『斬(ざん)』

移転しました。
移転先:http://souryuusei.blog61.fc2.com/

■2006年2月アーカイブ

2006年02月28日 | 目次
■2006年2月アーカイブ

2006年1月← / →2006年3月

★★★★☆ 「Life is beautiful」の記事がなぜ「ウェブ進化論」紹介記事として読みやすかったのか 2006.02.27

★★★☆☆ 前記事の打ち上げ花火の花火について 2006.02.23
★★★☆☆ ネットに現実社会を当てはめて分析してみる 2006.02.19
★★★★☆ ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ 2006.02.17
★★★★☆ 「オメガはオメガ」 2006.02.12(2006.02.22)
★★★★☆ はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった 2006.02.12

★★★☆☆ 感想系トラックバッカーに捧げるブログの「三種の神器」 2006.02.11
★★★☆☆ 「トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い」のかなぁ? 2006.02.07
★★★☆☆ ビジネス cool なシーツ君には、コンビニ hot なペットぽゆタンを 2006.02.06
★★☆☆☆ ライブドアより気になるのは…… 2006.02.04
★★★☆☆ トラックバックを最初から二種類に分ければいい 2006.02.02




[参考] オレの記事おすすめ度を5段階にしました。

★☆☆☆☆ …たまにツボにハマルかも。
★★☆☆☆ …マニアックにはウケるよ。
★★★☆☆ …おすすめ!
★★★★☆ …超おすすめ!!
★★★★★ …まずは読んで見て!!

「Life is beautiful」の記事がなぜ「ウェブ進化論」紹介記事として読みやすかったのか

2006年02月27日 | ブログの文章・書き方を考える
 ご本人もビックリでフォロー記事を上げるほど、多くのブログで紹介、感想など書評が書かれている、梅田望夫さんの新書「ウェブ進化論」。オレもその本の紹介記事を斜め読みも含めて、パラパラといくつか読んでいるのですが、その中でも『Life is beautiful』の『Life is beautiful: 「ウェブ進化論」はなぜ「書籍」として出版されなければならなかったのか』が、一番読みやすかったと感じました。そこで、何故、この記事が読みやすかったのかを考えてみました。

 この記事の冒頭には、記事タイトルとはあまり関係ない、著者である梅田さんから本を頂たことから書かれています。そして、その次の段落では、梅田さんと会った時のエピソードを著書と絡めて紹介しています。記事のほぼ1/3を占める内容が、梅田さんとの関わりについて書かれているのです。この辺りが実に上手い。既に「ウェブ進化論」紹介記事は、数多く書かれているため、食傷気味です。読書感想や内容説明などは、何処も似たり寄ったりになりがちです。また長文が多いため、普通に書いては、印象も残らないし、面白みも無い。そこで、著書より著者について、最初に書くことによって、著者に興味がある人の興味を引く内容になっているので、引き込まれるのです。

 次の中盤部分では、タイトルで書かれた内容の核心部分を語っています。が、それはたったの一段落分に過ぎません。しかし、シンプルにまとめられていて分りやすく、それでいて納得できる内容に仕上がっています。この辺り、普通ならダラダラと説明が続く場合が多いのだけれど、それを短く簡潔にすることで、要点がボケないような配慮がなされています。

 その次には「ウェブ進化論」の中で、自分の記事が紹介されてることへの感想。さりげなく自分の記事を宣伝しているのですが、全然いやらしさがなく、読んでみたくなるような書き方。ブロガーとして、書籍に自分の記事が引用されたら嬉しいという、誰もが少しは持っているだろう願望を、この部分では自分に置き換えて考えられるので、羨望と希望の両方を感じることが出来、共感しやすい内容になっています。

 そして最後は、著書に関して自分の経験を含めた、意見を述べて締めています。

 うーむ、構成といい、表現といい、ほんとにいい文章だと言うことがよく分りました。

 今回、改めて分析してみて、結論部分が中段に書かれているのに、最後まで読ませる記事を書くことが出来るという文章テクニックを知りました。今までのオレは、いつも最後に結論を書いて締めていました。それ以外の方法があることに気が付きビックリです。何とか自分もこのテクニックを使いこなしたい。そして、もう一つこの文章で学んだことは、やはりちょっと違う視点と他とは違う手法でのさりげない表現方法。そして、ターゲットとする読者が、どう考えているのか(今回の場合は、ありきたりではない「ウェブ進化論」の話を求めている)を把握した上で、文章を作っていると感じられる点です。

 同じ話題性のある事象での記事でも、汎用なモノにならないような工夫の重要性を実感しました。勉強になりました。ありがとうございます。

[TB:Life is beautiful: 「ウェブ進化論」はなぜ「書籍」として出版されなければならなかったのか]

