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そらぷちフェスティバル2022秋を開催

10月8日(土)・9日(日)の2日間、そらぷちフェスティバル2022秋を開催

しました。皆さまからのたくさんのご支援への感謝と、当団体の活動状況報告を

兼ねて例年開催しているものですが、今年はそらぷちの元キャンパーがバリスタ

になって東京から元気に凱旋!

「そらぷちカフェ」を出店し、本格的なコーヒーやラテを振るまってくれたほか、

ベビーカステラの売り上げの一部をそらぷちに寄付いただいている「松露庵」さん

のキッチンカーも駆けつけ、来場された皆さんの舌を楽しませてくれました。

 

食堂ホールでは、先月実施したWeb配信イベント「ウルトラキッズプロジェクト」

の上映会のほか、コールマンさん提供のキャンプグッズや、そらぷち特製ハンド

メイド自然素材リースなどをチャリティ販売。

わくわく原っぱではセグウェイや、雪の上でも走れるキャタピラ付き車いすの

試乗体験、ストラックアウトなどの各コーナーなどを設け、子どもたちが元気

いっぱいに遊ぶ姿がみられました。

 

一方、芝生の上に置かれたキャンピングチェアに腰を掛け、青空の下でまったりと

くつろぐ大人の姿も。

 

当日は地元の滝川市はもとより、

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」として

実施中のミニトマトの水耕栽培に参加してくれているご家族や、札幌市で開催された

イベントに私たちが出展した際にそらぷちを知ったという親子が、はるばる札幌や

江別からも遊びに来てくれました。

「キャンプ場に来るまでの道中が既に非日常でしたけど、

ツリーハウスはほんとに(非日常感が)すごいですね!」

「こういう施設があることは、病院や在宅で過ごす子どもたちにとって

こころの支え、大きな夢につながると思います」

そんな言葉を直接いただいたり、

「娘は最初から最後までずっとねんねちゃんでしたが、夢の中で、外の風や音や

匂いなど、きっと感じていたと思います。もう少し娘が大きくなったら、いつか

キャンプにも参加させていただいきたいと思っています」との言葉と、当日写し

た写真をメールでわざわざ帰宅後に送ってくださる方がいたりと、実施した私たち

にとっては何ともありがたく、うれしい反応をいただきました。

 

来場された皆さまも、

来場できなかった皆さまも、

来年のお越しをお待ちしておりまーす!

 

 

 

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ウルトラマンがそらぷちにやって来た!

そらぷちキッズキャンプに怪獣出現!!!

全国の病気とたたかう子どもたちの「ウルトラチャージ」で、

ウルトラヒーローが怪獣の脅威から地球の平和を守り抜く ‼

 

このブログを読んでいただいている皆さんには 

まったく 「????」 な話ですよねー !?

実は、9月27日(火)の午前と午後の2回にわたり、

北海道にあるそらぷちキッズキャンプから、

全国の病院や在宅で治療中の難病の子どもたちに向けて、

Web配信イベント「ウルトラキッズプロジェクト」を実施したんです!

 

 

Zoomウエビナーを使って、参加する子どものプライバシー保護の観点などから

事前登録いただいたうえで配信する関係上、事前の告知は限定された視聴者に

対してのみだったので、「????」と驚かれるのも無理はありません。

 

「手術に立ち向かったり、にがい薬や痛い処置に耐えながら、精一杯がんばって

いる闘病中の子どもたちは、みんながヒーロー『ウルトラキッズ』だ!」

との思いから、株式会社円谷プロダクションが運営する「ウルトラマン基金」と、

思いを同じくする作家、小児科医の協力により、私たちそらぷちとの共催という

形で実現することができました。

 

ちなみに、ウルトラマン基金は、円谷プロダクションが関連グループ企業と

2011年3月、東日本大震災直後に設立。未来への希望の光である子どもたちに

心からのエールを贈る活動として、ウルトラヒーローたちによる被災地などの

子どもたちへの訪問や配信などを通じて「子どもたちの笑顔」のための取り組み

を続けています。

 

