『斬(ざん)』

移転しました。
移転先:http://souryuusei.blog61.fc2.com/

■2005年10月アーカイブ

2005年10月31日 | 目次
■2005年10月アーカイブ

2005年9月← / →2005年11月

★★★★☆ はてブコメントがなぜ攻撃的か少しわかった!! 2005.10.30
★★★☆☆ 無断リンクについての雑感 2005.10.27
★★☆☆☆ 別ブログのPASS認証制についてあれこれ 2005.10.23
★★★☆☆ MEIJI ミルクと… 2005.10.21

★★★☆☆ 更新休止報告は必要か? 2(完結) 2005.10.19
★☆☆☆☆ 10日間くらい更新をお休みしました 2005.10.15
★★☆☆☆ 月別アーカイブ(目次)を作ってみました 2005.10.09
★★☆☆☆ 更新休止報告は必要か? 2005.10.05
★★★☆☆ 中途半端に更新休止と書いちゃダメ! 2005.10.03




[参考] オレの記事おすすめ度を5段階にしました。

★☆☆☆☆ …たまにツボにハマルかも。
★★☆☆☆ …マニアックにはウケるよ。
★★★☆☆ …おすすめ!
★★★★☆ …超おすすめ!!
★★★★★ …まずは読んで見て!!

はてブコメントがなぜ攻撃的か少しわかった!!

2005年10月30日 | ブログの話
それは、はてブコメントをプレビューする機会がないからだ!!

現状はてブユーザーはブロガーが多い。ブロガーなら、記事を書いて投稿するときにプレビュー画面をみて、一度は見直しや推敲をするだろう。

しかし、はてブでは、コメントを書き込んで直ぐに追加するボタンだ!!

自分のコメントをチェックして客観視することなく公開してしまうから書き捨てになってしまうのだよ!

ブログ同様、追加するとどうなるかのプレビュー画面ボタン(コレを自分のはてブとするか該当記事のブクマ一覧にするかは検討する必要があると思うけど)を、設けるべきじゃないか(オレは後者が良いと思う)!

そうすれば、少しは攻撃的なコメントは減るんじゃないだろうか?
それと、やっぱり前にも書いたけどコメント欄(タグ含む)の表示/非表示設定も欲しいな。

無断リンクについての雑感

2005年10月27日 | ブログの話
はてな各サービスの機能変更、お知らせなど - はてなブックマーク日記 - はてなブックマークにおけるリンクの考え方について
はてなブックマークの利用拡大に伴い、「はてなブックマークへの登録は無断リンクである」「robots.txtの設置により検索エンジンに表示されないようにも対策をしている」などの理由でウェブページ管理者からリンク削除のお問い合わせを頂くようになりました。
はてなブックマークにも「無断リンク禁止」による削除依頼があるようですね。そして
「で、みちアキはどうするの?」:みんな大好き無断リンク
では
他にもあると思うけど、「無断リンク」が嫌と思われる理由は、主には2つ考えられます。

1.否定的な記事を書かれて晒されるのが嫌だ。
2.こっそりやってるのに不特定多数の目に触れるのが嫌だ。
が主な原因と述べられている。オレもそう思う。

オレはPASS認証制のブログも運営しているので、この「無断リンク禁止」の気持ちも分かるし、「無断リンク禁止」と言う事がネットリテラシー不足なことであることも分かる。

1.については、公開している以上、観た人がどのような評価意見を持つかは仕方がない事。要は思った事を公表するかしないかの違いでしかない。公表される事で自分の気に入らない意見は欲しくないし見たくもないということなのでしょうが、それならやはり見られない工夫が必要であるのは致し方ないと思います。
[参考]
モヒカン族 - 二酸化モヒカン倶楽部 (otsune) - 「ホームページは自我の一部であり、そこに言及するのは自分をあげつらう行為である」というホームページは家だという感覚

記事へリンクすることの有無は、その記事への導線を引くだけであって、導線を引かれる可能性を有するところで公開している以上、そうされたくないなら導線を引かれない、または断ち切る手段で自ら防衛するしかない。