前記事の打ち上げ花火の花火について

2006年02月23日 | ブログの話
ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ』に言及頂いた、『明日は明日の風が吹く - ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ [『斬(ざん)』]』について、コメントだと少し長くなりそうなので、も少し補足というか考えを記事にしました。

 ネットがバーチャルな立場の場合ってのは、ある意味卑怯な部分はあるんですよ。リアルと切り離してるからリセットがきくという部分では。しかしね、オレはリセットがきくからこそ、リアルよりも自由度にもっと縛りを入れる必要があるとも思ってます。つまり、信用度でいえばリアル実名の方が一般的には高いのですよ。だからこそ、信用を得るためには、リアルの方々よりもより努力が必要なんです。この辺りは、オレ個人のスタンスですが。だから、相手を特定できるがゆえに信用されやすいリアルよりもバーチャルの方が、その辺りをいいかげんに考えられないんです。もともとの信用なんて何も無いのですから。
 花火じゃなくても、地道なのんびりとした付き合いもきっとあると思う。ネットだけだと、いつ突然に切れてしまうか分からないという事はあるのだけれど。その寂しさと儚さを持ちつつも、それでも細く長く繋がっていけるという特性もネットにはきっとある筈だ。
 花火という表現がかなり誤解を招いたようです。件の記事を読んで花火をどう捉えるかは、あえて曖昧にした部分は確かにあります。オレの考える花火と違っても、思考の広がりを考えてるので、こーゆーふーに取られたかと感心しました。

 オレの考える花火をどう考えてるかを書くのは、ちとナンセンスだけれど、書いた立場として表明しておきますね。

 該当記事に書いた花火ってのは、ネットでの全てのアクションです。仮名ハンドルネームで、記事を書く、コメントする、トラックバックする、タグを付ける、ブックマークする等々ネット上でのコミュニケーションを含んだ全ての特定個人の表現行為を、花火と考えています。

 そして、儚きゆえに、リアルよりもある種濃いコミュニケーションがはかれるんだと思うんです。これは以前から言ってるので、常連読者にはうんざりかもしれませんが、世間体やシガラミ(柵)が無いからこそ、本音を存分に書けるんですよ。それがネットの貴重な部分であり最大の魅力だと思ってますから。


[TB:明日は明日の風が吹く - ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ [『斬(ざん)』]]

ネットに現実社会を当てはめて分析してみる

2006年02月19日 | 思いつき
ニュースサイト=大手商社
ポータル(検索サイト)=広告代理店
個人ニュースサイト=個人商社
ブロガーなど=創造者(商品提供元)
お金=アクセス

 と、割り当てて考えてみる。

 個人商社は、大手から小売までいて、どういった商品を扱うかが腕の見せ所。いい品を揃えて、上手に商品を見せれば繁盛する。

 創造者は、良いものを作っても商社などを通さなければ、なかなか流通しない。ゆえに、宣伝効果の高い方法( SEO )を考え、自分の作ったいい商品を見てもらおうと努力する。その努力で、大手商社や、広告代理店、大手個人商社などで宣伝してもらえれば、一気に知名度が上がり儲かる。それが何度も宣伝してもらえるように目に留まれば、ある程度一定した収入が定期的に得られるようになる。そうするとさらに知名度が上がり、環境も整うので創造する商品にも余裕が生まれてくる。すると、さらに良い物(もしくはそう思わせるもの)が出来やすくなり、それが売れ行きに反映される。

 結局、創造者は当たり外れが多く、そこそこ良品質な商品を定期的に出しつつ、さらに一発大きく当てないと割が合わないと言える。また、一発当てれば結構長続きすることが出来る。

 その点、個人商社は、商品を選別して陳列するだけだから、始めやすい。目利きが良くて、他の個人商社と結びつきを強めれば、儲けやすいと言える。

 創造者は、当たるまでの下積みもそこそこ必要そう。しかし個人商社は、始めやすく辞め易い。結構、頭使えばそこそこ儲ける事が可能と思えるゆえに、皆個人商社に手を出すのかな?でも、簡単だと思ったら意外と難しくて長続きしないで辞めちゃう場合が多い。で、やっぱり生き残ってて稼いでるのは、デキた商社マンってトコなのかな?

 あなたは、商社マンタイプ?それとも商品を創造して作り出すタイプ?それとも欲張ってマルチに両方一人でやっちゃいますか?

