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川尻神宮 秋の大祭

2009-10-19 20:08:58 | 歳時記

爽やかな秋風が金木犀の香りを運ぶ季節となりました。

 

しかし・・・まめ八は超多忙な毎日が続き、ブログの更新どころではありません。

10月に入って職場で新型インフルエンザで休む人が増え、その分の仕事がどっさり回ってくるようになりました。お陰で、帰宅するころにはクタクタの状態が続いています。

休日はというと、休日出勤に冠婚葬祭ラッシュで、10月初めの3連休も、一昨日の土曜日も、今度の土曜日も全て予定が入ってしまっています。

 

今日は少しばかり早く帰宅できたので、久し振りのブログ更新です。

 

先週の土曜日、熊本市南部にある川尻神宮で恒例の秋の大祭が行われました。

奥さんの実家がある川口町が今年は当番にあたっていたので、義父母から請われて子どもを連れての参加となったのです。

 

前日の金曜日に仕事が終わってから奥さんの実家に泊まりこみ、土曜日は午前4時起床。

軽く朝食をとってから近所の公民館で出陣式に参加しました。

 

地区を代表して流鏑馬を行う若武者です。

祭りの間、足を地面に着けてはならないので皆さんで担いで馬に乗せていました。

白足袋で馬に乗っていることがお解りだと思います。

このお祭りに参加する人たちは、お清めの意味から必ず白い履物を履かなければならないそうです。

 

 

この若武者に続いて山車が続き、太鼓、ラッパ隊、子ども、女衆、男衆の勢子が続きます。

 

 

朝早いにも拘らず、子ども達も元気でした。

 

 

川口町の各地区から、それぞれの旗印を掲げて若武者を先頭に地区ごとの半被をまとった人たちが集まりました。

子どもの健やかな成長を願ってポニーの飾り馬も参加します。

 

 

いよいよ出発です。

たわわに実った田んぼの小道を地区ごとに川尻神宮まで、“どうかい。どうかい”の掛け声とともに行列が進みます。

ちなみに川尻神宮までは7~8㎞あります。

 

 

山車の上では威勢のいいお囃子係りの方が調子をとって、行列の勢子を盛り上げます。

 

 

川尻神宮に着くと若武者は馬から降り、代わりにお飾りが馬の背に載せられます。

この馬は、農耕馬でなければならないそうで、北海道から借りてきたそうですよ。

足が太くて逞しい大きな馬でした。

 

 

 

この後川尻神宮で神事が執り行われましたが、残念ながら疲労困憊して写真を撮るどころではありませんでした。

また、走る馬めがけて飛びついて馬をいなす“下がり馬”もあったのですが余りの人の多さとビールの飲みすぎによりこちらも写真を撮ることが出来ませんでした。

 

祭りの初日が終わり奥さんの実家に帰りついたのが午後3時。

暫く昼寝をして、家の周囲を散歩しました。

 

まさに実りの秋・・・

今年も美味しいお米が頂けるみたいです。

やっぱり日本は“瑞穂の国”ですね。

 

 

金色に色づいた田んぼの向こうに大きな夕陽が沈んでいきました。

 

 

おまけ・・・

 

今日はお祭りの最終日でした。

奥さんが夕方に子どもを連れて観に行ったので、流鏑馬の様子を載せておきます。

 

この若武者が一番上の写真の人で、奥さんの実家周辺の代表の方です。

まだ23歳だとか・・・

1ヶ月以上も近くの河原で練習されたそうですよ。

 

 

順番を待っているところ。

かなり緊張するでしょうね。

 

 

無事、流鏑馬を終えて引き上げるところです。

結果は・・・?

地区を代表してよく頑張ってくれました。お疲れ様。

 

 

奥さんのお父さんも随兵として参加していたそうです。

子ども達と記念のスナップ。

 

 

流鏑馬を終えて、川尻神宮を後にする若武者と馬。

本当にお疲れ様でした。

 

 

川尻神宮秋の大祭の次の当番が、川口町に回ってくるのは14年後だそうです。

娘は24歳、息子は21歳。

まめ八は・・・

その頃の日本はどうなっているのでしょうか?