いくら禁止と言っても他人に強制できる事では決してないからだ。それは、やはり危険予知能力の欠如だと思う。どこかで読んだのだが、リンクされない自己防衛くらい手間ではない。そんな事より世の中にはいくらでも危険を予知し防衛しなければならない手間なことがある。単なる知識不足なだけではなく、もし防衛できる知識があってそんな事を言っているのなら、それは我侭で自己中心的と言わざるを得ない。とっとと防衛できるブログに移ればいいだけですからね。


2.の場合。これはオレも共感できる。公開はしていても目立ちたくないという主張はあっていいと思う。何も全てが目立ちたいサイト主ばかりではない。ひっそりとしたほそぼそ運営を望んでいるのを、無理やり晒して大騒ぎして運営者に迷惑をかけることは良くない事だと感じます。アクセスなんて多くは欲しくないし、通りすがりの一見さんには見て欲しくはない気持ちってのもよくわかります。所詮一時の騒ぎで、1つの記事を騒ぐだけ騒いで嵐の後は元に戻る。正直、そんな一見さんには来て欲しくないって気持ちもよくわかります。もちろん問題発言や挑発的な議論系の記事なら異論を受け入れるべきですが、ちょっとしたほのぼのとした疑問だとか違和感を感想として書いたものを晒してしまうのはどうかという気持ちもあるし、晒す事によって生じる運営者のストレスを考えれば、問い合わせる必要性もあるように感じます。これは相手の考えを汲む、心配りなどの心情的な意味でです。

オレのPASS認証制ブログの場合で考えると、騒がれたくは無いし、突然のリンク紹介によるサイレントアクセス(沈黙のオーディエンス)は欲しくない。一見さんやロムラーさんには悪いと思うが、所在の判らない方は閲覧を遠慮してもらいたいので、その防衛としてPASS認証制にしている。そういった突然のリンク紹介などによるサイレントアクセス(沈黙のオーディエンス)を望んでいないブロガーの気持ちも察してもいいのではないか?という事です。オレはそれさえなくて、ひっそりと目立たなければ認証制にする事もしないし、本来なら誰にでも訪れる機会は与えたいので、認証制は望んではいない。ここで矛盾が生じるのだが、それは未知からのリンク誘導アクセスという突発性がイヤなだけで、ジワジワ広がっていく楽しみを大事にしたいというサイト主の選択肢はあっていいのではないだろうか?ということです。知らない他者によるアクセスアップなど欲しくないという気持ちは有ってもいいと思うし。

知ってる交流先からリンクされるならまだしも、全く知らないところから突然リンクされるのは恐怖に感じることも分かります。不特定多数に見られる場所に公開している以上、防ぎようの無いことですが、それを望んでない運営者は、これはもうリンクされてもシャットダウンできる、または運営者に閲覧の許可の有無を選択できるシステムを用いなければいけないのではないかと思うのです。それが簡易で出来たらいいじゃないですか。全てブロックしておいて見たい人は運営者に何らかの見たいという情報を送り、それを運営者が確認して閲覧の可否を決める。

今のPASS制よりもっと簡単に、誰が見たかだけ分かるようなシステム。そういった簡易シールドを有するブログサービスがあれば、2の「無断リンク禁止」を謳う人の要望は叶えられると思います。

そこに在る事は宣伝したいが、内容については見る人を制限したい。それって我侭でしょうかね?看板は掲げて宣伝し、内容は興味のある人だけに条件付(相手を特定できる)で見せる。これって別に特別な事でも何でもないと思うし。

そんな事までして観たくないとかそこまでして観る価値がある内容かどうかというのは別の話だし、問題ではないと思います。見せる相手を特定したい。こっちはハンドルネームと居場所を教えているのだから、対等な情報を提供できる相手にだけに観る権利を与えるってのは差別とは異なると思うのですがね。ただ、その条件で見たいって方は、現状では敷居が高く、ほとんどの場合、そこまでして観たくはないというのが本音でしょう。これはソーシャルネットワークシステム的ですが、個人対個人を考えた場合、この考え方は尊重されても良いのではないかと思います。もっとその仕組みが簡単に出来るのであれば、その敷居も低くなると思います。