ネットのバーチャルは打ち上げ花火の切なさ

2006年02月17日 | 想った事、感じた事
 ネットはバーチャルという基本スタンス。それと乖離するネットはリアルなスタンスな方々。ネットには、今、二つの世界が混在している。

 ネットがバーチャルな立場な方々は、リアルでは無名な人が多い。でもネットでは、そんな無名な人が、時に世間で見れば小さいけど、個人から見たら大きなコミュニティの、ちょっとした人気者になり注目を集めることもある。それは、とても楽しく嬉しいサプライズ。たとえそれが幻想だと分っていても。否、分っているからこそ、ネットはバーチャルだと言い切れるのだろう。遊び心でちょっとした優越感を得られる場所。そんな居場所があれば、それはとても大切で貴重な場所なんだ。

 しかし、ネットにリアルを持ち込むと、そこには人気者がより人気者となるためのツールとしてネットが利用される。元々才能のある人たちが、さらに表現する場を得て、水を得た魚の如く、その才能を伸ばし有名になって、さらに人気者となっていく。

 それは、バーチャルな立場な方々にとって、居場所を無くされる危険を感じる。リアルの上下関係をそのまま持ち込まれてしまうから。そして遊び場が失われれば、また違う遊び場を探さなければならない。しかし、ここよりいい環境なんて今のところ存在しない。

 バーチャルな立場な方々にとって、ネットの繋がりは儚いモノ。そこにあるのは、その時の一瞬一瞬の刹那を共有する面白さである。たとえ、長い間交流してきた相手がいたとしても…… 

 打ち上げ花火のような、ひとときの輝きを大事に大事に、何回も何回もこれが最後となるかもしれない花火を打ち上げる。

 それは、儚くも一期一会の最大のエンターテイメントである。

 さー、明日はどんな花火を打ち上げようか!

はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった

2006年02月12日 | ブログの話
 最近、はてなブックマークによるブックマークをしなくなったのですが、なぜ使わなくなってしまったのか、その理由を考えてみました。

1 ブックマーク集として使えない

 1.検索がしょぼい
 2.引用が出来ない
 3.直ぐに欲しいブックマークに辿り着けない


 1.検索がしょぼい
・各所でも、検索能力が低いとの指摘が見受けられるようですが、その通りで、キーワード、タグで検索しても、自分の欲しいブックマークが出てきません。google で探すほうが早いなら、データーベースとしてのブックマーク集として意味が無い。

 2.引用が出来ない
・これは、1.検索がしょぼいにも絡むのですが、コメントが100文字までなので、ブックマークする記事からの欲しい部分の引用が全て出来ません。データーベース的なブックマークとして使う場合を考えると、印象的な文章ってのを、引用しておいて、後で使いたいときや読みたくなったときにそれで検索できるようにするのが、もっとも良い利用方法だと考えるのですが、それも難しい。

 3.直ぐに欲しいブックマークに辿り着けない
・これも1、2の内容と重複する部分ですが、タグの複数検索も出来ないし、検索がしょぼいために欲しいブックマークに辿り着けない。自分でブックマークしたのにだ!1000以上もブックマークしていたらどこにあるかなんて直ぐには分らないのだから、もっと検索能力を上げなければ、ブックマーク集としては、使えないのです。


◆2 タグが使えない

 1.共有を目的とすると使えない
 2.同じ意味と思えるタグがダブる
 3.ブックマーク確認時のタグ一覧からタグが探しにくい


 1.共有を目的とすると使えない
・全角、半角、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字、大文字小文字の全てが使えてしまうので、共有目的で考えると、とてもではないが統一性が無い。共有にこだわりたいけど、結局複数表現あると自己優先の自分にとって分り易いタグ作りになってしまう。
 
 2.同じ意味と思えるタグがダブる
・1とも重複するが、「はてブ」「はてなブックマーク」や「hatena」「はてな」など、これは、個人できっちり決めることが望ましいが、縛りが無いので、逆に絞りづらく、思わず知らずに同じ意味のタグを作ってしまいがち。これは3のタグ一覧が探しにくいの原因の一つになっている。

 3.ブックマーク確認時のタグ一覧が探しにくい
・とにかく、気に入らないのがこのタグ一覧がとても見難い点である。タグが一ブックマークにつき、10ヶまで使えるのですから、当然タグは増える一方です。しかし、増やすと前回あった位置と微妙にずれる為、毎回探さなければなりません。はてブは、そのときの思いをコメントするのも良いところの一つなのですが、タグは最初に付けないとタグと認識しないので、それを探してる間に、何をコメントで入れようか忘れてしまう。まったくもってこれでは意味が無い。もっとタグ一覧の表示方法を任意設定できるようにしてもらいたい。郡を自分で作って、好きな位置に配置(デスクトップのように)できるようにすれば、「あのタグは確か右上のあそこにあった」と位置で覚えられるので、視覚的になり判りやすい。なので、そのように判り易いタグ配列任意設定が欲しい。