最初の約30分間のウルトラヒーローショー「ウルトラチャージでウルトラ

ヒーローを応援しよう!」には、ウルトラマン、ウルトラマンゼロ、

ウルトラマンゼット、ウルトラマントリガー、ウルトラマンデッカーのほか、

ウルトラの父とウルトラの母が大集結。

ゼットンをはじめ手ごわい怪獣の攻撃に、ウルトラマンたちがピンチに陥った

場面では、子どもたちが両手を胸に当ててから、前に突き出してエネルギーを

送る「ウルトラチャージ」と大きな拍手で、心をひとつにヒーローを全力応援。

元気エネルギーを満タンチャージしたウルトラマンたちは、それぞれの

スペシャル光線で見事、怪獣たちをやっつけてくれました。

 

ヒーローショーの終了後には、ウルトラヒーローと子どもたちとのLIVE交流

(生配信)の時間が約15分間設けられ、全国の病院や施設30カ所がオンライン

でつながり、手遊び歌「一丁目のウルトラマン」や「ウルトラじゃんけん」を

一緒に楽しんだほか、最後には子どもたちとウルトラマン、そして画面の中で

つながった全国の仲間同士で「ウルトラチャージ」を送り合い、

気持ちをひとつにしました。

 

 

参加いただいた病院からは、

「普段は個室に隔離されている子も、全国の病気で戦っている仲間とつながれて

よかったと言っていました」

「ウルトラマンを通して、会場の子ども大人関係なくつながることができ、

友情のきっかけとなったり、お互いを応援し合うとてもあたたかい時間を

共有することができました」

「病棟廊下でスクリーンに映し出す形で会場を設けましたが、普段はあまり

病室から出てこないお子さんも歩いて出てきて、楽しそうに参加していて、

スタッフもうれしい気持ちになりました」

などなど、うれしい声が寄せられました!

 

そらぷちキッズキャンプでは、難病の子どもたちをキャンプ場に無料で招待する

のはもとより、雪が積もらない地域の病院などに、キャンプ場に積もった雪を

プレゼントするスノーギフトや、病院や自宅の中で収穫が楽しめるミニトマトの

水耕栽培プロジェクトなど、病院や自宅に居ながらでも非日常を体感できる機会

を提供する取り組みを行っており、今回の「ウルトラキッズプロジェクト」も

そんなコンセプトの一環として実現に至ったものです。

 

ウルトラマン基金をはじめ円谷プロダクションの皆さま、

そして参加いただいた病院や施設の関係者の皆さま、

本当にありがとうございました。

 

 

 

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9月のキャンプ報告

秋の気配が感じられる9月上旬、1家族を招待し、

小児科医同行のもと3泊4日のキャンプを開催しました。

 

7歳の男の子と9歳の女の子、お母さん、お父さんの計4名が

静岡県から参加です。

 

出発前から「キャンプ場ではどんなことをしよう !?」と、

家族みんなでこの日を楽しみに待っていてくれました。

 

キャンプ場に到着して、

眼の前に広がる芝生広場を見た瞬間、

思わず駆け回りたくなっちゃった、きょうだい2人!

いよいよ、待ちに待ったキャンプの始まりです‼

 

セラピー馬のミントとジュニアにあいさつをして、

ちょっと緊張の乗馬体験。

遠くまで空が続いていく見晴らしの丘に登ったり、

森の中にあるツリーハウスで「ほっ」とひと息したり。

 

風を待って、大きなシャボン玉を作るとき、

角度を決めて、ペットボトルロケットを遠くに飛ばすとき、

ねらいを定めて、白熱のドッジボール対決のとき…。

子どもも、大人も、みんな真剣そのもの。

 

「自分たちでチャレンジ!」も、たくさんありました。

ホットサンド作りやカレー作り、飯ごう炊飯。

みんなで協力しながら作ったご飯も、格別のおいしさです。

 

家族4人の夢が、同行した小児科医の想いが、

ぎゅっと詰まった特別なキャンプ。

晴天にも恵まれ、たくさんの笑顔があふれた4日間でした。

 

 

 

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ミニトマトちゃん 経過報告その2

6月1日から始まりました

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」。

入院中や通院中、在宅闘病中のお子さんと、そのきょうだいを対象に参加を

随時受け付けているところですが、これまで14家族に25セットをお届けしました。

 

先日、途中経過をブログでお知らせしたところですが、その後に寄せられた

成長報告についてお伝えします。

 

  

  

 

トマトの花が咲きました!