一番いいのは、ブログを持ってる事が特定できれば閲覧許可を与えるってのですね。そして、そのブログのアドレスとハンドルネームは運営者には分かるようにする。ただ捨てブログも作れるからなぁ~。その場合は閲覧拒否できる方法も付ければいいかな。その方法が簡単に出来るなら便利だよな。初期設定でそーゆーふーにしてあって、目立ちたい人はチェックを外せばいいのだし、別にそのブログサービスを選ばなければいいだけだしね。

ただ、運営者側でずるい使い方も出来てしまうというところがネックなんだよな。そしてこの場合は、公開ブログなのか、認証制ということで非公開扱いなのかも微妙だしなぁ。

要は、サービスサイドというかシステムをもう少し詰めてお互い心地よい住み分けができりゃーいいんじゃないのって話ですな。

別ブログのPASS認証制についてあれこれ

2005年10月23日 | 総合案内
オレのはてなブックマーク『はてなブックマーク - souryuuseiのブックマーク』にある、家の形をしたアイコン(オレのだけじゃなくみんな一緒なんだけどけどさ)は、ブックマークからリンクするウェブサイトとなっていて、そのリンク先は先日「注目のエントリー」にもなってしまった『はてな よりお越しのかたへ』になっています。ちなみに、まだ何もしていないはてなダイアリーにも、案内が載っています(実はこの案内を表示する為にダイアリー登録したので、まだ何も書いてない、うぅ)

その記事にリンクしてあるブログ b-log は、書いてあるようにPASS認証制をとっています。それでは、その経緯について書いていきます。

b-log は、「備忘録」のことで、『斬(ざん)』の管理用に作ったのが発端です。
b-log のタイトル下の概要部分には、
b-log(ビー・ボー・ログで備忘録)
コメント、TB、気になった記事をlogする。
まさにweblog本来の使い方をするためのブログです。
とあり、『斬(ざん)』管理上、コメント、TBした記事のリンクとか、参考になる記事、自分の記事に使いそうな記事のリンクや引用文を雑多において置く場所という位置付けです。まったくの個人専用です。

本来なら「チラシの裏」にでも書くのですが、それより便利なんですよね。ブログで管理するほうが。『他人の不幸は蜜の味: ブログの持つ致命的な問題点』の中にも
チラシの裏に書くよりも、ブログに書いた方が楽だから。

 早く書けるし、筆記用具を用意しなくても良いし。ブログ書くのって楽だ。
とあるように、オレも同感で便利だから使っているのです。リンク集の意味合いもあったので、使い勝手上、ブログはとても良かった。

しかし、開設当初は便利で簡単で楽に使いたかったので、認証や検索ロボットクロール除けの対策などしていませんでした。

そしたら、ある日リンクした先のリファラや検索から訪問者が現れてしまいました(これは『斬(ざん)』の交流先でした)。

いずれは、そのような時が来るとは薄々思っていたので、念のため認証制のあるブログを最初から選んでおいたのですが、その時が来てから考えようと安易に構えてました。

で、見つかった時は、ほぼ休止状態だったのですが、6月ごろにリンク集(羅列型ニュースサイト風味)みたいな感じで復活。その後、色気が出て、7月後半ごろからコメントなんかを入れ始めて言及スタイルに変化していきました。

そうしたら、何やら交流のある人がちらほら見つけ出して、コメントや反応をくれるようになりました。

最初から個人用と謳っていたので、ロムは除外で「足跡コメントしてね」の案内と、目立つリンクもしないでとわがまま放題なお願いをしていて、多くの交流先にはご協力をいただきました。

しかし、やはりリンク集でもあるため、リンク元からの言及があったり、結構有名な方からのはてなブックマークありで、ロムする人が増えはじめ、それが本意でなかったため、度々突発的に認証を入れ、ロムする人を排除しました。

もう、お分かりかと思いますが、b-log にはアクセスは欲しくないのです。見せるつもりはサラサラ無くって、それでも見たい!記事に使いたいという要望もあったため、相手が分かるのであれば、ご覧下さい。というスタイルにしたのです。それに皆さんはオレの我侭を無理強いして従っていただいたわけです。

なので、それに従っていただけないロムラーとは区別が必要となりますので、色々試行錯誤していますが、今は認証制にしています。

その頃には、検索ロボットクロール除けを入れて、検索からの来訪を抑えました。

では、何故最初から完全に認証制にしなかったのか等ですが、Q&A方式にしてみました。

Q.最初認証制がイヤだったのはなぜ?