 この二大問題が、オレをはてブから遠ざけています。

 で、もうデータベース的なブックマーク集として使うことは諦めました。ブックマークとして使うよりも、コメントやタグによる自分のコンテンツの一つとして使う目的に変更です。フォークソノミーもWEB2.Oもくそ食らえ!です。所詮はてなブックマークは50%x2.0でWEB1.0のサービスだと割り切りました。


 これからは、面白コメントと面白タグ。そしてコメント欄でのお遊び、を意識して使っていこうと思います。それが今一番賢く、楽しい使い方です。別ブログとの同期ももうやめます。結局上記の煩わしさのため、破綻しましたのでね。別ブログの広報の仕方は少し検討します。

 だからオレにとって今のはてなブックマークは、ブックマーク集ではありません。単なるブログに付随するおもちゃの一つに成り下がったのです。


 これを、使いこなせなかったバカの言い訳と取るか、バカにも使えるやさしい仕様にしないで、一部の使いこなす層をターゲットに絞って発展させようとしていると見るかは、ご自由に。


BGM:かもめはかもめ

追記:2006.02.13
多くの方からブックマークと貴重なコメントを頂きましたので、リンクします。
はてなブックマーク - 『斬(ざん)』:はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった

追記:2006.02.22
パロディー作った。
「オメガはオメガ」

感想系トラックバッカーに捧げるブログの「三種の神器」

2006年02月11日 | ブログの話
 えっけんさんが、『ekken♂:感想系ブロガーに捧げるトラックバック送信先発見ツール』で、命名した関連仲間文化圏に多く属すると見られる感想系トラックバッカーに、言及リンク文化圏のオレがでしゃばって少しだけ、啓蒙活動をば。
参考:『斬(ざん)』:「トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い」のかなぁ?

 感想系トラックバッカーの多くは、トラックバック(以下 TB )先の TB Ping-URL をコピペするのは苦労ではなく、その TB 先のリンクを記事に組み込むのが苦労なようで、それが面倒だという意見を見かけました。オレからすると、記事にリンクなんてとーっても簡単なのにどうしてだろうか?と考えたときに、まさかブックマークレットの存在を知らないのではないか?ということに気が付きました。そしてそれが「三種に神器」の一つなのですが。

 代表的なものとしてKOSEKI Kengo

Bookmarklets - ブックマークレット

 これは、えっけんさんの記事『むだづかいにっき♂:Bookmarkletはやっぱり使える!』から(ホントはもっと前の記事にもあったけど、この記事がよく纏まってるのでこっちを採用)知ったのですが、これがあれば、かなり重宝します。これをInternet Explorer(以下 IE )で説明するとブックマークのリンクの部分に入れて、それをツールバーに表示させます。

 表示(V)→ツールバー(T)→リンク(L)でリンクにチェックを入れれば出てきます。

 ここに、ブックマークレットを表示させておけば、いつでも「今見てるページをブックマーク」するリンクの HTML文 がコピー&ペーストで、出来てしまうじゃーないですか!TB Ping-URL を探すより簡単ですよ。属性の target='_blank' は、好みがあるので、後で消したりしてもいいかも。

 そして、その HTML文 を作成するのに便利なのが、オフラインで記事を書くエディタ、これが「三種の神器」の2つ目。

 π氏さんの記事『π氏の雑記(PCのジャンキー):■Blogを書くとき使うソフトってありますか?(改)』で知ったHeTeMuLu Creatorをオレは使用していてお勧めしますが、他にも『フリーのHTMLエディタを比較してみる。』にいけば、フリーソフトで、ブログに使えるエディタがいっぱいあるので、お好みなのを選べばいいんじゃないかと。もちろん、メモ帳だって、エディタになります。なんせ HeTeMuLu Creator を使う前までメモ帳で記事書いてましたからね。

 とにかく、エディタ使えば、オンラインで書いてて、誤って消しちゃった(または消えちゃった)ってのが無いし、HTMLタグが揃ってるので、とても重宝します。


 で、「三種の神器」の3つ目が「タブブラウザ」。
リンク集を作るなら、多くのページをタブで切り替えるタブブラウザは必須。閲覧は元より TB Ping-URL を探すのも、簡単になりますよ。もちろんリンクを作るのもね。

 今お勧めは、Sleipnir か、Firefox か、Lunascape か、Opera あたりだと思いますが、これも好みですので、お好きなのを。ちなみにオレは Sleipnir なんだけどね。RSS バーが便利なのでね。

 このブログをよく訪れてくれる常連読者なら、ほとんどの方々が、既知なことでしょうけど、今回は対象が、関連仲間文化圏に多く属すると見られる感想系トラックバッカーで、その方々への知識の押し売り啓蒙活動の一環なのでお許しを。

 便利なツールを、食わず嫌いしないで使えば、とても簡単に記事リンクが作成できます。オレにしてみるとはてなブックマークよりこっちのほうが楽なくらいなんですよ。

 ということで、

・リンクタグが簡単に作れる“ブックマークレット”
・オフラインで書く“ HTML テキストエディタ”
・より多くのページがタブ切替で閲覧できる“タブブラウザ”


 この、3つを使いこなせば、もうリンクするのが面倒なんておさらばですよ!