「早くトマトならないかなぁ〜」と長男(4歳)と一緒に育てています。

次男(0歳)が心疾患で病院にかかっていて、今は酸素をつけてますが、

みんなで家族キャンプを夢見ています!

 

室内だと日当たりが足りず、なかなか育ちませんでした。

今は、朝になると外に出して、夕方に家に入れています。

ぶつかって倒してだめにしてしまったりして、やっとここまで一つだけ育ちました。

実がなるといいです。

 

障がいのある子どもがいると、なかなか遠出もままなりません。

きょうだいはつまらなかったり、さみしい思いもしているようです。

そんな中、自宅で自然とふれあい、育ちを感じられる

今回の企画はとてもありがたいです。

 

実がなって、娘と一緒に食べられる日がくるのが楽しみです!

それまで、大切にがんばって育てていきますっ!!

 

おうち時間でどこにもいけず、毎日ベットのそばでトマトの成長を確認することが

楽しみでした。今後、どこまで育つのか?楽しみです。

とてもいい楽しい企画だと思います。

 

8月18日にお姉ちゃんに手伝ってもらい種をまきました。

それから毎日観察しました。

今朝見たら葉っぱが6枚になっていました!

実がなるまで大事にそだてます。

葉っぱをさわるとトマトの香りがしてびっくり✨

おいしくなーれ🍅

 

夏休みも終わり、元気に登校しています。

早く大きくなってトマトの実がならないかと心待ちに愛でています。

 

などなど、参加いただいている皆さんから、さまざまな報告をいただいています。

あまり順調ではないご家庭もあるようですが(!)、楽しんでいただいている様子

が伝わってきて、私たちが元気をもらっていまーす(^^)

 

さてさて、キャンプ場のミニトマトちゃんなのですが、

こ~んな感じになっておりますよー!

 

 

どうです、なかなかいい感じでしょ !?

茎が伸びてきて、実もたくさんなり、苗自体の重量が増してきたので、

支柱を立てて茎を結びつけ、倒れないようにしています。

 

真っ赤に熟した実は、キャンプ場のスタッフがその都度食しているのですが、

皆さんが気になるのは、やはりその「味」ですよね !?

 

では、その肝心なお味はといいますと・・・

 

すべては育ててみてのお楽しみということで、

 

あえて、

 

ナ イ ショ ・・・    としておきましょう!!

 

参加中の皆さん、それぞれの味を楽しみに育てていただければと思います。

 

プロジェクトへの参加はまだまだ受け付けています。

ちなみに、栽培キットの説明書には、発芽適温、栽培適温ともに20~30℃とあり、

「冬になると気温が低くなります。発芽や生育に時間がかかるようになります。

室内の暖かい場所に移動させてください」と書かれています。

室内での水耕栽培ですので、日当たりや温度を気にさえすれば、これからでも

まだまだ挑戦可能だと思います。

秋のお楽しみのひとつとして、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

 

 

 

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丸加高原の夏は Serious Fun!

7月に入ってキャンプ場のラベンダーが紫色に染まって見ごろを迎え、

「今年は何だかモンシロチョウが多いなぁ」なぁーんてぼんやりと

考えていたと思ったら、なんともう暦は8月に突入(!!)です。

 

セミの鳴き声が日に日に大きくなってきているな、とは感じていましたが、

森の中ではこんなビックリな光景が!!!

