雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
シリアスファンのチャリティイベントに参加しました
「そらぷち」は、故ポール・ニューマンが仲間たちと創設した難病の子どものキャンプの国際団体「シリアスファンチルドレンズネットワーク」に加盟しています。
このたび、ポール・ニューマン生誕100年記念のシリアスファン主催チャリティイベントがアメリカ・ニューヨークで開催され、日本「そらぷち」からもお祝いに駆けつけました!



春よ来ーい!
キャンプ場がある北海道滝川市。今シーズンは総体的に雪が少なく、気温が高めの日が多い暖冬となりました。このブログを書いている3月13日も、日中はマイナスではなくプラスの気温。暗くなって雨が降ったかと思うと、雲の切れ間から日が差したりと忙しいお天気です。場内の園路の雪も解けて、下の写真の真ん中奥にある倉庫棟わきの斜面では、黒い土とクマザサの葉が顔をのぞかせています。
冬期間は使用することのない馬房の屋根雪が、途中で折れることなく暖気でそのままずり落ちて、軒下がトンネルのようになっていました。あまり見かけることのない光景に思わず「おおっ!」。自然はいたずら好きでもありますねぇ。(※ 皆さんおわかりだとは思いますが、このような屋根雪のそばには危険ですので絶対に近付かないように…)
1月から2月にかけての冬キャンプで、子どもたちを笑顔にしてくれた雪像もご覧のとおり。その役目を終えて、自然のオブジェのようにひっそりと春の訪れを待っています。
同じく子どもたちの楽しい歓声がこだましたイグルーも陽気の中、静かに時の流れに身を任せています。雪像もイグルーもたくさんのボランティアの皆さんの思いが詰まった、難病の子どもたちへの贈りもの。春の陽気で溶けて水となり、大地に沁み込んでいく雪のように、キャンプに来てくれたみんなの心の中に、スーッととってもあったかいものが沁み込んでいったことと思います。
ゲストハウス前の花壇では、雪の下から緑の針状の葉っぱが顔をのぞかせていました。このぺっちゃんこの状態からムクムクと起き上がって枝と葉を伸ばし、鮮やかな紫色の花を咲かせるラベンダーです。植物の生命力ってほんとにすごいですね。
エントランス付近のライラック。5月中旬に咲き、初夏の訪れを告げる花ですが、冬芽がぷっくりと膨らんでいて、ほころんで花を咲かせる日を待ち望んでいるかのようです。
こちらはエゾヤマザクラの冬芽。サクラを眺めて春を実感する日が待ち遠しい!
キャンプ場そばの道路わきには、まだ3月の半ばだというのに、雪国の春とともにやってくる「ふきのとう」が早くも顔を出していました。今年の春の訪れはいつもより早めなのかもしれません。真っ白な世界から、命の息吹あふれる彩りの世界へ…。春よ早く来ーい!
ふわふわ雪で笑顔咲く Web交流イベント
2月6~7日の2日間、キャンプ場と全国各地にある18の病院・施設(東京、千葉、栃木、茨城、神奈川、静岡、大阪、奈良、広島、福岡、沖縄)をWeb中継で結ぶ相互交流イベント「森の中の『ゆき』をみてみよう(さわってみよう)」を実施しました。3回目となる今回も、キャンプ場に降ったばかりのふわふわの雪を箱詰めして冷凍空輸で贈る「スノーギフト」の応募施設に参加いただき、ギフトの到着は
Web中継の日時に合わせて指定。雪に覆われたキャンプ場の様子を見てもらいながら、届いた本物の雪にふれて遊んでもらおうという企画で、全国各地で難病とたたかう約100人の子どもたちに真冬のキャンプ場の様子をお届けしました。
今冬の滝川市は降雪が少なく暖冬気味。なかなか雪が降らず、パウダースノーを届けることができるのかやきもきしましたが、ふわふわの新雪が降り積もるタイミングを見計らってまだ気温が低い太陽が昇る前の早朝、そらぷちスタッフがキャンプ場で箱詰めしました。