A.RSS等で更新時に毎回認証のPASS要求をするのが鬱陶しかったからです。


Q.なぜ公開しないのですか?

A.はてなブックマークでえっけんさんから
ekken 『[blog]僕は認証を知っているから、たまに読むけど、内容的にわざわざ認証をかける理由が分からん。かえって誤解有』
と、コメントを頂いているのですが、これは恥をどう考えるかです。オレは b-log の中では、草稿中扱いで、思考の断片をなるべくストレートに表現するべく誤字脱字や言い間違いなどを気にせずに、フランクな状態で書ける事をしたいと考えました。これを公開する事は非常に恥ずかしい行為とオレは思うし、見る側にしても誤解を招く表現があったり、言い回しがおかしかったりなどで、とても見せられたものじゃなく公表できるものではないと思っているのです。それに、言及された相手とそうでない客観的な立場で読んだ場合では受け取りかたが違ってくると思います。ですので、自分がストレス無く書くには非公開のほうが自由に書けて良いのです。


Q.非公開で一部の人にだけ見せる事は選民ではないですか?

A.この問題も交流先より指摘を受け考えたのですが、b-log で、お誘いして存在を知った人は1人のみです。それは知らせる、よんどころない事情があったからで、それ以外は、自力(リファラや検索)で b-log に辿り着いた方たちのみです。

オレは自分の記事のリンク先が認証やPASS制で見られないのは余り気持ちの良いものではないと思っていて、それを自分がすることに抵抗があります。
nekoishi 『ある種の気持ち悪さ』
と頂いていますが、たぶん同じ理由だと思います。だから、オレは認証にしてもご覧いただける窓口を設けたいと思って、それにはてなブックマークからの誘導という形を取ったのです。

なので、リンク先(言及先)以外でもご覧になりたい方は、自分の所在(ブログやサイトを運営している)が明らかな方なら、捨てハンドルやサイトでもない限りは、ご覧頂いても構いません。

要はネットリテラシーがある人ってのが条件ですかね。

だから、ロムラーにはたいへん申し訳ない気持ちがあります。本来はとても気に入って貰えているかもしれないのですが、反応をいただけないとノイズを省く為には、どうしても除外対象にせざるを得ないのです。つまり、個人専用スタイルなので、自分勝手が良くなくノイズに荒らされる可能性は排除したいのです。

そして、自力で辿り着いた人と探さなかった人を同等にはしたくありません。これは『斬(ざん)』にも、通ずる事なのですが、オレのブログには色んな仕掛けが仕込んであります。それは探せば探すほど見つかります。つまり、薄く見る人、濃く見る人それぞれに違った奥行きのあるブログになってます。ってかそうなるように心がけています。殆ど自己満足で本当にその隠しネタを知っているかは分かりませんが、それは見つけた人だけの楽しみという面白さを取り入れています。だから今回の『はてな よりお越しのかたへ』も、見つけた人だけその入り口を知るという仕掛けだったのですが、はてなブックマークにより目立ってしまい、関係ない人にまで安易に入り口に辿り着けてしまったので記事で愚痴ったわけです。URLがあり公開している以上、リンクされる事は仕方ないので、ちと仕掛けがバレて残念って感じなんですけどね。

なので、PASS を知ってる人を特別に選民しているのではありません。オレの我侭に付き合えるってのも条件の1つかな。もちろん馴れ合いなど無く、陰口を言い合うような事もありません。オレが言ってることはあるかもしれませんが。いつでも公開に変更できるのですから、安易に陰口なんで書けませんからね。

それでも、それを選民だと判断されればそれは考え方の違いとしか言えません。


Q.もっと簡単な閲覧の手続きに出来ませんか?