 最後にお約束ですが、紹介したフリーソフト等を導入することで起きた、いかなる障害、 損害に対して当方は一切の責任を負わないものとしますので、ご利用の際は全て自己責任でお願いします。

 啓蒙活動なので、本来は TB 入れるようなことはしないのだけど、今回は入れる。

[TB:ekken♂:感想系ブロガーに捧げるトラックバック送信先発見ツール]

追記(2006.03.04)

[参考]
 『小生にうず』の香陸さんの記事で、とてもよく似た考えの記事を見つけてビックリしましたので、その記事と情報元の両方を追加です。オートアンカーもリンクを簡単に作る事が出来るので、いいですね!!

Kourick SuBlog - 嗚呼、素晴らしきかな、オートアンカー
Project::Logistica. : テクニック / 香陸

追記(2006.05.07)
・眞鍋さん、ワードじゃなくてテキストエディタ使いましょう。
[TB:眞鍋かをりのココだけの話 powered by ココログ: 下の記事↓]

「トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い」のかなぁ?

2006年02月07日 | ブログの話
♂:トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い

 『むだづかいにっき♂』のえっけんさんと思しき方より別ブログでトラックバックを最初から二種類に分ければいいに言及いただきましたので、そのお返事です(最初♂しか無かったし情報が少なかったので、ご本人かどうか半信半疑だったですよ。この部分はそのときに書いたから敢えて書き直さずにライブ感を出してみました)。


 そもそも二種類に分ける大きな理由は、文化衝突回避よりも、文化圏認識での友好的なトラックバック利用のほうが比重としては大きいです。

 ブログサービス各位は、トラックバック(以下 TB )の利用方法の説明啓蒙が不十分に感じられる。ブロガーが、TB についての本来の使い方を学ばず、周りの使用状況に合わせたり知識不足で TB を使っている場合も見受けられます。関連仲間文化圏でも、言及リンク文化圏の存在を知らなかったり、そもそも TB を言及やリンクを貼ったことの通知機能と言うことさえ知らないブロガーが多数いるでしょう。

 故に、最初から TB Ping-URL が二種類あれば、どっちを使えばいいか疑問に思うだろうし、そこで疑問が浮かべば TB の文化衝突問題や本来の使い方を学ぶ切っ掛けが発生します。いわば、TB のリテラシーを自発的に誘導することで、互いの文化圏への配慮や理解というものを促進し、無知によることで起きる衝突をなくしていけるのでは?というのが一番の狙いでした。なので、もっと、日本のブログが成熟してくれば、本来の一種類であることのほうが望ましいと思っています(でも現実、その理想とする方向には向かわないと思うけど)。
「言及されたくない」という意思表示はできますが、それって要するに「批判されたくない」と言う事にも受け取れますよ。

 ブログへの表示も数用と質用の表示方法をそれぞれ用意し、任意で設定すればいい。こうすれば、衝突も起こらず、互いの文化との交流にも、それほど溝は出来にくい。という物の、「言及するな」は、果たして守られるべきローカルルールでしょうか?

 ウェブ上に何か文章をアップすれば、それが本人にとっては「つぶやき」だろうと、批判の対象にはなりえます。

 そういう覚悟の出来ない人は、いわゆる「チラシの裏」で書くか、パスワードをかけられるサービスを利用して、自分の仲間内にだけ公開すれば良いのです。
については、既に多くのブログサービスで、コメント、TBの両方の受付拒否できるサービスが存在しているのですから、「言及するな」も可能です。その行為に対する良し悪しに関しては好ましいローカルルールでは無いと思いますが、実態に沿えば、やり方は他にもあるということなので、設定としてはアリだと思います。そうすることによってどのような評価を受けるかは、閲覧する第三者が判断すればいいことですし、「チラシの裏」云々な利用方法も選択肢として紹介してもいい。

