8/19から始まった2006 FIBA 世界選手権も4強が揃い、注目はNBAのスーパースターを揃えたチームUSAが復権なるか?と言ったところだ。
日本チームは残念ながら予選リーグで敗退したが、練習試合で敗れたセネガルに雪辱し1勝しただけでも収穫と思いたい。
==== 決勝ラウンド =====
それにしてもUSA以外の3チームはマジで強い!USAはこれまでは比較的楽に勝って来たが(少々あぶない場面もあった)、ギリシャチームのディフェンスには苦しむのではないか?ヨーロッパ選手権2005で優勝した実力を今大会のここまでで証明しているし、その組織的でフィジカルなバスケットは脅威である。
それに対しUSAは若さ溢れる人選である。個人能力は他チームのロスターとは比較にならない程凄い。
===== TEAM USA =====
4. JOE JOHNSON 200cm SG/SF 1981/07/29 Atlanta Hawks
5. KIRK HINRICH 191cm PG/SG 1981/01/02 Chicago Bulls
6. LEBRON JAMES 203cm SG/SF 1984/12/30 Cleveland Cavaliers
7. ANTAWN JAMISON 206cm PF 1973/06/12 Washington Wizards
8. SHANE BATTIER 203cm SF/PF 1978/09/09 Memphis Grizzlies
9. DWYANE WADE 193cm SG 1982/01/17 Miami Heat
10. CHRIS PAUL 183cm PG 1985/05/06 New Orleans / Oklahoma City
11. CHRIS BOSH 208cm PF/C 1984/03/02 Toronto Raptors
12. DWIGHT HOWARD 211cm PF/C 1985/12/08 Orlando Magic
13. BRAD MILLER 211cm C 1976/04/12 Sacramento Kings
14. ELTON BRAND 203cm PF 1979/03/11 Los Angeles Clippers
15. CARMELO ANTHONY 203cm SF 1984/05/29 Denver Nuggets
今回のヘッドコーチはDUKE大学の名将、コーチK。あれだけの実績を持ったコーチである、選手の操縦はNBAのどのコーチよりも遥かに上手いのではないだろうか?何しろUSAの選手はヨーロッパ流のゾーンディフェンスには慣れていない。事実準々決勝のドイツ戦の前半はそのゾーンに思ったように攻撃できずに攻めあぐんだ。
===== チームUSAを支える脇役達 =====
今ロスターで以前と少し違うのはスコアラーでないプレイヤーがいる事だ。まずShane Battieはディフェンスの名手、DUKE大出身で、何とコーチKがGrant Hill等を差し置いて、自分が指導した中で一番優秀だと評価した選手だ。MemphisからHoustonにトレードになったが、彼が加入した後Memphisはプレイオフ出場する等躍進している。彼が加わったのでHoustonはまたプレイオフに出場できるチームになるであろう。
もう一人は現在のNBAで1、2を争うパスが上手いセンターBrad Millerである。C.WebberがSacramentoにいた頃は最強とまでは言わないが、かなり優れたインサイドであった。彼はその気になれば得点も取れるし、中距離ショットも上手い。
Elton Brandは以前も代表になっている。そして彼はLA Clippersではトップスコアラーになっているが、PFとしては低身長ながらNBAでも屈指のブロックショットの名手である。リバウンドも強いし地味な場面で頑張れるDuke大出身のプレイヤーだ。勉学でも定評があるDukeに入ると卒業するまでいるのが通例であるが、Eltonは2年でアーリーエントリーし、NBAに行った。私の想像であるがきっと家庭がかなり貧しく、彼が家族を養わなければならない状況に陥ったのではないだろうか?それまではDukeのプレイヤーではほとんど無かった例だったので...
もう一人、Kirk HinrichはChicago Bulls所属の3ポイントの名手、純粋なポイントガードがCris Paulしかいないところ、貴重なコンボガードだ。出場時間は短いが、今大会でも彼の3ポイントが助けになっているであろう。数字に表れないが彼の存在は大きい。
J
oe Johnsonもスコアラーでもあるがバイプレイヤーで、PGからSFまでこなせるスイングマン。3ポイントも打ててパスも上手い。
スーパースター達とこんな素晴らしい脇役達が揃っている。弱点はセンター、高さである。若干20歳のDwight Howardの身体は本当に2年前まで高校生だったの?と疑いたくなるほどゴツい!いずれリバウンド王になる日も近いだろう。
別ブロックのスペイン、アルゼンチンもかなり強いぞ~!
