルよりもバーチャルの方が、その辺りをいいかげんに考えられないんです。もともとの信用なんて何も無いのですから。
 花火じゃなくても、地道なのんびりとした付き合いもきっとあると思う。ネットだけだと、いつ突然に切れてしまうか分からないという事はあるのだけれど。その寂しさと儚さを持ちつつも、それでも細く長く繋がっていけるという特性もネットにはきっとある筈だ。
 花火という表現がかなり誤解を招いたようです。件の記事を読んで花火をどう捉えるかは、あえて曖昧にした部分は確かにあります。オレの考える花火と違っても、思考の広がりを考えてるので、こーゆーふーに取られたかと感心しました。

 オレの考える花火をどう考えてるかを書くのは、ちとナンセンスだけれど、書いた立場として表明しておきますね。

 該当記事に書いた花火ってのは、ネットでの全てのアクションです。仮名ハンドルネームで、記事を書く、コメントする、トラックバックする、タグを付ける、ブックマークする等々ネット上でのコミュニケーションを含んだ全ての特定個人の表現行為を、花火と考えています。

 そして、儚きゆえに、リアルよりもある種濃いコミュニケーションがはかれるんだと思うんです。これは以前から言ってるので、常連読者にはうんざりかもしれませんが、世間体やシガラミ(柵)が無いからこそ、本音を存分に書けるんですよ。それがネットの貴重な部分であり最大の魅力だと思ってますから。


[TB:明日は明日の風が吹く - ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ [『斬(ざん)』]]

はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった

2006年02月12日 | ブログの話
 最近、はてなブックマークによるブックマークをしなくなったのですが、なぜ使わなくなってしまったのか、その理由を考えてみました。

1 ブックマーク集として使えない

 1.検索がしょぼい
 2.引用が出来ない
 3.直ぐに欲しいブックマークに辿り着けない


 1.検索がしょぼい
・各所でも、検索能力が低いとの指摘が見受けられるようですが、その通りで、キーワード、タグで検索しても、自分の欲しいブックマークが出てきません。google で探すほうが早いなら、データーベースとしてのブックマーク集として意味が無い。

 2.引用が出来ない
・これは、1.検索がしょぼいにも絡むのですが、コメントが100文字までなので、ブックマークする記事からの欲しい部分の引用が全て出来ません。データーベース的なブックマークとして使う場合を考えると、印象的な文章ってのを、引用しておいて、後で使いたいときや読みたくなったときにそれで検索できるようにするのが、もっとも良い利用方法だと考えるのですが、それも難しい。

 3.直ぐに欲しいブックマークに辿り着けない
・これも1、2の内容と重複する部分ですが、タグの複数検索も出来ないし、検索がしょぼいために欲しいブックマークに辿り着けない。自分でブックマークしたのにだ!1000以上もブックマークしていたらどこにあるかなんて直ぐには分らないのだから、もっと検索能力を上げなければ、ブックマーク集としては、使えないのです。


◆2 タグが使えない

 1.共有を目的とすると使えない
 2.同じ意味と思えるタグがダブる
 3.ブックマーク確認時のタグ一覧からタグが探しにくい


 1.共有を目的とすると使えない
・全角、半角、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字、大文字小文字の全てが使えてしまうので、共有目的で考えると、とてもではないが統一性が無い。共有にこだわりたいけど、結局複数表現あると自己優先の自分にとって分り易いタグ作りになってしまう。
 
 2.同じ意味と思えるタグがダブる
・1とも重複するが、「はてブ」「はてなブックマーク」や「hatena」「はてな」など、これは、個人できっちり決めることが望ましいが、縛りが無いので、逆に絞りづらく、思わず知らずに同じ意味のタグを作ってしまいがち。これは3のタグ一覧が探しにくいの原因の一つになっている。

 3.ブックマーク確認時のタグ一覧が探しにくい
・とにかく、気に入らないのがこのタグ一覧がとても見難い点である。タグが一ブックマークにつき、10ヶまで使えるのですから、当然タグは増える一方です。しかし、増やすと前回あった位置と微妙にずれる為、毎回探さなければなりません。はてブは、そのときの思いをコメントするのも良いところの一つなのですが、タグは最初に付けないとタグと認識しないので、それを探してる間に、何をコメントで入れようか忘れてしまう。まったくもってこれでは意味が無い。もっとタグ一覧の表示方法を任意設定できるようにしてもらいたい。郡を自分で作って、好きな位置に配置(デスクトップのように)できるようにすれば、「あのタグは確か右上のあそこにあった」と位置で覚えられるので、視覚的になり判りやすい。なので、そのように判り易いタグ配列任意設定が欲しい。