関連仲間文化圏の住民が送信する「関連トラックバック」は、リンクが無ければ、スパム文化圏の住民が送信するキーワード合致型トラックバックと区別するのが難しいのですよ。
同意です。
つまり、トラックバックの種類を分けて、言及リンク文化圏 VS 関連仲間文化圏の衝突は減少しても、関連仲間文化圏 VS スパム文化圏はますます激しくなるばかりです。
 こーゆーと無責任ですが、オレも言及リンク文化圏側に属していて関連仲間文化圏の考え方というのは、あまり理解できません。故に仰ってる「関連仲間文化圏 VS スパム文化圏はますます激しくなる」というのも頷けますが、ではそれを言及リンク文化圏側に属しているものが解決できるかといえば、それは無理だと考えます。だから関連仲間文化圏の方々が、そのことを真剣に議論し、対スパム文化圏との差別(排除)化をどうするかを考えて結論付け、行動をとればよいように思います(そーゆー発想自体が関連仲間文化圏にあるかは疑問ですが)。言及リンク文化圏側からすれば、関連仲間文化圏からの TB も、スパムとほぼ同様という考えですから、関連仲間文化圏の方々にとっての、何がスパムで何が違うのかが、明確に出来ません。記事の話題が同じならいいのか、検索単語での TB でもいいのか、彼らにとって何が嬉しい TB なのかがオレには少々理解しがたいですからね。数を基準とすれば、スパムも容認という考えもあるだろうし。
「数用 TB」が乱用されると、そのためにブログサービスに相当の負荷をかけてしまうことになるでしょう。
 送信時だけではなく、「数用 TB」を受け入れている人気ブログ(そのトラックバックの送信をれやすい)が開かれるたびに、サービスが用意するサーバーに多大な負荷がかかることになります。

つまり、「数用 TB」を安易に認めると、「質用 TB」(=言及リンク文化圏住民)も巻き添えを食らうわけですよ。
そればかりか、トラフィックに増大により、ブログとは無関係のサイトさえ重くなる可能性すらあります。
ハード的なサービスサイド側の問題は、ちゃんとした TB の利用方法に対する啓蒙活動をしてこなかったブログサービス側の責任でそのツケだと思います。今回の Livedoorfc2 が行ったリンクなし TB の受取拒否設定は、スパム排除だけではなくサーバー負荷軽減の狙いもあるかもしれませんね。しかし、後手に回りすぎです。最初からそーゆー設定(はてなは最初からあったのかな?)があれば、上記で述べたような初心者の段階で TB についてもっと考えることが出来たのではないかと思います。

『「数用 TB」を受け入れている人気ブログ』には、専用サーバーをあてがえばいい。他のユーザーの迷惑にならないよう務めるのがブログサービスの役目でもあるのですから、それをユーザーが提案すればいい。やらずにいつも重い状態ならば、ユーザーが離れていくだけでしょう。

 ハード面に関して言えば、文化圏を認めるか否かをブログサービス側が選択し、認めるならそれに伴う負荷に対応していかなければいけないだろうし、出来なければある文化圏は認めない方向を打ち出せばよい(スパム文化圏を認めるサービスは無いだろうが)。

 言及リンク文化圏が巻き添えを食らうと書かれているが、逆だと考える。今後、今の状態が続くならば悲しいかな、日本のブロゴスフィアの中では、関連仲間文化圏の住人が増大し大多数を占めるとオレは読んでいます。だから、言及リンク文化圏の住人の居心地を確保するために二種類の TB があったほうがいいのではないかというのが、オレのもう一つの考えなんですけどね。むしろ言及リンク文化圏の住人を守る保護策と思っています。

ケータイ族にいずれ滅ぼされるモなんちゃら族の図式にちかいですね。

 えっけんさんは、関連仲間文化圏の使い方は間違いで言及リンク文化圏の使い方をすべきと言う考えだと思いますが、基本的には同意なんです。ただ、この得体の知れない関連仲間文化圏という文化圏は今更無くならないだろう(むしろ増える)と思うのです。それなら容認し相互理解を深めるためには、一旦分れてお互い冷静に見つめ直す機会が必要ではないかと思うのです。それが、互いの文化圏の住人の居心地に関ってくると思うんですけどね。

 何にしても初心者及び関連仲間文化圏、ごあいさつ文化圏の方々に、TB についてのリテラシーをもっと持つブロガーが多くなって頂かないことには、と感じます。その一つの案が、TB を2種類に分けることで「なぜ?」の疑問を抱かせるというポイントを作ってみては?ということなのです。なので、Livedoor や fc2 の今回の対応策は、後手とはいえ良い対策だと思うので、他のブログサービスも追随していただきたいところです。初期設定云々の問題はありますが、デフォルトで「リンクなし TB を弾く」設定は、「なぜ?」の疑問を抱かせるというポイントという意味では有効だと思います。


[TB:♂:トラックバックの種類を分けても、棲み分けの効果は薄い]