 

 

セミの抜け殻なんですが、なんだか「みんなで木の幹を行進していたら、突然

ムズムズとしてきまして、いっせいに羽化が始まってしまったのです。驚かせて

すみません・・・」とセミ自身が告白しそうな光景だと思いませんか !? 

 

そして、当然のことながら、森の中ではセミの姿があちらこちらで見られます。

葉っぱの陰からひょっこり顔を出すエゾゼミくん。

「あんまりジロジロ見ないでよ~」

羽のフォルムがカッコいいです。「ギーーーー」っと鳴きます。

 

こちらは、アカエゾゼミちゃん。

「こんにちはー、はじめまして!」

エゾゼミくんに似ていますが、体はオレンジ色が濃いですね。

「ビーーーー」っと鼓膜を揺さぶるような高い声で鳴きます。

 

今春、ブログでチビバッタがたくさんいるという紹介をしましたが、

成長を続けてトノサマバッタのように大きくなったものから、

それほど大きくはなっていない小さなものまで、

キャンプ場内の芝生の上を歩くと

たくさんのバッタが羽を広げてバサバサと次々に飛び始めます。

こちらのバッタくんはキャンプ場の通路で休憩中。

「なんだよ~。休憩のじゃますんなよ~。あっちいけよ~」

 

葉っぱの上でたそがれていたフキバッタさん。

「最近の北海道は暑いし、湿気も多いですねぇ。ふぅ~」

 

こちらのフキバッタさんは、木の穴に体半分を入れて産卵中。

写真を撮られてもぜんぜん気にせず、

まったくの無防備な状態で、産卵に全集中です。

 

そんな命懸けの産卵中の写真を撮っていた私の前に現れたのは、

ヘビのアオダイショウさん。

丸加高原の安全を守るため、パトロール中のようです。

「そこのあなた! 産卵してるところをマジマジと見られたら、

 気が散っちゃうでしょ。早くこの場を立ち去ってくださいっ!」

「では、まだまだパトロールが残っていますので失礼しますっ!」

 

幼虫の状態で土の中で数年間生きてきたセミたちは、

成虫として最後の数週間を過ごし、

今年の春に生まれたばかりのバッタたちは産卵をして、

その短い一生を終えようとしています。

 

春に卵からかえり、小さいヒナだったハクセキレイも、

こんな立派な成鳥になりました!

 

キャンプ場がある丸加高原では、

今年の夏もさまざまな生き物の命の営みが続いています。

 

Serious Fun(シリアス ファン)!

 

 

 

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7月末のキャンプ報告

夏本番の7月下旬、

千葉県からご家族4人(闘病中の本人、お姉さん、お母さん、お父さん)が、

小児科医同行のもと、そらぷちに来てくれました。

 

飛行機、知らない場所、知らない人。

初めてのことがいっぱい、

ドキドキなキャンプが始まりました。

 

2頭の馬と触れ合ったり、

虫や鳥の声を聞きながら、ツリーハウスのある森をたんけんしたり、

見晴らしの丘から、広い空と景色を眺めたり、

芝生から大きなシャボン玉を飛ばしたり。

「見て、聞いて、触れて」の体験です。

 

食事は北海道の旬を。

たっぷり食べて、

にぎやかになった森のお風呂と空のお風呂に入って。

(そらぷちの湯リニューアル後、はじめのオープンでした!)

 

お散歩、そと遊び、まったり、、、

キャンプ場での3泊4日は、

ご家族がそれぞれのかたちで「非日常」を感じながら、

特別な時間を過ごしてもらいました。

 

ご家族のシリアスファン(真剣に楽しむ)な姿、

キャンプ場のスタッフにとっても、この夏の大切な4日間となりました。

 

 

 

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ミニトマトちゃん 経過報告 

6月1日から始まりました

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」。

入院中や通院中、在宅闘病中のお子さんと、そのきょうだいを対象に参加を

随時受け付けているところですが、これまで12家族に21セットお届けしました。

 

キャンプ場で育てている、あの「奇跡の復活」を遂げたミニトマトちゃんは、

その後も順調に成長を続け、たくさんの花を咲かせています。

そしてついに先日、小さな実をつけました!