A.これも
ululun 『なるほどそうですか。そんな煩瑣な手続きをしてまで読みたいとも思いませんけれども。』
と頂いていて、この事については正直申し訳ないと思っています。本来もっと敷居は低くしたいのです。そして、本当はPASS制を望んでいません。オレの理想とするのは、

・はてブで引用やリンクが出来て、クリップごとに公開/非公開の設定が可能なもの
さらに言えば、
・リンク先には公開できて、その他には非公開設定のオプション。
・クリップしたリンクは見られるけど、コメントや引用などは非公開のオプション。
・クリップ時間の任意設定変更可能
・クリップ一覧(○○Users クリックの)の表示、非表示の選択可能


の、設定が出来るものです。そういったツールがあればそちらに移行したいと思っています。しかし、今のところ、こういったことを叶える方法が見当たらないので、現状の面倒な手続きをお願いしているわけです。

はてなダイアリーのプライベート設定が一番理想に近い形なのですが、閲覧条件がはてなIDを持っていることになってしまうので、そこがクリヤーできませんので、使えないのです。


Q.はてブコメント
takopons 『[blog]PASS制の認証をかけることが、かえって管理人自身に余計なプレッシャーを与えているような気がします。』
については?

A.プレッシャーあるのかなぁ?最近更新再開で読み切れずな記事が多くてドタバタですが、それが原因。たしかにはてブと b-log の重複については扱い方に手をこまねいているのはあるけど。ノイズを気にするのは、はてブや個人ニュースサイト等で取り上げられた場合に、サイレントアクセスに見られたくないってのもあるんですよ。だから、認証自体は気が楽なんだけどね。ただ、言及内容を使いたいって方には申し訳ない気持ちはあります。


以上が、b-log についてです。質問等があればコメントください。

MEIJI ミルクと…

2005年10月21日 | 思いつき
今、CMで宣伝している(明治乳業 | 商品CM■コンビニ篇参照)のなんですが、コンビニ店員の彼女が

「 MEIJI ミルクとな~んだ?」

と聞くと、同僚の彼が

「 MEIJI ミルクと…」
「 MEIJI ミルクと…」


「 MEIJI ミルクとオレとサノさん」

と応える(正解はMEIJI ミルクと珈琲)わけですが、なぜか

「 MEIJI ミルクとオレとサノさん」

がツボにはまってしまい、実存しない

「 MEIJI ミルクとオレとサノさん」

って、いったい全体どんな飲み物なんだ?と気になって仕方ない。

だから MEIJI は責任を取って

「 MEIJI ミルクとオレとサノさん」

という、飲み物を作って下さい!
ただし、それが売れなくてもオレ責任とらねぇけどな。
何なら限定販売とか試飲無料提供とかしない?

でも、どんな味になんだろ?

更新休止報告は必要か? 2(完結)

2005年10月19日 | 想った事、感じた事
前回の『更新休止報告は必要か?』では、疑問をそのままぶちまけた形になってしまいましたが、貴重なコメントを頂き、それがヒントとなって、何となく自分なりの答えが見つかりましたので、その事について書きたいと思います。


結論から先に書きますと


更新休止報告は必要ではないが、重要


です。では更新休止報告の必要、不必要の分かれ目となるポイントについて考えてみました。

【1】実名運営or仮名運営
【2】読者からの視点で考える
【3】運営者からの視点で考える


の、3つが浮かびました。


【1】実名運営or仮名運営*1

 * 実名運営の場合
  ・リアルと繋がっている
  ・交流先もリアル
  ・関係者が見ている場合がある
  などにより、更新休止を知らせる事は本人の状況を知らせることに繋がりますので、必要性が高いと思います。故にアリです。

 * 仮名運営の場合
  ・必要な場合と必要ではない場合がある

では、仮名運営において必要な場合と必要ではない場合についてですが、まず読者からの視点で考えます。


【2】読者からの視点

◆仮名運営での必要、不必要とは?
 