ビジネス cool なシーツ君には、コンビニ hot なペットぽゆタンを

2006年02月06日 | 思いつき
 泊まりで出張に行くとき、必ずといっていいほど利用するのが、ビジネスホテル。貧乏ゆえに、いかにリーズナブルなホテルを選ぶかは結構重要な問題。一泊幾らまでと社内規定で決められていて、ホテル選びは指定先が無ければこちらが任意で決める。安いホテルに泊まればその差額分は出張費にプラスしてもらえる(逆は当然自腹)という仕組みなのです。

 ビジネスホテルの多くは好んで和室を選ばなければベッドタイプがほとんど。そこで気になるのが、身体とベッドとの間を取り持つシーツの存在。

 肌が触れるその敏感な部分には、
「冷たくて気持ちがいい」

「肌触りが良くて馴染みやすい」
があり、人それぞれで好みが分かれるところ。個人的には
 「最初、ちょっとヒヤッとしたけど、直ぐに肌に馴染んでくる」
タイプがいい。

 しかし、先日泊まったホテルは酷かった。差し障りが無いよう特定は避けるが、環境的には、冬は雪が降れば綺麗な結晶がそのまま降ってくるくらい寒いところ。当然前述した「冷たくて~」より「肌触り~」の方が好まれるであろうことは想像に難くない。しかし、そこはチェーン展開の弱みか画一化された仕様ゆえか、全く持って考慮されておらず「冷たくて~」タイプ。しかも、いつまでたっても「冷たくて」だからタチが悪い。最初は「気持ちいい」かもしれない(湯上りなどは)が、続けば単に「寒い」でしかない。

「寝具って、エアコンで暑くなったら身体を冷やすためにあるんだっけ?」

と思わず疑問を抱いてしまった。フロントに連絡して毛布を一枚頂いたけど、効果は薄い。なんせ、毛布を直に肌に触れるようには出来ないので、シーツ越しになるから暖かくないんですよ。

 結局は、エアコンを調整しながら、ほぼエアコンかけっ放しで寝ることになりました。そしたら、今度はホテル側のトラブル発生(でかい異音)で、うるさくて寝られない。結局フロントにまた連絡すると別の部屋を用意してくれた。しかし、時刻既に22:00過ぎ。用意された別の部屋に入ると、かなりヒンヤリとする。エアコンを全開、最高温度設定にするも、冷えきってる部屋はなかなか暖まらない。風量も最大にしてあるのに、なぜか途中で勝手に止まるエアコン君。どうやらご機嫌ナナメ。
「プシュー、シャー、シーー」
とか繰り返し暫くするとまた再開。それを定期的に繰り返し。

 オレはベッドの中で凍える身体を丸めていたですが、「シーツ」から、熱がどんどん奪われていくのが分る。エアコンからの外気が暖かくなるという援軍も無く部屋は一向に暖まる気配なし。こんな時に「ぽゆタン」がいてくれたらと、どれだけ熱望したか。

 そこで、閃いたのが以前どこぞかで聞いたペットボトルを「ぽゆタン」に代替して使っているという話。偶然にも、部屋にはコンビニで買って来た保温タイプの空きペットボトル( 280ml 入)がある(これは、お茶を入れてベッド脇に置いておいて喉が渇いたときに飲むように使ってた)。そしてホテルには湯沸しポットが標準装備してある。即決行して、ペットボトルに熱湯を注ぎ、簡易「ぽゆタン」を作り、足元に転がしておく。
注 ):真似をする場合にはくれぐれもヤケドにご注意を。

 するとどうだろうか、今までゆったりスペース拡大を図るべく、右足または左足探検隊による「ツンドラシーツ地帯にオアシス(あったかスペース)を見つけに行こう」ツアーの度重なる失敗(オアシスを見つけられず、“道”を築くことが出来ずまた丸まる)だったのだが、「ペットぽゆタン」というオアシスが出来たお陰で右足も左足も意気揚々と探検に出発。そして成功。道が出来たために、足付近が少し暖かくなり、ベッド内の可動スペースが一気に広がった。

 しかし、ツンドラシーツの勢いも凄まじい。「ペットぽゆタン」を一箇所ばかりに集中させているのは、勿体無いので、足であっちにやったりこっちにやったりと、さらにゆったりスペースの拡大を図ろうとするのだが、移したそばから、冷えていく。今まであった暖かいそのスペースが、あれよあれよという間に何も無かった箇所と変わらない冷たい状態に戻っていく。

