雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
キャンプレポート~出会いの日~
キャンプ2日目。
朝起きてみると、芝生広場には馬達がみんなを待っていました。朝ごはん前、馬との触れ合いタイムで
これから自分達が乗る馬に『よろしくね』と気持ちを込めてブラッシングとエサやり。馬との信頼関係をゆっくり時間をかけてつくっていきます。
ご飯を食べ終わると、いよいよ最初のチーム「LGC」から「Forest Kids ∞」、「Happy Star`s~トマッティーとゆかいな仲間たち~」の順番で馬プログラムスタート。
はじめて馬に乗る子も、10回以上乗ったことがあるよ!という子も、やっぱり最初は少し緊張しているようでした。
馬に乗って少しこわばったキャンパーの顔も、馬インストラクターひろしさんの「わらってー!はい、いこう!」という掛け声で笑顔がこぼれ、歩きはじめます。
背筋をピンと張って、まっすぐ前を向いて馬に乗っているキャンパーの姿は堂々としていて、真剣な横顔と素敵な笑顔が輝いていました。
もちろん乗馬プログラムの周りでは、馬車を元気いっぱいひっぱる馬(小次郎)も大活躍です。
みんな想い想いの馬に『ありがとう』と気持ちを伝え、時間を過ごした後は、宿泊棟でゆっくりのんびりタイムに入ります。
2日目は馬プログラムの他にTシャツづくりもありました。
「世界にひとつだけのオリジナルTシャツを作ろう!」ということで、タコ糸を使って真っ白なTシャツに模様を絞り、専用の染料を使用し色を付けていくプログラムです。
「デザインはどうしようか。」「色は青系でいきたい。」「〇〇ちゃんはハートが似合うからハートを入れたら?」などなど話しながら二人一組で協力しながら互いのTシャツを絞っていきます。
色を付けた後は一つとして同じものはなく、あれこれ考えながら自分と向き合ったオリジナルTシャツがひとまず完成。
翌朝自分のTシャツを開く時がいつも盛り上がるプログラム。さて、明日どんな色に染まっているでしょうか?
夕食を食べた後はキャンプ場に広がる満点の星空を眺めるはずが、あいにくの天気で室内の活動に変更になり、
食堂ホールにクラフトコーナーや遊び場を用意し、『自分で遊びたいものを選ぶ』というフリーアクティビティを 実施しました。
遊び場では室内ペタンクやラダーゲッター、卓球、ストラックアウトなどのゲームがあり、マイ卓球ラケットを持ってきて参加しているキャンパーもいました。
クラフトコーナーでは、キャンプ場に落ちていた枝や木の実を使ってペンダントを作ったり、ヘンプ紐でミサンガを作ったりしながら、他のグループのメンバーともたくさん交流し、みんな思い思いに夜の活動を楽しんでいました。
今日は馬との出会い、新たなチャレンジをした自分と出会い、そしてフリーアクティビティでグループを越えての出会いがあり
明日からのプログラムがこの仲間とともにもっと楽しみになってきました。明日はキッズアーチェリーや森にあるツリーハウス散策です!
キャンプレポート~始まりの日~
8月22日~25日までの3泊4日で行われた夏キャンプは、全国各地から集まったキャンパーとたくさんのスタッフの力、そして日頃かわらぬご支援いただいている皆さまの支えにより無事に終わりました。
少し遅れましたが、キャンパーの笑顔輝いた4日間をお伝えしたいと思います!
キャンプ1日目。
今年は東北、関東、中部、関西から17名のキャンパーがキャンプに参加することになりました。
長距離の移動で少し疲れを見せていたキャンパーも、キャンプ場が見えた瞬間、みんなのワクワク感が一気にバスの中に広がりました。
3泊4日どんなことをするのだろうと、ドキドキワクワクしながら施設の中に入っていったキャンパーたち。
今年はキャンプ場で馬たちがお出迎え。キャンパーにとって「はじめての」体験がさっそく始まりました。
一息ついてから夕食の時間まで、芝生広場で馬と一緒に散歩をしたり、とうもろこしやニンジンをあげたり、馬とのふれあいの中でお気に入りの馬を見つけたキャンパーもいました。
写真はそらぷち流「いただきます」をしているところ。グループのメンバーどうしの手を合わせて、ウェルカムディナーの始まりです。
3泊4日を一緒に過ごすグループのメンバーやカウンセラーと食べたキャンプ最初のご飯は、手作りのあたたかさがこもったおいしいご飯でした。
ウェルカムディナーが終わってからはグループの時間。17人は3つのグループに分かれて活動します。
ゲームをしたあと、チーム名を決めることになりました。
メモ紙を渡すと、全員の好きなものを書いていったり、その場で思いついた言葉を書きつづっていったり、自分達のチーム名をみんな一生懸命考えていました。
考え抜いた結果決まった名前は…
チーム『 LGC (Let`s Go Camp) 』
チーム『 Happy Star`s ~トマッティーとゆかいな仲間たち~ 』
チーム『 Forest Kids ∞ 』
それぞれのグループのメンバーで協力してつくりだしたひとつめの作品です。
このチーム名で明日からいっぱい遊びにいってきます!
夏キャンプ終了!(報告・御礼)
今年の夏キャンプが無事に終了しました。
写真は、2日目馬プログラム後の記念撮影です。
今月22日(木)~25(日)3泊4日で実施された、
サマーキャンプ2013が無事に終了しました。
東北、関東、中部、関西から子どもたちがやってきました。
3泊4日、子どもたちとともに、かけがえない時間を過ごすことができました。
キャンプの様子は、後日あらためてアップいたします。
まずは速報として、
温かく見守ってくださっている、
すべてのそらぷち関係者の皆様に、
感謝を込めて。
TRY-F チャリティボクシング開催(報告)
2013年7月15日(月)海の日の祝日に第2回TRY-Fチャリティーボクシングが開催され、会場の新宿FACEは、立ち見が出るほどのすごい盛り上がりでした。
「Fighting for the future(通称TRY-F)」は、元日本ジュニア・フェザー級1位、打越昌弘氏(帝拳)の呼びかけにより、プロボクシングOBを中心に立ち上げられた、チャリティーボクシングの集まりです。詳細活動は、http://www.try-f.net/をご覧ください。
第1回につづき、第2回も、そらぷちキッズキャンプを、チャリティ先に選んでくださり、今回も100万円を超えるご寄付をいただきました。
先日、東京事務所にお越しいただき、御礼とともにキャンプ場の様子、子どもたちのメッセージを伝えさせていただきました。代表の打越さんからは、チャリティボクシングやTRY-F、そらぷちへの想いをお話いただきました。(写真は、東京事務所での記念撮影)
頂戴したご寄付は、「外で遊びたい」と願う、難病とたたかう子どもたちの夢のキャンプ運営に使わせていただきます。
出場されたボクサーの皆様、会場にお越しいただいた皆様、遠くからイベントを支援していただいた皆様、そしてTRY-Fスタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。