赤く熟するのも、もう時間の問題ですよー!!

 

栽培チャレンジの申込時には、保護者の皆さんがコメントを寄せてくださるケース

もあるのですが、そのうちのいくつかを紹介させていただきますと…

 

「初めて栽培します。 

 上手くできるか不安ですが、治療しながら一緒にチャレンジします!」

 

「もう少しで入院中の弟(息子)が帰ってきます。ひどい偏食なのですが、

一緒に栽培しながら、トマトにも興味を持ってくれたらいいなと思います」

 

「医療ケアと座位保持椅子の必要な重度の肢体不自由者です。土いじりは体勢的

に難しいので、ペットボトル水耕栽培は、目からウロコでした」

 

「(育てるのは)人工呼吸器を使用している病児のきょうだい児(姉)になり

ます。キャンプは好きでよく行っていましたが、なかなか外出が難しく、彼女が

家の外の物に触れる機会が減ってしまい、彼女の楽しみになればと思い応募させ

ていただきました。いつかは家族みんなで行きたく思っております」

 

 

そして「葉っぱが6枚になったよー」の報告では、楽しみながら育てている様子

が寄せられています。

 

「育ちました。毎日、少しづつの成長を楽しむことができました」

 

「いただいた種から、無事に葉っぱが育ちました。夏には遅れましたが、頑張って

 ミニトマトをゲットしたいです」

 

「急にやってきましたね、夏!! 先日送って頂いたミニトマトちゃん♪も夏の

 陽射しでぐんぐん伸びてきました (^^) トマト大好きな息子と一緒に毎日

 ボトルをフリフリ〜しています。息子はペースト食なのですが、たくさん収穫

 してトマトゼリーにして食べたいです ♡ ペットボトルで水栽培できるとは!!

 このまま、実がなるまで頑張って育てたいです! 楽しい企画ありがとうござ

 いました。これからも頑張って、甘いトマト作るぞー!」

 

「ペットボトルだとすぐ顔の前まで葉っぱを近づけるので香りも感じます。

(難治てんかんの子の)五感を刺激して豊かな表情に繋がると嬉しいなぁー。

 あらためて、プロジェクトの意味に賛同しています」

 

 

皆さん、真剣に楽しんでくれているようですねー(^^)

 

プロジェクトへの参加は随時受け付けています。ミニトマトは夏野菜と言われて

はいますが、栽培キットの説明書には、発芽適温、栽培適温ともに20~30℃と

ありまして、「冬になると気温が低くなります。発芽や生育に時間がかかるよう

になります。室内の暖かい場所に移動させてください」と書かれていますので、

冬でも温度と日当たりに気を付ければ育つはずです。

「よーし、やってみよう!」という方、ぜひチャレンジしてみてくださーい !!

 

 

 

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7月のデイキャンプに3家族が来場

7月9日(土)に午前と午後に1家族ずつの2家族、7月10日(日)には1家族を

招いて、デイキャンプを行いました。

 

9日は朝から青空が広がるいい天気。お馬さんは、今回もミントと小次郎ジュニア

が来てくれました。2日間のふれあいタイムに備えて食欲もりもり、馬場の草を

むしゃむしゃと食んでおります。

 

午前中はお父さんと2人の兄弟が来てくれました。

まずは、ブラッシングをしながらミントとの距離を縮めて仲良しになります。

弟くん、なかなか上手ですねー!

 

仲良くなったら背中にのせてもらいます。

お兄ちゃん、なかなかキマってまーす!

 

夏空の下で馬にまたがっている光景は、これぞまさに ザ・北海道!

流れる雲もいい感じです。

キャンプ場到着時には緊張気味だった2人でしたが、帰るときには

「楽しかったー!」と笑顔になっていましたよー。

 

午後からは、お父さん、お母さんと3人のきょうだい(姉、弟、妹)が来場。

弟くんと妹ちゃんはまだ小さいので、お姉ちゃんが代表してブラッシングです。

気持ちよくて、ミントの目がトローンとしています ^^

 

お次は背中に乗せてもらって「出発進行!」。慣れてくると、だんだん笑顔が

こぼれてきましたよー。お馬さんに乗るのはやっぱり楽しい!