 しかし、何とか「ペットぽゆタン」のお陰で、部屋が暖まるまでは持ちました。ちなみに暖かくなったと感じたのは、AM2:00ごろであった。

 結局、疲れは取れない、寝不足、体調悪化と最悪な宿泊となったのは言うまでも無い。つーことで、こんな場合も想定して、ホットも大丈夫なペットボトルを持っておくと「簡易ぽゆタン」として、重宝するよ!というお話でした。

 最初から使い捨てカイロ持ってけよっ!って突っ込みは勘弁ね。無かったんだから仕方ないじゃん。つい最近更新が滞っていたのも、この一件で体調が悪化し、こじれたのが一因にもなっているのです(いいわけ)。


ひとりごと:江草天仁センセに是非「ぽゆタン」キャラを作ってもらいたいと切望してみる。と、ここに書いておくと良いことがあるかもぉおお~ …炭じゃないけど熱保存ということでは属性が近いかと……

ライブドアより気になるのは……

2006年02月04日 | 思いつき
先日、いきなりライブドアの広報になった木内美歩さんの、波瀾万丈な人生だ。一連の予期せぬライブドアショックでもう既に退職してしまったようですが、何という絶妙なタイミングなんでしょう。以前は、アイドルとして売出し中に、松本人志さんとの突然のスキャンダル報道でその芽を摘まれてしまい…… そんな彼女の「出鼻くじかれ度」は並大抵ではない。

さーて次回は、

「二度ある事は三度ある」

になるのか、

「三度目の正直」

になるのか、今からその忘れたころにやってくるであろうその時を、それ程意識しないで期待しまくっているのですが。

良心的には後者であって欲しいが、ネタ的には前者であって欲しい。

今後の彼女の動向を程よく忘れない程度に注意していきたいところです。

#たぶん、忘れちゃうというのが一番いい。オレの中では「忘れたころの木内美歩」であって欲しいから。


[参考]
[N] 木内美歩がライブドア広報に
[N] 木内美歩、ライブドアを退職

トラックバックを最初から二種類に分ければいい

2006年02月02日 | ブログの話
 トラックバック( 以下:TB )には二種類しかない。

運営者にとって嬉しい TB とそうでないものと

しかし、TB を送るかどうかの判断は、送る側にしか出来ない。
受け取り側は、送られてきた TB を削除したり、全て(または一部)を拒否する設定には出来ても。

そして、『トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06』より、 TB の考え方には大きく4つあり、

「言及リンク文化圏」
「関連仲間文化圏」
「ごあいさつ文化圏」
「spam文化圏」

と、松永さんは分類し命名された。それで、何を基準にトラックバックが嬉しいかを考えた。その結果、大きく2つに分かれる事が分った。

「量と質」

数を問うか、内容を問うか。
そこで、提案。それなら、

「数用 TB 」と「質用 TB 」を分ければいい

TB Ping-URL を2種類用意して、数用と質用とすればいい。

 ブログへの表示も数用と質用の表示方法をそれぞれ用意し、任意で設定すればいい。こうすれば、衝突も起こらず、互いの文化との交流にも、それほど溝は出来にくい。

「数用 TB 」に「質用 TB 」を「言及リンク文化圏」にいるブロガーなら入れないようにすることは出来る。
「質用 TB 」に「数用 TB 」を「関連仲間文化圏」にいるブロガーが送れば、堂々と批判できる。
「ごあいさつ文化圏」にも、2種類あることが理解されれば、好みの文化圏への移行も速やかになるだろう。また留まっていてもいい。

つまり、現状で大雑把に設定するなら

「言及リンクあり TB 」の設定を「質用 TB 」とし、
「言及リンクなし TB 」の設定を「数用 TB 」にすればいい。

TB Ping-URL を複数用意することで問題があるかを検討する必要性はあるが、あまりあるように思えない。

 最初から、TB Ping-URL に、「質用 TB 」と「数用 TB 」の記号(最後を S と K にして分類するとか)を準備して、どちらかを選択(または複数選択)というのも良いと思う。ただ、それがシステムで可能かどうかはよく解らないが。

 または、はてなダイアリーなどにあるリンクなし TB を受け付けない設定の方法を上手く流用できるのなら、受ける側でシステム的に最初から分類するというのが簡単でいいのではないか。

「質用 TB 」と「数用 TB 」の表示方法を分類選択にする。

 デフォルト設定は「質用 TB 」が ON(表示) で、「数用 TB 」を OFF(非表示)とすれば、いいのでは。

個人的には、どちらも表示で、「数用 TB 」は「続きを読む」と同様でクリックすると一覧表示にするのがいいと思う。「数用 TB 」を完全に非表示にしてしまうのは、閲覧者や他のブロガーが、なぜ表示が二種類存在するのかが分らなくなってしまうなのでお勧めしない。



[参考]
コメント欄とトラックバック欄の表示について