雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
今年の冬は・・。その2
(写真は8月のサマーキャンプの様子)
平成27年度は、計9回のキャンプを計画し、夏季は6回のキャンプを実施、126人の子どもと家族がキャンプに参加しました。
キャンパーたちは、大自然の中で仲間や家族と、かけがえのない時間を過ごし、明日を生きるエネルギーを持ち帰っていました。
ご支援・ご協力ありがとうございました。
「キャンプ参加者(保護者)の感想」
昨年までは、治療で家族全員心身ともに疲れていたので、今年キャンプに子どもが参加して、幸せでした。大自然や同じ境遇の仲間とふれあって、生きている喜びを感じて、一回り成長して帰ってきたようでした。親にとっても、子どもと離れ、今までのこと、これからのこと、いろいろ頭で整理できたので、前へ進む良いきっかけとなりました。
今までは、自分たちだけがなぜ苦しい状況にいるのかマイナスな想いがありましたが、頑張っている同じ境遇の家族やホスピタリティあふれるボランティア、スタッフのみなさんと触れ合って、頑張っているのは自分たちだけじゃない、前向きに考えを持てるようになりました。私たち家族にとって、このキャンプ参加は、新しい生活のスタートになったと思います。
今年の冬は、2016年1月と2月に雪の中でのキャンプを予定、現在準備を進めています。
○小児がんの子どもと家族が参加するキャンプ
○小児外科系疾患の子どもと家族が参加するキャンプ
今後もこのような想いが生まれるキャンプを、
できる限り多くの子どもたちや家族にプレゼントするため、様々な努力を続けていきます。
今後とも、難病とたたかう子どもの「外で遊びたい」という夢の実現のため、ご協力よろしくお願いします。
今年の冬は・・・。
写真は、12月に入ったある日のキャンプ場の様子です。
(雪の上の足あとは、エゾユキウサギです。)
今年の冬は、少し雪の降り方がゆっくりで、
比較的あたたかな過ごしやすい日が続いています。
地元の人たちは、「雪は必ず帳尻があうんだべさ」、というのが口癖なので、
年末年始は、雪がどっかり降るんだろうなあと、ビビッています。
反面、1月、2月ファミリーキャンプがあるので、雪を心待ちにしている気持ちもあります。
今年も、地元のボランティアさんの力を借りて、でっかいイグルーを作る予定です。
また、冬の様子も、随時アップしていきます。
オータム家族キャンプ2015のご報告
遅くなってしまいましたが、今回は9月4日~7日の3泊4日で開催された家族キャンプのご報告をさせていただきます。
天候にも恵まれ太陽の日差しをたっぷりと浴びながら過ごせたキャンプには全国各地から6家族が参加してくれました。
今回のキャンプでは久しぶりにほたるの森に行けることになり、ハンモックであそんだり、葉っぱを使って作品を作ったり、森のカフェもオープンし、マスターと店長がおもてなしをしてくれる中ほたるの森では心地良い時間が流れていました。
広場では乗馬や馬車体験でドキドキしながらも馬とふれあい、3日目にはいろいろな遊び場を用意して家族一緒に広い原っぱを駆け回っている姿がとっても印象的でした。ペットボトルロケットでは全身水かぶりなんてハプニングもありましたが、広場にはたくさんの笑い声があふれていました。
他にもツリーハウスで遊んだり、紙袋ランタンを作ったり、家族で協力して飯盒炊飯にもチャレンジしたりと盛りだくさんのプログラムを体験しました。
最後の夜は食堂ホールでキャンパーとスタッフとの“カップソング”のコラボライブやこうたろうのミニライブがあり、最後は参加者全員でスライドショーを見ながらキャンプの思い出を振り返りました。
また、今回のキャンプでは医師を交えての懇親会もあり、ゆっくりと時間をかけて日頃の悩みなどを共有していました。
秋晴れの中、全国から集まった参加者は大家族のような雰囲気で、全員で同じ時間を共有し、かけがえのない時間を過ごしていました。
夏・秋シーズンのキャンプも無事に終えることができました。
そらぷちに来て素敵な笑顔をたくさん見せてくれたこどもたち、ご家族、サポートスタッフのみなさん、そらぷちを支えてくれているすべての皆様に感謝致します。
ありがとうございました。
来年はタイムリーなキャンプ報告をできるよう頑張ります。
今後とも引き続きご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
そらぷちボックス2015発送完了しました!
本日、12月3日は、そらぷちボックスの箱詰め作業&発送日でした。
作業はそらぷちファーマーズ、江部乙商工会、日本郵便、市役所の方々にご協力いただき、そらぷちの職員含め約30名で行いました。
作業風景はこのような形です。(場所はキャンプ場の食堂ホールです)
写真からは見えませんがボックスの下にレールを敷いて、進めていきます。
お野菜の状態もひとつひとつ入念にチェックしています。
300箱の箱詰めを2時間少しで完了しました。
ファーマーズが愛情込めて育てたお野菜がたっぷり詰まったそらぷちボックスが子どもたちの夢を乗せて全国のみなさまのお宅へと向かっています。
週末にかけておたのしみに!