Web中継ではフジテレビアナウンサーの安宅晃樹さんが、雪のキャンプ場の様子を楽しくレポート。フジテレビさんにはそらぷち設立当初からさまざまな支援をいただいており、今年も中継に全面的な協力をいただきました。
中継は木の上に建てられたおうち、ツリーハウスがある「きつつきの森」からお届け。「ツリーハウスは地上何メートルに建っていると思いますか?」とのクイズ(正解は8メートル)に挑戦してもらったほか、炎が揺らめく薪ストーブや、ドアや天井にあしらわれたステンドグラスなど中の様子をレポート。デッキに出て屋根から伸びたつららに「さて、これは何でしょう?」の質問には「アイスキャンディー!」「おー、惜しいっ !!」と、楽しいやり取りも見られました。
森の中の積雪の深さあてクイズや、パネルを使ってのエゾユキウサギやエゾリス、エゾシカ、キタキツネなど冬のキャンプ場内で見られる動物の足跡あてクイズなども楽しんだほか、タオルを濡らしてグルグル振り回して凍らせる実演では、カチンと棒状になったタオルに画面の向こうから驚きの声が上がりました。1日3回の各中継の最後には、雪原に思い切り全身ダイブ。雪にまみれ、顔面真っ白になった姿で笑いを誘っていました。
約30分間の中継の終盤にはいよいよ、各施設に届いていたスノーギフトの箱が子どもたちの前にお目見え。子どもたちはおっかなびっくり触ってみたり、握ってみたり、丸めてみたり、お湯に入れてみたり、雪だるまをつくってみたりと、サラサラの粉雪を思い思いに満喫。「つっめたぁーい」「とけちゃったよー」などなど、元気な表情と楽しげな声が返ってきていました。
参加いただいた病院からは、こんなうれしいお手紙と素敵な写真をいただきました。
北海道からお届けいただいた新雪の感触に、こどもたちも嬉しい驚きの表情をしていました。大事に大事に作った雪の作品を両掌で包みながら「あったかい…」と言葉にしていた男の子。プレイルームにいる間、ずっと雪のぬくもりを感じている姿に、雪と一緒にお届けくださったこどもたちやご家族への思いを、スタッフ一同も大切に受け取ることができました。
こどもたちの素敵な発想から生まれた作品たち、スタッフとの共同作品…。病棟のガーデンに飾っています。笑顔あふれるあたたかな時間を過ごすことができました。本日も、どうもありがとうございました。
冷たい雪と皆さんのあたたかい思い。今年もたくさんの方のお力添えにより、病気とたたかう子どもたちに笑顔と元気を届けることができました。中継に協力いただいたフジテレビの皆さん、宅配便の営業所から各病院・施設へ雪を運んでいただいた小野薬品工業株式会社の皆さん、そして参加いただいた各病院・施設の皆さん、本当にありがとうございました。
あったか~い雪の贈りもの
1月10~11日の2日間、これから始まる今シーズンの冬キャンプを盛り上げようと、北海道内外から生命保険業界の有志の皆さんが、地元の滝川市からは市役所の有志の皆さんが、毎年恒例の雪像とイグルーづくりに駆けつけてくれました。
まずは2体の雪像づくりから。何の雪像にするのか2班に分かれての相談の結果、北海道に住むかわいらしい動物ということで、リスとウサギに決定しました。手始めに四角い雪柱に絵の具を溶かしたスプレーで輪郭を立体的に描いていくのですが、前後左右から見た様子を記す下絵になかなか苦戦の様子…。なんとかそれらしい形になったところで、「こんな感じかな」「もうちょっと大胆に行ってもいいんじゃない」などと声を掛け合いながら、いよいよ削りの作業に入っていきます。
こちらはリスのぬいぐるみをそばに置いて、そのフォルムを確認しながら作業です。
こちらはひとりがスマホでめざすウサギちゃんの画像を確認し、アドバイスを送りながら作業を進めます。
そうしていよいよ完成間近。リスちゃんのムクムクのしっぽも、いい感じで仕上がってます!
ウサギちゃんにはこだわりの北海道産ニンジンを持たせてみました。ナイスアイディアです!