いつまでも町を挙げてお祭りに参加できるコミュニティが続いているといいですね。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2009年10月20日 22:01]
こんばんわ!
お仕事ご多忙の中、ブログの更新までされてご苦労様でございます。
 仕事で疲れてしまうと、家に帰ってまでPCを開きたくないですものね。
 さておき、素晴らしいお祭りですね。
このような伝統的な行事はいつまでも無形文化として後世にも語り次いでほしいものですね。
 街中を馬が練り歩くお祭りはそうありません。
きっとお子様達にもいい経験と思い出になったと思います。
にーなな [2009年10月20日 22:30]
こんばんは。
ご多忙の中、更新までされてお疲れ様でございます。
伝統のお祭りゆえ、厳かな雰囲気が伝わってきます。W650さんも仰っているように、後世に伝えていって欲しいですね。

8枚目のショット。。まさに、お米=金色ですね。豊かな気分になりますね。

まめ八 [2009年10月21日 20:48]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

疲れている時にはPCを付けてもYoutubeの方に行ってしまうんですよね。でも余り間を空けると皆さんから忘れ去られてしまいそうだったので・・・
さて、川尻のお祭りですが、仰られる通りいつまで残しておきたい伝統行事だと思います。
地域の人たちが楽しみながら参加されていたのがとても印象的でした。ただ、年々お金がかかるようになっているみたいで献金を集めるのが大変なようです。政治もお祭りも同じみたいですね。

まめ八 [2009年10月21日 20:54]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

阿波踊りや郡上八幡の盆踊りみたいに独特の踊りがあるわけでもない地味なお祭りなんですが、300年以上受け継がれてきたものですからこれからも継承していって欲しいと思います。
今年の米の作況指数は、熊本は“やや不良”なんだそうですが、黄金色に色づいた稲穂を眺めていると自然の有難さを感じずにはいられません。
昔の人たちは、お祭りを通して自然(神)への感謝と収穫の喜びを表していたのでしょうね。
こりきたん [2010年10月11日 19:51]
こんばんは、
はじめまして、初めてお伺いいたしました。
こりきたんと申します。
偶然ですが、私もソニカに乗っています♪

お尋ねしたい事がありまして・・
コメントさせていただきました。

今年の河尻神宮の流鏑馬が行われる日時を
ご存知でいらっしゃいますか?
よろしければ、教えていただきたいのです。
宜しくお願いします。
まめ八 [2010年10月11日 22:51]
こりきたんさん、こんばんわ。
初めまして!
この度はコメントを頂きまして有難うございます。

コメントの文面から察するにこりきたんさんは熊本在住かと拝察しますが。。。間違っていたらすみません。m(._.)m
こりきたんさんも、ソニカ乗りなんですね。
うれし~ですねぇ~。。。!(^O^)
販売中止にはなりましたが、ソニカはいい車なので大切にしてあげて下さい。!(^O^)
ところで、今年の川尻神宮の流鏑馬は例年と同じ10月19日みたいですよ。流鏑馬は川尻神宮の秋季大祭最終日の午後に行われます。
詳しくは川尻神宮 TEL096-357-9166でお尋ね下さい。
こりきたん [2010年10月17日 18:52]
まめ八サン、ご丁寧にお返事いただき、
ありがとうございます(*^_^*)
お返事が遅くなって申し訳ありません。

推理力ばっちりですね♪熊本市です✿
詳細までご教示いただいて・・感謝ですm(__)m

ソニカはスピードも出るし、いいですよね。
ピコピコ音がもう少し小さいといいケド、それが好きな方もいらっしゃるのでしょうね?

私の車も何度か修理(無料・・リコール?)持って行きました(^^ゞサポートは親切ですよね。
3年目ですが5万キロオーバーイギリスに持っていくか手放すか悩んでいます。
まめ八 [2010年10月18日 20:29]
こりきたんさん、こんばんわ。
ご丁寧なお礼まで頂き恐縮です。!(^O^)

私のソニカはパールホワイトのRSリミッテッドですがこりきたんさんの愛車は何色なんでしょう?
小さな待ちで数も限られたソニカなので、何処かでお見かけしているかもしれませんね。!(^O^)

3年目で5万㎞オーバーなら、あっちこっち相当乗られているみたいですね。私なんか2年目でまだ1万2000㎞チョイですよ。
ところでイギリスに転住されるのですか?凄い!
でも、軽自動車規格は日本以外ではごく一部の国でしか乗ることが出来ないって効いた事がありますので、残念ながらソニカを持って行かれることはちょいと難しいかも知れませんよ。(;^_^A