 

最後は「乗せてくれてありがとう」のおやつ。

大好物のニンジンを「どうぞ、召し上がれー」。

 

弟くんはニンジンを片手に、小次郎ジュニアに「おいで、おいでー」。

元気に楽しいひとときを過ごしました。

 

10日(日)には、人工呼吸器ユーザーの女の子、お父さんとお母さん、

おじいちゃんとおばあちゃんのほか、大叔母さんも参加して、総勢6人が

デイキャンプに来てくれました。

 

到着早々、おばあちゃんと大叔母さんによる「ハッピーバースデー」の祝福演奏

会がスタート! 食堂ホールには2人のオカリナの音色が響き、21回目の誕生日

をお祝いしました。

 

その後はお馬さんとのふれあいタイム! そらぷちには車いすに乗ったまま行け

るスロープ付きの馬房(馬が寝るところ)があります。まずは手の甲を近づけて

においの自己紹介。慣れてもらってから大好物のおやつ、ニンジンをあげました。

 

みんなで昼食を取った後は施設見学。今回は日帰りキャンプでしたが、今後

宿泊する場合を想定しながら、浴室と宿泊棟を見て回りました。

 

浴室では寝たまま浴槽に入る際の手順や必要な道具、介助者の役割分担や立ち

位置などをそらぷちスタッフも交えてシミュレーション。「大きなお風呂に入る

機会はほぼないので、一緒にゆったりと入れるのはうれしいです」とお母さん。

 

バリアフリーで、家族での~んびり過ごせる宿泊棟も見学しました。

 

キャンプ後には、お母さんからこんな言葉が寄せられました。

 

人工呼吸器を使って家で生活していて、

近年のコロナ禍では、安心して外出できる場所や機会がありませんでした。

3年ぶりくらいに、同居する家族みんなで遊びに出かけることができて、

いっぱい気分転換できました。

明日からまた頑張ろう!

 

次は、お風呂にお湯を張ってお待ちしています!!!

 

 

 

 

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今シーズン最初のキャンプの後日談

6月25・26日に行った今シーズン最初のキャンプ。先日のブログで紹介した

ところですが、後日談がありますのでお伝えしたいと思います。

 

参加された家族のお母さんから

「札幌からの1泊2日、

   家族4人とも、みんな素でいられる時間が、本当にありがたかったです」

との言葉をいただきました。

 

確かに、身の回りでいろいろあると、家族みんながゆったりと、ありのまま、

「素」でいられる時間って、案外少ないものなのかもしれません。

家族で刻む時間は、その時が過ぎてしまえばもうそこで終わり。二度と同じ場面

が訪れることはありません。そして、子どもの成長はあっという間。

短い時間、ほんの少しではありましたが、いとおしい家族の大切な一瞬を紡ぐ

お手伝いができたことをうれしく思っています。

 

そして、そらっぷとの別れを惜しんでいた弟くんは、こんなことを続けてくれて

いるそうです。

 

そうです、絵日記! ペットボトルロケットを飛ばした思い出を書いてくれて

います。ちなみに、後段に「ピンクのところ」とあるのは、50mほど離れた

場所にスズランテープで囲ってつくった標的のこと。そこに到達、命中しな

かったことが心残りだったようです…。

 

お母さんによると、弟くんはこの絵日記ができた後も、ほかの楽しかったこと

について絵日記を書いてくれているそうです。

なんてうれしいお知らせでしょうか! これからも、こころに残る楽しい

キャンプを、思い出のひとときを「みんな」でつくっていきたいな… と

あらためて強く思った今シーズン最初のキャンプとなりました!!!

 

 

 

 

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そらぷちの湯 リニューアルオープン!