一方、こちらはイグルーづくり。途方もない数のスノーキューブが並んでいます。しかし、その数にひるむことなく、皆さん着々と作業をこなしていきます。気温は低くても、ボランティアの皆さんのこころはあったか~い!
ひとつひとつを一段ずつ、ドーム状になるよう内側に傾斜をつけながら積み上げていきます。
積み上げたキューブの隙間には、雪に水を含ませたシャーベットを詰めて埋めていきます。
その隣では、巨大雪だるま製作班が作戦会議をしながら作業に取り掛かりました。どんなかわいい雪だるまが誕生するのかなー!?
イグルーづくりもいよいよ佳境。作り手の背丈ほどの高さまで積み上がりました。完成までもうひと息です。
そうして出来上がった力作たちがこちら。どうですか、この出来栄え! 木の実をいっぱい頬張った口元がチャーミングなリスちゃんです。
ちょっとおすまし顔のウサちゃん。垂れた片耳がお茶目です。
青いバケツをかぶった大きな雪だるまちゃんも完成しましたよー。
そしてイグルーもこのとおり。中も広々としていて、あったかい飲み物でまったりしたり、楽しい話に花を咲かせてみたり、キャンプ気分を盛り上げてくれること間違いなしです。
参加いただいたボランティアの皆さん、寒い中での作業、本当にありがとうございました。皆さんのあったか~い雪の贈りものが、キャンプに来てくれる子どもたちとそのご家族を、笑顔でいっぱいにしてくれることと思います。
そらぷち新年のご挨拶2025
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年(2024年)も、全国各地から、難病とたたかう子どもと家族を、医療ケア付キャンプ場に招待し、自然豊かな環境の中で、ゆっくりとした時間を過ごしてもらうことができました。
ひとえに支援者・関係者の皆様のご協力によるものであり、心より御礼を申し上げます。
本年(2025年)も、更に多くの闘病中の子どもたちや家族に対し、キャンプをプレゼントしていきたいと考えております。引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願いします。
新しい年が、皆様にとって穏やかな日々となることをご祈念申し上げます。
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ
たくさんの笑顔を見れるかな
年明けに予定している冬キャンプに向けて、キャンプ場のピロティ広場では雪の降るなか、恒例のイグルーづくりの下準備が始まりました。まずは設置場所付近に雪を集め、それをスタッフが手づくりした専用木枠に詰めていきます。
詰めた雪の上からふたをしてその上に乗り、体重をかけながら踏んで固めます。
踏んだ雪の上にさらに雪を詰めて、またふたをして踏んで…を繰り返し、
最後に木枠を持ち上げて引き抜くと、四角いスノーキューブのできあがり!
この工程を何度も何度もひたすら繰り返してキューブを作り、ドーム状に並べていきます。
12月24日にはいよいよ2段目の製作に取り掛かりました。雪を詰めて、踏んで、固めて、枠から取り出してを繰り返します。出来上がったキューブを積んで並べ、隙間には雪を詰めていきます。
2人で息を合わせて枠を引き抜きます。「せーのっ!」
本格的なイグルーづくりは年が明けてから、滝川市役所の有志団体「TASC」ほかボランティアの皆さんにご協力いただく予定です。イグルーの中での楽しいひとときが、今年もキャンパーを笑顔にしてくれるに違いありません。
一方、食堂ホールにはたくさんの発泡スチロールの箱がスタンバイ。これは雪のない地域の小児病院などへキャンプ場に降ったばかりのパウダースノーを詰めて冷凍空輸する「スノーギフト」に使用する箱たち。そらぷちのラベルが貼られ、雪が詰められ、飛行機とトラックに揺られ、普段は雪にふれることのできない子どもたちにたくさんの笑顔を届ける日を、今か今かと待ってくれています。
2024年も残りあとわずか。2025年のスタートに向けて準備万端整えてまいります。
これからがいよいよ冬本番
12月も中旬に差し掛かり、今年も残すところあと2週間ほどとなりました。積雪も日を重ねるごとに増え、どうやらとうとう根雪となったようです。下の写真は昨日朝のキャンプ場のエントランス付近。雪がわさわさと降りしきっています。
シリアスファン倉庫の上にも、外灯のかさの上にも。
そらぷちの樹もすっかり分厚く雪化粧です。
出勤したスタッフの車の後部には、道路を走る際にはね上げたたくさんの雪がついていました。
雪の日は太陽が雲に隠れて薄暗く、気持ち的にも少し・・・な感じになります。
かと思ったら、雪がやんで、突然パッと陽が差したりもします。やっぱり、太陽が顔を出してくれているのは気持ちがいいものです。
降りしきる雪にかすんでいた見晴らしの丘も、きれいにくっきり。まっさらでまっしろな雪面が広がっています。
まっかなナナカマドの実に、まっしろな雪がこんもり。白と黒の世界に赤が映えます。
と思ったら、また雪がふわふわと舞い降りてきました。
夕方、場内の外灯に明かりがともり始めたころ、せっかく除雪を終えた園路にまた雪です。
翌朝、天気予報は相変わらずの雪。にもかかわらず、思いがけない青空が顔をのぞかせてくれました。やっぱり青空は気持ちいい!