 この二大問題が、オレをはてブから遠ざけています。

 で、もうデータベース的なブックマーク集として使うことは諦めました。ブックマークとして使うよりも、コメントやタグによる自分のコンテンツの一つとして使う目的に変更です。フォークソノミーもWEB2.Oもくそ食らえ!です。所詮はてなブックマークは50%x2.0でWEB1.0のサービスだと割り切りました。


 これからは、面白コメントと面白タグ。そしてコメント欄でのお遊び、を意識して使っていこうと思います。それが今一番賢く、楽しい使い方です。別ブログとの同期ももうやめます。結局上記の煩わしさのため、破綻しましたのでね。別ブログの広報の仕方は少し検討します。

 だからオレにとって今のはてなブックマークは、ブックマーク集ではありません。単なるブログに付随するおもちゃの一つに成り下がったのです。


 これを、使いこなせなかったバカの言い訳と取るか、バカにも使えるやさしい仕様にしないで、一部の使いこなす層をターゲットに絞って発展させようとしていると見るかは、ご自由に。


BGM:かもめはかもめ

追記:2006.02.13
多くの方からブックマークと貴重なコメントを頂きましたので、リンクします。
はてなブックマーク - 『斬(ざん)』:はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった

追記:2006.02.22
パロディー作った。
「オメガはオメガ」

感想系トラックバッカーに捧げるブログの「三種の神器」

2006年02月11日 | ブログの話
 えっけんさんが、『ekken♂:感想系ブロガーに捧げるトラックバック送信先発見ツール』で、命名した関連仲間文化圏に多く属すると見られる感想系トラックバッカーに、言及リンク文化圏のオレがでしゃばって少しだけ、啓蒙活動をば。
参考:『斬(ざん)』:「トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い」のかなぁ?

 感想系トラックバッカーの多くは、トラックバック(以下 TB )先の TB Ping-URL をコピペするのは苦労ではなく、その TB 先のリンクを記事に組み込むのが苦労なようで、それが面倒だという意見を見かけました。オレからすると、記事にリンクなんてとーっても簡単なのにどうしてだろうか?と考えたときに、まさかブックマークレットの存在を知らないのではないか?ということに気が付きました。そしてそれが「三種に神器」の一つなのですが。

 代表的なものとしてKOSEKI Kengo

Bookmarklets - ブックマークレット

 これは、えっけんさんの記事『むだづかいにっき♂:Bookmarkletはやっぱり使える!』から(ホントはもっと前の記事にもあったけど、この記事がよく纏まってるのでこっちを採用)知ったのですが、これがあれば、かなり重宝します。これをInternet Explorer(以下 IE )で説明するとブックマークのリンクの部分に入れて、それをツールバーに表示させます。

 表示(V)→ツールバー(T)→リンク(L)でリンクにチェックを入れれば出てきます。

 ここに、ブックマークレットを表示させておけば、いつでも「今見てるページをブックマーク」するリンクの HTML文 がコピー&ペーストで、出来てしまうじゃーないですか!TB Ping-URL を探すより簡単ですよ。属性の target='_blank' は、好みがあるので、後で消したりしてもいいかも。

 そして、その HTML文 を作成するのに便利なのが、オフラインで記事を書くエディタ、これが「三種の神器」の2つ目。

 π氏さんの記事『π氏の雑記(PCのジャンキー):■Blogを書くとき使うソフトってありますか?(改)』で知ったHeTeMuLu Creatorをオレは使用していてお勧めしますが、他にも『フリーのHTMLエディタを比較してみる。』にいけば、フリーソフトで、ブログに使えるエディタがいっぱいあるので、お好みなのを選べばいいんじゃないかと。もちろん、メモ帳だって、エディタになります。なんせ HeTeMuLu Creator を使う前までメモ帳で記事書いてましたからね。

 とにかく、エディタ使えば、オンラインで書いてて、誤って消しちゃった(または消えちゃった)ってのが無いし、HTMLタグが揃ってるので、とても重宝します。


 で、「三種の神器」の3つ目が「タブブラウザ」。
リンク集を作るなら、多くのページをタブで切り替えるタブブラウザは必須。閲覧は元より TB Ping-URL を探すのも、簡単になりますよ。もちろんリンクを作るのもね。