キャンプ場の大浴場「もりのおふろ」と「そらのおふろ」に、新たに番台が設置

されました! もりのおふろにはふくろうさん、そらのおふろには白鳥さんが

座っていて、お風呂代の受け取り(とうとう、そらぷちのお風呂が有料に???

こどもは200ぷち、どうぶつは100ぷちと書かれています !!)や、NEW牛せっけ

ん、いまぱりタオル、うっとりソープ、のんびリンス、ピチピチシャンプーなど

楽しい名前のお風呂道具のほか、風呂上がりにはこの1本、濃厚だけどグビグビ

いけちゃうそらぷち牛乳など、ここでしか買えない「そらぷちの湯限定商品」を

販売しています。

  

 

というのは冗談でーす!

でも、「むふふふ」って思わず笑いがこぼれちゃう楽しい絵でしょー!?

大阪府在住の絵本作家で、イラストなども手がける「もっさんみいこ」さんが、

6月28日~7月1日の正味4日間という突貫作業で描いてくれたイラストたち

です。

 

もっさんは、そらぷちキッズキャンプのシンボルキャラクター「そらっぷ」の生み

の親。そらぷちとは古くから、つながりの深~い作家さんなんです。

 

1日の汗を流して、家族や友達とゆったりと過ごすお風呂タイムは、楽しい思い出

として記憶に刻まれる大切な時間。そらぷちでは、さまざまな事情で家や病院以外

のお風呂に入ったことがない子や、初めて大浴場を利用する子も少なくないこと

から、楽しくお風呂に入れるようなイラストを脱衣所に描いてほしいとのお願い

で、今回の作業となりました。

 

「まずは、お風呂が楽しいものになってほしいっていうのが一番。次に『これを

してはいけないよ』『こうしなきゃダメだよ』という形じゃなくて、入り方を

楽しく学んでほしかった。あと、子どもだけじゃなくて、大人も一緒に笑ったり、

遊べたりするような、お風呂の時間であってほしいなっていう願いも込めました」

もっさんの言うとおり、見ていると、なんだか心がほんわりとしてきて、

思わずにやけちゃう、とーっても楽しい仕上がりです!

 

「『つるがツルッと滑ってるよ!』とか、『羊さんの毛は、いつまでたっても乾か

なそうだよねー』とか、イラストの一つひとつに『つっこめる』要素を散りばめ

て、ギャグのような雰囲気にしてみました。あと、イラストからいろいろなことが

想像できたり、その場で自分たちだけのストーリーがつくれるような楽しさを絵に

込めました。子どもも大人も、みんなが笑い合えるお風呂のひとときであって

ほしいし、家や病院へ帰った後でも『ぱちぱちリンスってどんなかなぁ? 

お母さん、看護師さん、スーパーで買ってきてよー』みたいな感じで、楽しく

話をするきっかけになればうれしいですね」

 

久々に来た北海道の感想は…、「壁しか見てないっ!!(笑) でも、観光する

時間はないけど、そらぷちに来れるだけで、ここの空気が吸えるだけで大満足!」

と笑うもっさんから、最後にひとこといただきました。

 

「こうあるべき」「こうしなきゃいけない」っていうんじゃなくて、「できなくて

もいいじゃん」って認められる環境であってほしい。「そのままでいいよ」「あり

のままの姿がステキだよ」って、子どもたちが周りに受け入れられる世の中になっ

てくれるといいなって思います。

 

朝早くから夜遅くまでの作業で、インタビューに多くの時間を割くことはできま

せんでしたが、もっさんのツイッター、フェイスブック、インスタグラムには

今回の作業のことのほか、そらぷちキッズキャンプや自身が描いているキャラク

ターへの思いをた~くさん綴ってくれていますので、そちらもぜひご覧ください!

 

もっさんみいこ/絵本作家・あそぼう屋・工作絵画教室(@mossanmiiko)さん / Twitter

(2) もっさん みいこ | Facebook

もっさんみいこ(絵本作家・工作絵画教室・あそぼう屋)(@mossanmiiko) • Instagram写真と動画

 

 

 

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