 定期更新or不定期更新

 * 定期更新の場合
  ・必要な場合と不必要な場合がある

 *不定期更新の場合
  ・不必要
   理由:不安にならない

では、

◆定期更新での必要、不必要とは?

 単一or汎用

 * 単一の場合(単一とはこの場合、オリジナリティ、独創性など)
  ・小説、漫画などのストーリ性のある創作物サイト
  ・個人の日記サイト
  ・運営者にパーソナリティがあるサイト
   などで、必要がアル

 * 汎用の場合
  ・多くの人が同じような似たサイトを運営しているサイト
  例)個人ニュースサイト、各ジャンルを重視したサイトなど、単一で上げたサイト以外はほぼこちら側です。

以上が、簡略化した項目です。

では、詳しい説明です。
読者から見て、定期更新(この場合、毎日や一日おきなどのほか、2~3日とか、1、2週間に一回でも可と考えます)でその周期が崩れた場合は、違和感を感じるはずです。しかし、その中でも汎用の場合は、そのサイトが休止したとしても、代わりとなるサイトが存在する為、閲覧者からすれば、更新休止報告は、あっても無くてもそれほど気にはならないでしょう。なので必ず要るということで言えば不必要という事になります。

しかし、汎用サイトであっても、運営者自体がコンテンツ化している場合は、必要性があると考えます。この事については、運営者からの視点で後述します。

単一の小説、創作物の場合で定期的なもの(わかり易く言えば週刊漫画などを思い浮かべるとよい)は、続きが読みたくなりますので、更新が途絶えると不満に感じます。また単発物でも、主人公が同じものなどはストーリー性があると考えますので、これも含みます。また個人の日記についても、運営者=主人公となりますので、更新休止は日記の主人公(運営者)にとって重大事であり、当然記すべき内容ですので、更新休止報告が無く休止されれば、読者は不安になるでしょう。だからこれらの場合は、必要となります。

以上が読者からの視点での必要性です。


【3】運営者からの視点

■運営者の報告したい理由
 1 読者に対する説明
 2 自分を納得させるため


の2つだと思います。では

1 読者に対する説明
 これは、サイト運営者として更新周期が崩れる事により読者を不安にさせないために予め報告する運営者の読者に対する心配りですね。

2 自分を納得させるため
 これは、更新を休止させる理由を書く事により運営者自身が踏ん切りを付けるためと、更新休止により読者が減ってしまう不安から更新再開後には訪れてくださいね、という運営者自身の期待と不安があると思います。


さらに詳しく

1は、読者との交流を重視し、休止してごめんなさい、再開後もよろしくという読者へのメッセージなのですが、実は多くの場合、1の必要性があるサイトというのは読者からすると、パーソナリティのある運営者以外は必要がありません。まなめさんが『更新休止報告は必要か?』のコメント仰られた
中の人に興味を持っているかも一考の余地あり。
が、これに当たります。

しかし、多くの場合、運営者自身に興味を持っていることは少ないです。運営者の書かれる内容に感心や興味が強いとしても、仮名運営で運営者の実像が見えない場合、更新休止によって不安、心配になるということは余程その運営者に興味が無ければありえないでしょう。もちろん、特例的にそのサイトが大好きで大好きでしょうがない読者がいるケースはあると思いますが。

こんな事を書くとsouryuuseiは薄情者だと思われるかもしれませんが、オレが尊敬していて、交流もさせていただいている、某個人ニュースサイター兼ブロガーさんが、たとえ更新休止宣言をしないで、ほぼ毎日更新している個人ニュースサイトをいきなり報告無しに休止したとしても、1~2週間なら、何かがあったのかな?くらいでしょう。どうしちゃったんだろう、なんかあったのかなぁ?と、親身になるほど心配などしないでしょう(ネット上では、これ位の距離感のほうが良いと考えてます。逆に感情移入のしすぎは、仮名同士の場合どうかと思います。)