 今お勧めは、Sleipnir か、Firefox か、Lunascape か、Opera あたりだと思いますが、これも好みですので、お好きなのを。ちなみにオレは Sleipnir なんだけどね。RSS バーが便利なのでね。

 このブログをよく訪れてくれる常連読者なら、ほとんどの方々が、既知なことでしょうけど、今回は対象が、関連仲間文化圏に多く属すると見られる感想系トラックバッカーで、その方々への知識の押し売り啓蒙活動の一環なのでお許しを。

 便利なツールを、食わず嫌いしないで使えば、とても簡単に記事リンクが作成できます。オレにしてみるとはてなブックマークよりこっちのほうが楽なくらいなんですよ。

 ということで、

・リンクタグが簡単に作れる“ブックマークレット”
・オフラインで書く“ HTML テキストエディタ”
・より多くのページがタブ切替で閲覧できる“タブブラウザ”


 この、3つを使いこなせば、もうリンクするのが面倒なんておさらばですよ!


 最後にお約束ですが、紹介したフリーソフト等を導入することで起きた、いかなる障害、 損害に対して当方は一切の責任を負わないものとしますので、ご利用の際は全て自己責任でお願いします。

 啓蒙活動なので、本来は TB 入れるようなことはしないのだけど、今回は入れる。

[TB:ekken♂:感想系ブロガーに捧げるトラックバック送信先発見ツール]

追記(2006.03.04)

[参考]
 『小生にうず』の香陸さんの記事で、とてもよく似た考えの記事を見つけてビックリしましたので、その記事と情報元の両方を追加です。オートアンカーもリンクを簡単に作る事が出来るので、いいですね!!

Kourick SuBlog - 嗚呼、素晴らしきかな、オートアンカー
Project::Logistica. : テクニック / 香陸

追記(2006.05.07)
・眞鍋さん、ワードじゃなくてテキストエディタ使いましょう。
[TB:眞鍋かをりのココだけの話 powered by ココログ: 下の記事↓]

「トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い」のかなぁ?

2006年02月07日 | ブログの話
♂:トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い

 『むだづかいにっき♂』のえっけんさんと思しき方より別ブログでトラックバックを最初から二種類に分ければいいに言及いただきましたので、そのお返事です(最初♂しか無かったし情報が少なかったので、ご本人かどうか半信半疑だったですよ。この部分はそのときに書いたから敢えて書き直さずにライブ感を出してみました)。


 そもそも二種類に分ける大きな理由は、文化衝突回避よりも、文化圏認識での友好的なトラックバック利用のほうが比重としては大きいです。

 ブログサービス各位は、トラックバック(以下 TB )の利用方法の説明啓蒙が不十分に感じられる。ブロガーが、TB についての本来の使い方を学ばず、周りの使用状況に合わせたり知識不足で TB を使っている場合も見受けられます。関連仲間文化圏でも、言及リンク文化圏の存在を知らなかったり、そもそも TB を言及やリンクを貼ったことの通知機能と言うことさえ知らないブロガーが多数いるでしょう。

 故に、最初から TB Ping-URL が二種類あれば、どっちを使えばいいか疑問に思うだろうし、そこで疑問が浮かべば TB の文化衝突問題や本来の使い方を学ぶ切っ掛けが発生します。いわば、TB のリテラシーを自発的に誘導することで、互いの文化圏への配慮や理解というものを促進し、無知によることで起きる衝突をなくしていけるのでは?というのが一番の狙いでした。なので、もっと、日本のブログが成熟してくれば、本来の一種類であることのほうが望ましいと思っています(でも現実、その理想とする方向には向かわないと思うけど)。
「言及されたくない」という意思表示はできますが、それって要するに「批判されたくない」と言う事にも受け取れますよ。

 ブログへの表示も数用と質用の表示方法をそれぞれ用意し、任意で設定すればいい。こうすれば、衝突も起こらず、互いの文化との交流にも、それほど溝は出来にくい。という物の、「言及するな」は、果たして守られるべきローカルルールでしょうか?

