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アクアリウムを始めたいと考えている方へ・・・その1

2009-10-02 09:47:44 | 熱帯魚について

まめ八が、アクアリウムの真似事をやっていることを知ると、多くの人は“凄くお金がかかるんでしょう?”と言われます。

そんな時に、“それは、どれだけはまり込むかによりますよ”と答えています。

 

例えば、30㎝キューブ水槽に外掛けフィルターを付けて、底床のみでベタ2匹とか、ビーシュリンプ10匹程度を飼育するのであれば、5000円程度の出費で必要な機材は揃うことでしょう。

逆に、ブランド物の150㎝水槽で、水景を造ったりディスカスやアロアナ等を優雅に泳がせたいと思うのであれば百万近いお金が掛かる事でしょう。

 

つまり、アクアリウムを始めるにあたって必要となる費用は、自分が水槽に何を求めるのか?どんな水槽を作りたいのか?によって大きく違ってくるのです。

ですから、まず最初に自分が作りたい水槽のイメージをきちんと作り上げることが大切です。

例えば、水槽を何cmにするのか?水草主体にするのか、はたまた熱帯魚を中心にするのか?水草を主体とする水槽ならば、どんなレイアウトにしたいのか?など、を自分なりにイメージして見るのです。“水槽のイメージなんか思いつかない”といわれる方は、ネットで熱帯魚とか水草、水景というキーワードで検索をかけると、HPやブログが引っかかってきますので参考にされるとよいでしょう。

 

イメージさえ出来上がれば、後は熱帯魚ショップに行って店員さんに相談すれば大まかな初期投下費用が掴めるはずです。

 

ただし、イメージを作り上げる前に確認しておかなければならないことがあります。

それは、水槽を設置する場所が確保できるかどうかということです。

 

水槽は、それ自体でも結構な重量があるのですが、水や底床、流木、岩石等を入れてしまうと相当な重量になります。

例えば、まめ八の60cm水槽を例に取るならば、幅60㎝、奥行き30㎝、高さ34cmですから、約50Lの水が入ります。これにソイルが10L、石や流木などの重量を加えると60kg以上になっているはずです。ですから、水槽を設置する場合には、その水槽がどれ位の重量になるかを想定し、その重量に耐えられる場所を探さなければなりません。

また、水槽には当然水を入れますから、電気製品の傍に設置することもNGです。日頃の水換えや掃除の際には必ずといっていいほど、少量ではありますが水はこぼれますし、大きな地震などが起こった場合も想定しておく必要があります。

さらに、外部式フィルターを使用する場合には、最低でも水槽を1メートルの高さに設置しなければなりません。

外部式フィルターは、モーターとサイフォンの力を利用して水を循環しています。

ですから、水槽の水位がフィルターよりも高い位置にないとうまく水の循環が行なわれません。

窓の近くで日光が当たる場所も、光の管理が難しくなりコケ発生の原因になりますからNGです。

 

こうした条件を踏まえた上で自分なりの水槽のイメージを造っていくと失敗が少なくて済みます。

 

もう一つ付け加えるならば、初期費用は水槽の大きさに比例します。水槽が大きくなればそれだけ費用がかかりますし、逆に小さくなれば安くて済みます。ただ、余りに小さな水槽は水温の管理や急激な水質の変化が起こりやすくある程度の技術が必要なので避けたほうが無難でしょう。

 

ここまでのお話でアクアリウムは、自分が持っている水槽のイメージや水槽の大きさによって初期費用に大きな幅が出ることはご理解頂けたと思います。

ただし、これだけでは余りにも漠然としているので参考にならないと思います。

そこで、次回は、まめ八が現在有している水槽を基にして水槽イメージを設定し、最低限度必要と思われる(まめ八の独断と偏見による)機材、及びその価格を列挙してみたいと思います。