たしかに、おかしいな、どうしたのかな?と気にはなります。そしてその休止の間は、主要なお気に入りの巡回先が減ってちと不便になったと感じるでしょうが、某個人ニュースサイトが更新されなくても、他のニュースサイトや情報収集先がありますので、とても困るということはありません。そして、再開後に「これこれこーゆー理由でした。」と書かれていれば、「あ、そうだったんだ」で済んでしまうでしょう。裏を返せば、先に更新休止報告する事は、読者に好印象を持たれようとする、運営者のサイト運営テクニックの1つと言えるでしょう。つまりそれは読者の為ではなく運営者のためなのですよ。

多くの仮名ブログの場合はコレが当てはまるのではないでしょうか。もちろんオフ会などで、すでにリアル交流があれば別ですよ。それはもう実名の場合と変わらないですからね。

と、かなり、厳しい事を書いていますが、それが現状じゃないでしょうか?

そして、2なのですが、運営者としては、心配してくれる読者がいて欲しいという願望が含まれているのです。自分は更新休止報告が必要なパーソナリティのある運営者であって欲しいという願望が更新休止報告記事を書かせるのです。なので、この自意識過剰が重要なのです。いるのかいないのか分からない(実際多くの場合は後者)心配してくれる読者がいる事を期待(信じて)して、運営者は更新休止記事を書く事で休止でき、再開のためのモチベーションを維持しようとするのです。


【結論】

だから、(仮名サイト)運営者にとって自分自身と(仮想心配してくれる)読者のために

更新休止報告は必要ではないが、重要

なのです。

ちなみに、このブログが暫く更新もぜず音信不通でしたが、心配した人っていますか?たぶん、気にされた人はいたかと思いますが、心配までする人は…… だと思います。


*1… この場合の「仮名」は、匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理) [絵文録ことのは]2005/05/30にある「仮名」の定義とします。

10日間くらい更新をお休みしました

2005年10月15日 | ネタ
いや、ほんまほったらかしですみません。
先週末よりぶっ倒れておりまして、本日やっとこさネットに復活(一時か?)出来たので、取り急ぎです。

一週間もPCに触れず、ネットにも繋げないとは、思ってもおりませんでした。

もし、お気にされ心配していただいた方がおられましたら、ご心配おかけいたしました。

と、この最後の一文は草稿中の例の更新休止についての話につづく… 予定
(まだ、完全復活できるかどうか分からんからね)

月別アーカイブ(目次)を作ってみました

2005年10月09日 | 総合案内
過去ログを家宝にする』に触発されて、過去記事を整理してみました。
この記事の中で、「過去ログを読まれる為の準備」として
過去ログを参照する手段「カテゴリ」「ブログ内検索(FC2)」「カレンダー」「月別アーカイブ」をしっかり整理する、もしくは目にとまる場所に配置する必要があります。
とありました。そこで、

・カテゴリ
・ブログ内検索
・カレンダー
・月別アーカイブ

の中から、goo ブログで出来そう、または弱い部分の、「カテゴリ」「月別アーカイブ」について、見直しを行うと決めたのですが、「月別アーカイブ」をまなめさんの、『304 Not Modified: コラム-目次』を参考に(いや、インスパイヤです。すみません)、全記事を月別で作っていたら、そこで力尽きました。

とりあえず「カテゴリ」の順位見直しを行い、後日記事の「カテゴリ」見直しを行う事にしました。月別アーカイブはカテゴリ「目次」で、

『斬(ざん)』:目次

で、ご覧いただけます。BOOKMARK にも、追加しておきます。
(リンク切れやリンク間違いがございましたら、~総合案内~に、コメント頂ければ幸いです。)

このことにより、自分で検索する場合にも、たいへん便利になりました。
これで、少しは過去記事を読まれるかな?と、この苦労が実る事を期待してます。
(にしても、サイドバーのコンテンツの順番を変えられないのは、イタイなぁ)

あ、それと記事の個人的評価をしているのですが、この場合の記事はコメント欄も含めています。これ、自己評価して感じた事なのですが、コメント欄がいかに、記事に深みをもたらすかって事を、凄く思ったのです。なので、この自己評価は、後日コメントや TB により変更される事が充分ありえますね。

更新休止報告は必要か?