木々には白い雪の華。
雪が降った後には、こんな景色が広がります。いよいよこれからが冬本番。晴れたり曇ったり、降ったりやんだり。そんなことを繰り返しながら、師走の日々は忙しく過ぎていきます。
霧氷の華咲く丘から
空は快晴、氷点下5℃まで冷え込んだ今朝は、キャンプ場がある北海道滝川市江部乙町の丸加高原に絵葉書のような景色が広がりました。雪をいただいた増毛山地の山々、その裾野に広がる雲海、霧氷で白く薄化粧をした木々、そして青空。寒い季節ならではの静かな美しい朝です。
増毛山地の2つの山塊、正面に望む暑寒別岳を主峰とする暑寒別山地、
左手に望むピンネシリをはじめとする樺戸山地、いずれも雲の海に浮かんでいるようです。
枝を覆う霧氷はまさに造形美。季節はずれに咲いた白い華のよう。
光を纏うと、幻想的な雰囲気を漂わせます。
まだ緑の笹と芝生も、白く薄化粧です。
水たまりに張った薄氷は、この時期ならでは。雪が降り積もるまでの、短い間の季節の風景です。
しばらくすると、先ほどまで見えていた増毛山地の山並みは、立ち昇る雲の中。太陽が高くなるにつれ、その熱で低いところにたまっていた雲海が動き始めたようです。雲が散り、霧氷も、薄氷も解け、つかの間の白く静かな世界が、いつもの見慣れた景色に変わっていきます。秋の終わりを告げる、北国の朝のほんのひとときの風景。
冬の準備は完了したのですが...
本格的な冬の到来を間近に控えて、キャンプ場では冬支度が着々と進行中です。園路脇に植えられた木々は、積もった雪の重みで押され、折れることがないよう添え木をして冬囲い。こんな作業が始まると、冬ももうすぐなんだなぁと実感します。
エントランスで野生生物の侵入に目を光らせてきた「モンスターウルフ」も、今シーズンの仕事を終えて倉庫棟へ。数日間乾かした後は、リアルな迫力を感じさせる毛並みを整えてあげて、雪が解ける春までしばしの休息です。
野生動物侵入防止と安全確保のため、建物周辺をぐるりと囲んでいた電気柵も片付けます。ちなみにこの電気柵には、ヒグマにも対応できるよう8,000ボルトの電流を流しています。山に食べ物がなくなってきているのか、人とヒグマの距離が縮まってきているのか、個体数が増えてきているせいなのか、近年では人里にヒグマが姿を現すケースが増えてきています。ヒグマさんたちが山に戻って、冬眠の準備に入っていてくれればいいのですが…。
園路には雪が積もっても除雪幅がわかるよう紅白ポールを設置。宿泊棟の連絡通路には雪が積もらないよう、夏の間には巻き上げていた緑のカーテンを下ろして雪対策は完了です。
作業が終わってひと息ついていると、エゾユキウサギさんが「冬の準備は終わったかーい?」と心配して遊びに来てくれました。でも、このエゾユキウサギさん、ところどころ茶色っぽい毛が混じっています。本来の冬毛は、雪と同化できる真っ白。冬毛に生え変わっている途中のようで、自分自身の冬支度はまだ終わっていないようです。「僕らの準備は終わったから心配いらないよ。ウサギさんも冬の準備を急いだほうがいいよー!」と言うと、「そだねー。あんまり目立たないところでひっそりしておくよ」と雪が残る立ち枯れた草むらの中に消えていきました。エゾユキウサギさんが完全に真っ白な冬毛に変わるころ、本格的な雪の季節がやって来るのかもしれません。
秋が運んでくれた自然からの贈りもの