 ウェブ上に何か文章をアップすれば、それが本人にとっては「つぶやき」だろうと、批判の対象にはなりえます。

 そういう覚悟の出来ない人は、いわゆる「チラシの裏」で書くか、パスワードをかけられるサービスを利用して、自分の仲間内にだけ公開すれば良いのです。
については、既に多くのブログサービスで、コメント、TBの両方の受付拒否できるサービスが存在しているのですから、「言及するな」も可能です。その行為に対する良し悪しに関しては好ましいローカルルールでは無いと思いますが、実態に沿えば、やり方は他にもあるということなので、設定としてはアリだと思います。そうすることによってどのような評価を受けるかは、閲覧する第三者が判断すればいいことですし、「チラシの裏」云々な利用方法も選択肢として紹介してもいい。

関連仲間文化圏の住民が送信する「関連トラックバック」は、リンクが無ければ、スパム文化圏の住民が送信するキーワード合致型トラックバックと区別するのが難しいのですよ。
同意です。
つまり、トラックバックの種類を分けて、言及リンク文化圏 VS 関連仲間文化圏の衝突は減少しても、関連仲間文化圏 VS スパム文化圏はますます激しくなるばかりです。
 こーゆーと無責任ですが、オレも言及リンク文化圏側に属していて関連仲間文化圏の考え方というのは、あまり理解できません。故に仰ってる「関連仲間文化圏 VS スパム文化圏はますます激しくなる」というのも頷けますが、ではそれを言及リンク文化圏側に属しているものが解決できるかといえば、それは無理だと考えます。だから関連仲間文化圏の方々が、そのことを真剣に議論し、対スパム文化圏との差別(排除)化をどうするかを考えて結論付け、行動をとればよいように思います(そーゆー発想自体が関連仲間文化圏にあるかは疑問ですが)。言及リンク文化圏側からすれば、関連仲間文化圏からの TB も、スパムとほぼ同様という考えですから、関連仲間文化圏の方々にとっての、何がスパムで何が違うのかが、明確に出来ません。記事の話題が同じならいいのか、検索単語での TB でもいいのか、彼らにとって何が嬉しい TB なのかがオレには少々理解しがたいですからね。数を基準とすれば、スパムも容認という考えもあるだろうし。
「数用 TB」が乱用されると、そのためにブログサービスに相当の負荷をかけてしまうことになるでしょう。
 送信時だけではなく、「数用 TB」を受け入れている人気ブログ(そのトラックバックの送信をれやすい)が開かれるたびに、サービスが用意するサーバーに多大な負荷がかかることになります。

つまり、「数用 TB」を安易に認めると、「質用 TB」(=言及リンク文化圏住民)も巻き添えを食らうわけですよ。
そればかりか、トラフィックに増大により、ブログとは無関係のサイトさえ重くなる可能性すらあります。
ハード的なサービスサイド側の問題は、ちゃんとした TB の利用方法に対する啓蒙活動をしてこなかったブログサービス側の責任でそのツケだと思います。今回の Livedoorfc2 が行ったリンクなし TB の受取拒否設定は、スパム排除だけではなくサーバー負荷軽減の狙いもあるかもしれませんね。しかし、後手に回りすぎです。最初からそーゆー設定(はてなは最初からあったのかな?)があれば、上記で述べたような初心者の段階で TB についてもっと考えることが出来たのではないかと思います。

『「数用 TB」を受け入れている人気ブログ』には、専用サーバーをあてがえばいい。他のユーザーの迷惑にならないよう務めるのがブログサービスの役目でもあるのですから、それをユーザーが提案すればいい。やらずにいつも重い状態ならば、ユーザーが離れていくだけでしょう。

 ハード面に関して言えば、文化圏を認めるか否かをブログサービス側が選択し、認めるならそれに伴う負荷に対応していかなければいけないだろうし、出来なければある文化圏は認めない方向を打ち出せばよい(スパム文化圏を認めるサービスは無いだろうが)。

 言及リンク文化圏が巻き添えを食らうと書かれているが、逆だと考える。今後、今の状態が続くならば悲しいかな、日本のブロゴスフィアの中では、関連仲間文化圏の住人が増大し大多数を占めるとオレは読んでいます。だから、言及リンク文化圏の住人の居心地を確保するために二種類の TB があったほうがいいのではないかというのが、オレのもう一つの考えなんですけどね。むしろ言及リンク文化圏の住人を守る保護策と思っています。