これまで試合を見た感じではスペインが勝つのではないかと思う。
=====決勝の予想 =====
決勝はEspania x USA、一桁差の接戦を予想する。前半はスペインリードで後半に逆転、じりじりと差をつけるがスペインも粘るが、エースのパウ・ガソルがファウルトラブルに陥り、7~8点差でUSAの勝ち。
結局最後はUSAの層の厚さがもを言うだろう。
日本チームは残念ながら予選リーグで敗退したが、練習試合で敗れたセネガルに雪辱し1勝しただけでも収穫と思いたい。
==== 決勝ラウンド =====
それにしてもUSA以外の3チームはマジで強い!USAはこれまでは比較的楽に勝って来たが(少々あぶない場面もあった)、ギリシャチームのディフェンスには苦しむのではないか?ヨーロッパ選手権2005で優勝した実力を今大会のここまでで証明しているし、その組織的でフィジカルなバスケットは脅威である。
それに対しUSAは若さ溢れる人選である。個人能力は他チームのロスターとは比較にならない程凄い。
===== TEAM USA =====
4. JOE JOHNSON 200cm SG/SF 1981/07/29 Atlanta Hawks
5. KIRK HINRICH 191cm PG/SG 1981/01/02 Chicago Bulls
6. LEBRON JAMES 203cm SG/SF 1984/12/30 Cleveland Cavaliers
7. ANTAWN JAMISON 206cm PF 1973/06/12 Washington Wizards
8. SHANE BATTIER 203cm SF/PF 1978/09/09 Memphis Grizzlies
9. DWYANE WADE 193cm SG 1982/01/17 Miami Heat
10. CHRIS PAUL 183cm PG 1985/05/06 New Orleans / Oklahoma City
11. CHRIS BOSH 208cm PF/C 1984/03/02 Toronto Raptors
12. DWIGHT HOWARD 211cm PF/C 1985/12/08 Orlando Magic
13. BRAD MILLER 211cm C 1976/04/12 Sacramento Kings
14. ELTON BRAND 203cm PF 1979/03/11 Los Angeles Clippers
15. CARMELO ANTHONY 203cm SF 1984/05/29 Denver Nuggets
今回のヘッドコーチはDUKE大学の名将、コーチK。あれだけの実績を持ったコーチである、選手の操縦はNBAのどのコーチよりも遥かに上手いのではないだろうか?何しろUSAの選手はヨーロッパ流のゾーンディフェンスには慣れていない。事実準々決勝のドイツ戦の前半はそのゾーンに思ったように攻撃できずに攻めあぐんだ。
===== チームUSAを支える脇役達 =====
今ロスターで以前と少し違うのはスコアラーでないプレイヤーがいる事だ。まずShane Battieはディフェンスの名手、DUKE大出身で、何とコーチKがGrant Hill等を差し置いて、自分が指導した中で一番優秀だと評価した選手だ。MemphisからHoustonにトレードになったが、彼が加入した後Memphisはプレイオフ出場する等躍進している。彼が加わったのでHoustonはまたプレイオフに出場できるチームになるであろう。
もう一人は現在のNBAで1、2を争うパスが上手いセンターBrad Millerである。C.WebberがSacramentoにいた頃は最強とまでは言わないが、かなり優れたインサイドであった。彼はその気になれば得点も取れるし、中距離ショットも上手い。
Elton Brandは以前も代表になっている。そして彼はLA Clippersではトップスコアラーになっているが、PFとしては低身長ながらNBAでも屈指のブロックショットの名手である。リバウンドも強いし地味な場面で頑張れるDuke大出身のプレイヤーだ。勉学でも定評があるDukeに入ると卒業するまでいるのが通例であるが、Eltonは2年でアーリーエントリーし、NBAに行った。私の想像であるがきっと家庭がかなり貧しく、彼が家族を養わなければならない状況に陥ったのではないだろうか?それまではDukeのプレイヤーではほとんど無かった例だったので...
もう一人、Kirk HinrichはChicago Bulls所属の3ポイントの名手、純粋なポイントガードがCris Paulしかいないところ、貴重なコンボガードだ。出場時間は短いが、今大会でも彼の3ポイントが助けになっているであろう。数字に表れないが彼の存在は大きい。
J
oe Johnsonもスコアラーでもあるがバイプレイヤーで、PGからSFまでこなせるスイングマン。3ポイントも打ててパスも上手い。
スーパースター達とこんな素晴らしい脇役達が揃っている。弱点はセンター、高さである。若干20歳のDwight Howardの身体は本当に2年前まで高校生だったの?と疑いたくなるほどゴツい!いずれリバウンド王になる日も近いだろう。
別ブロックのスペイン、アルゼンチンもかなり強いぞ~!
これまで試合を見た感じではスペインが勝つのではないかと思う。
=====決勝の予想 =====
決勝はEspania x USA、一桁差の接戦を予想する。前半はスペインリードで後半に逆転、じりじりと差をつけるがスペインも粘るが、エースのパウ・ガソルがファウルトラブルに陥り、7~8点差でUSAの勝ち。
結局最後はUSAの層の厚さがもを言うだろう。