10月ももう終わり、大量の雪虫がふわふわと舞い、キャンプ場から遠くに望む暑寒別岳をはじめとする増毛山地の山頂付近は白く雪化粧、冬の足音が着々と近づいてきているなぁと実感します。ただ、10月に入ってからも例年に比べ暖かく、冷え込む日がそれほど長続きしないせいか、キャンプ場周辺の木々はまだ緑の葉っぱが残っているもの、紅葉が終盤に差しかかっているもの、葉っぱが落ちてしまったものなどバラエティに富んだ秋の装いとなっています。動物の森の眺めはこんな感じ。ピークを過ぎて少しくすんだ色の紅葉の木々が、もうじき訪れる秋の終わりを感じさせます。
落ち葉が降り積もったほたるの森。大地に育まれた木々は葉を落とし、落ち葉が大地を育む命の連鎖。まだ緑のままのミズナラと紅葉したカエデのコントラストがとってもきれいですね。
秋のやわらかな日差しの中で、ススキの穂も黄金色。なんとも秋らしい風情です。
今年の夏はマイマイガが大発生して、キャンプ場にある木の葉がたくさん食べられてしまいました。葉っぱが食べ尽くされて丸裸になったミズナラは、いつもはドングリがなる時期になっても1個も実がついていないという状態だったのですが、気になって見に行ってみると目を疑うような、信じがたい奇跡が起きていました。10月ももうすぐ終わり、そろそろ雪の便りも届こうかという時期にもかかわらず、ほぼ葉っぱがなかった木に小さな緑の葉っぱが茂っていて、小さな青いドングリの実がなっています。ほかの木ではもうとっくに実が落ちて地面に根を生やし始めているというのに、この時期にまだ若い実をつけているとは、自然の生命力にはほんとに驚かされます。
例年、キャンプ場や周辺で採取した木の実などを使って、キャンパーや支援者の皆さんにお配りするリースを作っているので、その素材として低いところになっている、手の届く範囲のドングリをおすそ分けしてもらいました。下の写真の右側が数が少ないながらも地面に落ちていたのを9月に拾ったもの、左側の色が薄いのがこの日に見つけた奇跡のドングリちゃんです。
ほかにもこんなものを準備しました。こちらはおなじみの松ぼっくり。
小さめの栗と山ブドウのつる。栗のイガは触るだけで痛いのでリースには使えないと思いますが、何かに使えたらということでとりあえず拾ってみました…。
これはツルウメモドキの実。表面の黄色い皮が破れて、中から真っ赤な実が顔を出します。目が醒めるような原色の色使い。鮮やかですね~。
こちらは夏真っ盛りの時に刈り取った紫と白のラベンダー。花が開く前、色がきれいなうちに刈り取ってドライフラワーにしたものです。リースのアクセントになってくれればうれしいのですが…。
10月に行ったキャンプでは、雨天時のアクティビティとしてクラフトづくりを楽しんでもらいました。ストックしていた素材を使ってこんな楽しいアートが誕生しましたよー。
そして、こちらは製作スタッフによる新作「森の妖精たち」とリースです。
ほかにもアカエゾマツの大きな松かさ、可愛らしい大小のハンノキの実、ヒバの葉や実なども採取してストックしています。秋が運んでくれた北海道の自然の恵み、自然からの贈りものを皆さんにおすそ分け。奇跡のドングリちゃんをはじめ、これらの素材がどんな手作りリースや人形たちに生まれ変わるのか、今から楽しみです。
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