ケータイ族にいずれ滅ぼされるモなんちゃら族の図式にちかいですね。

 えっけんさんは、関連仲間文化圏の使い方は間違いで言及リンク文化圏の使い方をすべきと言う考えだと思いますが、基本的には同意なんです。ただ、この得体の知れない関連仲間文化圏という文化圏は今更無くならないだろう(むしろ増える)と思うのです。それなら容認し相互理解を深めるためには、一旦分れてお互い冷静に見つめ直す機会が必要ではないかと思うのです。それが、互いの文化圏の住人の居心地に関ってくると思うんですけどね。

 何にしても初心者及び関連仲間文化圏、ごあいさつ文化圏の方々に、TB についてのリテラシーをもっと持つブロガーが多くなって頂かないことには、と感じます。その一つの案が、TB を2種類に分けることで「なぜ?」の疑問を抱かせるというポイントを作ってみては?ということなのです。なので、Livedoor や fc2 の今回の対応策は、後手とはいえ良い対策だと思うので、他のブログサービスも追随していただきたいところです。初期設定云々の問題はありますが、デフォルトで「リンクなし TB を弾く」設定は、「なぜ?」の疑問を抱かせるというポイントという意味では有効だと思います。


[TB:♂:トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い]

トラックバックを最初から二種類に分ければいい

2006年02月02日 | ブログの話
 トラックバック( 以下:TB )には二種類しかない。

運営者にとって嬉しい TB とそうでないものと

しかし、TB を送るかどうかの判断は、送る側にしか出来ない。
受け取り側は、送られてきた TB を削除したり、全て(または一部)を拒否する設定には出来ても。

そして、『トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06』より、 TB の考え方には大きく4つあり、

「言及リンク文化圏」
「関連仲間文化圏」
「ごあいさつ文化圏」
「spam文化圏」

と、松永さんは分類し命名された。それで、何を基準にトラックバックが嬉しいかを考えた。その結果、大きく2つに分かれる事が分った。

「量と質」

数を問うか、内容を問うか。
そこで、提案。それなら、

「数用 TB 」と「質用 TB 」を分ければいい

TB Ping-URL を2種類用意して、数用と質用とすればいい。

 ブログへの表示も数用と質用の表示方法をそれぞれ用意し、任意で設定すればいい。こうすれば、衝突も起こらず、互いの文化との交流にも、それほど溝は出来にくい。

「数用 TB 」に「質用 TB 」を「言及リンク文化圏」にいるブロガーなら入れないようにすることは出来る。
「質用 TB 」に「数用 TB 」を「関連仲間文化圏」にいるブロガーが送れば、堂々と批判できる。
「ごあいさつ文化圏」にも、2種類あることが理解されれば、好みの文化圏への移行も速やかになるだろう。また留まっていてもいい。

つまり、現状で大雑把に設定するなら

「言及リンクあり TB 」の設定を「質用 TB 」とし、
「言及リンクなし TB 」の設定を「数用 TB 」にすればいい。

TB Ping-URL を複数用意することで問題があるかを検討する必要性はあるが、あまりあるように思えない。

 最初から、TB Ping-URL に、「質用 TB 」と「数用 TB 」の記号(最後を S と K にして分類するとか)を準備して、どちらかを選択(または複数選択)というのも良いと思う。ただ、それがシステムで可能かどうかはよく解らないが。

 または、はてなダイアリーなどにあるリンクなし TB を受け付けない設定の方法を上手く流用できるのなら、受ける側でシステム的に最初から分類するというのが簡単でいいのではないか。

「質用 TB 」と「数用 TB 」の表示方法を分類選択にする。

 デフォルト設定は「質用 TB 」が ON(表示) で、「数用 TB 」を OFF(非表示)とすれば、いいのでは。

個人的には、どちらも表示で、「数用 TB 」は「続きを読む」と同様でクリックすると一覧表示にするのがいいと思う。「数用 TB 」を完全に非表示にしてしまうのは、閲覧者や他のブロガーが、なぜ表示が二種類存在するのかが分らなくなってしまうなのでお勧めしない。



[参考]
コメント欄とトラックバック欄の表示について

検索 TB 除け SEO 対策

2006年01月05日 | ブログの話
以前から逆 SEO なんてことを考えてたりするのですが、ちょっと思いついたこと。
[参考]・やっぱり逆 S E O は必要のようだ。
    (検索元:「逆SEO」でこのブログ内で検索)
   ・検索からのTBについて
    (検索元:同上)