2005年10月05日 | ブログの話
よく、更新を休止する時に、更新休止しますと案内記事を入れるのを見かけます。オレもよく書きます。

でもこれって、必要なのだろうか?

と疑問が沸いた。

確かに定期的に訪れてくれる閲覧者には報告したいと言うブロガーの気持ちが汲み取れるので、親切ではある。オレもそう思って書いていた。

しかし、本当に伝える必要はあるだろうか?いつも訪れるブログの更新頻度が突然変わるとやはり何かあったのだろうか?と思う事はある。しかし、3、4日更新しないからと言ってそれ程変には思わない。流石に一月もとなれば気にはなるが、結局はそのブログに訪れないだけに過ぎないように思うが、その場合は何らかの報告があると納得できるのでいいようにも思う。

では、どれくらいの頻度で更新しなくなったら報告する必要があるのだろうか?

最近週に2~3つしか記事をアップしないオレとしては、どないなもんかと思わなくも無いんですが…

実際、ホントに心配している人など、たぶんいないようにも思われ、そこまで自意識過剰にならなくても、そこまでお前の心配なんぞしてないから。って気もしないでもない。

もちろん、再開を待ち望んでいる気持ちはあるでしょう。でも、だからといって更新休止を宣言されなければ、それほど気にもならないと思うので、事後報告でもよいと思うのですよね。

たぶんだけど、この更新休止報告ってのは、閲覧者に言ってるようで、実は自分を納得させる為なのではないか、と思えるなぁ~。


追記(2005.10.19)
つづきです。
更新休止報告は必要か? 2(完結)

中途半端に更新休止と書いちゃダメ!

2005年10月03日 | 想った事、感じた事
10日間くらい更新をお休みします』で、ネタ風味に1週間ほどの休止予定を10日と書きました。しかし、このブログで1週間くらいは、更新の間隔として休止とはよべないレベルです。その事は、このブログの読者であればすぐに気が付くと思います。さらにコアな読者なら、また3日くらいして、「でへへ」と、しれーっと記事を上げてるだろうな、と思う人もいるでしょうね。過去の経歴を知ってる人なら特に。

それは、さておき。「10日間くらい更新をお休みします」は、まぁ、はてなを問わず、出す記事出す記事が注目され人気エントリーになる、WEB界の人気者でシリコンバレーに住んでる梅田望夫さんゆえに、いいのであって、不人気者の小童風情のオレの場合では、とんでもな事になるのです。

何がって…?

そりゃ、観に来る人が激減するのですよ。タダですらヒッソリ運営なので、それ程多くの人が訪れるブログではないわけで(それでも更新しなくても3桁のIPがあるのは幸せと感じています。ってか、更新してもあんまり変わらないのは何故だ?)。更新しないと宣言すると、心理として「ま、更新するまでは放置」と言うのが多くの読者の本音でしょうから、その落ちる勢いは今までの宣言しないで更新しなかった同期間と比べて明らかに違うのです。

だからね、毎日アクセスがいっぱいあるサイトじゃなければ、更新休止宣言なんて記事は上げちゃダメですよ(毎日数エントリー更新してるトコは除きます)。ましてや中途半端に10日なんてすると、すっかり忘れ去られちゃいますから、記事にせず事後報告が賢明です。TAKOさんのようにね♪


あ、時すでに遅しな方がお1人

お許しを…



#ってか、昨日なぜが『はてな よりお越しのかたへ』(だから、この記事は非表示カテゴリだってばっ!!ったく、容赦ないなぁ(笑))が、はてなブックマークの注目のエントリーに暫く居座り続けてくれたお陰で、この記事ぜんぜん説得力無しですわ!! 更新した日より、更新して無い昨日のほうが閲覧者数多いじゃないですか!!まったく、ツイてるんだか、いないんだか。

いやいや、ブックマークいただいた方々ありがとうございます。コメント等は参考にさせていただき、件のブログについては、別記事にて詳しく書こうと思っております。

[参考]
はてなブックマーク - 『斬(ざん)』:はてな よりお越しのかたへ