このブログは、gooの無料版なのでアクセス解析が付いていません。また JavaScript が使えないので、他所の無料アクセス解析などは付けられません。なので、具体的な SEO 対策というのは本来とても難しいのですが、今まで運営してきた結果をもとに、自分があまり欲しいと思っていない“リンク無しトラックバック(以下:TB )”や、“検索 TB ”を回避するという意味での逆 SEO 対策について考えてみました。


◆ブログタイトル

SEO において最も検索に取り上げられやすいものにブログタイトルがあります。通常なら目立ちやすくて、ブログのカテゴリーやジャンルに沿った単語を入れたタイトルが好ましいのですが、検索 TB 除けを考えるなら、流行モノなどは避けたほうがいい。また、有名人の名前やペット(犬、猫)、ビジネス関連の名前は、検索で単語のみで探されやすいので避けましょう。そういった意味では、このブログの『斬(ざん)』というのは、手前味噌ながらよかったです。最初にタイトルを付けたときはド素人だったので、SEO なんて事は一切考えていませんでしたらね。


◆ブログ概要

次に検索で取り上げられやすいのがブログの概要です。こちらも上記同様、流行モノや有名人、ペットなどのことは書かないほうが賢明です。


◆記事タイトル

ブログでは記事毎が Permalink になっているので、記事タイトルも充分検索サイトに単語などで反映されます。なので、もし有名人の名前や記事本文とはあまり関連性がない単語がある場合は半角スペースを上手く使って文字間に挟めば、検索からはその単語では取り上げられなくなります。(例:赤 西 仁)とすれば、大丈夫。


ほぼこの主要と思われる部分に対策を施せば、“検索 TB ”や“リンク無し TB ”からは避けられて、目立ちません。

もちろん、この対策によって検索からのアクセスは少なくなるでしょうけど、考えてみてください。どの単語で来て欲しいのか?その検索単語からの閲覧者層にとって、また、こちらにとってもその検索結果からもたらす訪問が、意味の無い無駄であったならば、必要ありませんよね。逆に検索から来て、「何だよ、無駄足踏ませやがって!」だとしたら、マイナスになりますよね。

これは、最近気が付いたのですが、「類は友を呼ぶ」で、単語によるイメージで考えるとその単語で来るであろう閲覧者がどんな層かがある程度わかりますよね。

来て欲しい単語と来て欲しくなさそうな単語をちょっとだけ意識して記事タイトルなどに反映するといいんじゃないかと思った次第です。

なので、
THE BLOGGER'S NEWS - goo ブログ
goo キーワードランキング
@nifty:@search:瞬!ワード

などから、今のトレンドをチェックして、やばそうな単語が新着の記事タイトルに入っていたら、逆 SEO を保険で掛けておくと良いでしょうね。

もちろん、どんなリアクションでも欲しいっていう方や、アクセス至上主義な方にはお勧めしません。


あくまで、“検索 TB ” “リンク無し TB ” “言及無し宣伝 TB ”除け用の対策案です。なお、この対策を実施して読者が減ったとしてもオレは一切責任取りませんケドね。自己責任でお願いします。


[関連]
『斬(ざん)』:検索サービスに特定キーワードの順位下げ依頼ができたらいいような……

追記(2007.01.01)
・関連にリンクを1つ追加。

『斬(ざん)』の検索順位を調べてみた

2006年01月04日 | ブログの話
そーいえば以前 Google で、自ブログを検索してみたら“斬”で検索しても、TOP20にも入らなかったことを思い出したのですが、何気に今回また試してみたら何とか10位くらいにアップしてました。

斬 - Google 検索

ちなみに“ざん”だと4位(5位かな?)でした。

ざん - Google 検索

そんじゃーということで、Yahoo!検索でも同様にやってみたら“斬”は3位で、

Yahoo!検索 - 斬

“ざん”は、20位という、真逆の結果となりました。

Yahoo!検索 - ざん



ちなみにドンピシャの“『斬(ざん)』”だと

『斬(ざん)』 - Google 検索
Yahoo!検索 - 『斬(ざん)』

で、どちらも1位で、何とか名誉は保てたかな、と。

と、いうわけでこのブログのブログ名をド忘れした際は、

”または“ざん

で検索してくださいますようお願いします。

あなたもブロガーだったら、いろいろ試してみませんか?