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そらぷちガーデンにうれし楽しい予感です

7月に入り、今年ももう折り返し地点。そらぷちガーデンではラベンダーが紫に色づいて、花も咲き始めました。この鮮やかな紫色を目にすると、いよいよ夏本番だなと実感します。ハチさんが花から花へとぶんぶんぶんぶん、蜜を集めながら忙しく飛び回っています。

 

モンシロチョウも花の香りに誘われて、ひらひらとやって来ました。

 

そのそばでは、まんまる頭のギガンジュームが風に吹かれてゆらゆら揺れています。

 

そんなそらぷちガーデンでは例年、ひまわりとコスモスの種をスタッフが植えているのですが、今年は6月中旬にやって来たキャンパーのみんなに種まきをしてもらいました。こちらはひまわりの種を吟味中。どの種が大きく育つかな?

 

場所を決めてスコップで土を掘り、厳選した種をまきました。早く芽を出してくれたらいいな。

 

こちらはコスモス。きれいな花をたくさん咲かせてねー。

 

種まきの後には、たーっぷりお水を上げました。

 

さてさて、それから2週間が経った7月3日のコスモスちゃん。ふさふさ葉っぱがどんどん増えて、順調に育っています。

 

ひまわりちゃんはこーんな感じ。あっという間に大きくなってますねぇ。その調子だぞぉー。

 

そしてこれは…??? そうです。ミーティング室で育てている子ひまわりちゃんの種も植えてみました。水耕栽培とは違って、やっぱり土のほうが成長のスピードが速いようですねぇ。最終的な大きさがどれくらい違ってくるのか興味津々です。

 

後に来る仲間を想いながらキャンパーが種をまく。まいた種が芽を出し、大地に深く根を張り、大空に向かって茎を伸ばし、葉をめいっぱい広げ、花を咲かす。その花を後に来たキャンパーが見て、先に来ていた仲間を想う。今年のそらぷちガーデンでは、そんなうれし楽しい「こころのつながり」が生まれそうです。

 

 

 

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子ひまわりちゃん成長日記

「真剣に楽しむ『シリアス ファン』プロジェクト 植物を育てる編」第3弾ひまわりの水耕栽培は、5月8日の種まきから約2か月が経過。ひまわりが嫌光性種子ということを知らずに栽培を始め、光を当てたために芽を出せなかった種たちには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、発芽した種たちはすくすくと個性豊かに育っています。

まずは下の写真が6月3日の状態。光を当てずに育てた右側の2つは当初白い茎に黄色い葉っぱで、まるでもやしのような感じでしたが、光を浴びたことで葉っぱが濃い緑色になりましたよー。

 

お次は6月7日。右の遮光ひまわりちゃんたちは葉っぱが4枚に。ちなみに左のマグカップで育てている2株のうち右側は光を当てなかったものですが、左の光に当てられてしまった仲間に遠慮してなのか、成長スピードが似たり寄ったりでのんびりマイペースな感じです。種の殻を突き破り振り落とす気もないようで、葉っぱが殻に挟まれたままです。もう少しだぞぉー、がんばれー! 

 

その3日後の6月10日。右の遮光ひまわりちゃんたちは、葉っぱがぐぐぐ~んと大きくなりいよいよ6枚に。マグカップのほうの遮光ひまわりちゃん(左側)は、相変わらず頭を殻に挟まれたままですが、殻を抜け出した葉っぱが1枚ぴょ~んと広がっています。殻をはずしてあげようと試みましたが、なかなかしっかり固く挟まっていて、葉っぱが少しちぎれてしまったのであきらめました。光に当たったひまわりちゃん(右側)も遅ればせながら葉っぱが4枚になり、少しずつではありますが着実に成長してくれているようです。育ち方も株ごとにそれぞれで、個性的なひまわりちゃんたちです。

 

6月19日のひまわりちゃんたちです。毎日ぐんぐん成長していて、こーんなに大きくなりましたよー。

 

そして6月27日。光に当たったものと当たらなかったもの、大きさはさほど変わらなくなりました。今年はひまわりちゃんたちの季節、夏に間に合いそうです。

 

紆余曲折を経て去年の10月にようやく満開を迎えた親ひまわりちゃんは、こんな可愛らしい姿を見せてくれました。さてさて、これから子ひまわりちゃんたちがどんな成長ぶりを見せてくれるのか、ワクワクドキドキのお楽しみです。

 

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」第3弾、ひまわりの水耕栽培への参加を受け付けています。入院中、通院中、在宅闘病中の子どもとそのきょうだいが対象で、参加いただいた方にはコールマンさん提供のキャンプ用品のプレゼントも用意しています。

プロジェクト詳細はこちらのリンクから。
https://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20230522.pdf

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気持ちほっこり そらぷちガーデン

キャンプ場のエントランスにあるそらぷちガーデンでは、キャンパーをはじめ訪れる皆さんに楽しんでいただけるよう花壇整備の真っ最中。芝桜やライラックはピークを過ぎましたが、アリウム(パープルセンセーション)がま~るく咲いていて、カラフルなルピナスもお目見えしました。

 

大雨が降っても土が流れ出ないよう設置した囲いをきれいに並べ直します。

 

アリウムの紫色のま~るい花が、風にゆ~らゆ~ら。

 

こちらはルピナス。同じ紫色でも、アリウムとは違った濃い紫。初夏にふさわしい鮮やかさです。

 

すぐそばにあるフキの上では、子どもバッタちゃんたちが夏本番に向け、葉っぱをモリモリ食べて成長中。

 

茶色の個体がいたり、緑の個体がいたりと自然界は個性豊か。大きくなるのが楽しみです。

 

エゾハルゼミの大合唱も始まり、ほんの数か月前までの静かで真っ白な世界がまるでうそのよう。森も緑にあふれていて、にぎやかで生命の力強さを感じる季節です。

 

ガーデンには例年、夏の花のひまわり、秋の花のコスモスの種をスタッフが植えているのですが、今年は6月にやって来るキャンパーの皆さんに種まきをしてもらおうということになりました。土を起こして肥料もやって、散水設備も設置して準備は完璧。あとはキャンプの日を待つばかり。種まきを楽しんでくれたらいいなぁ~。

 

さてさて、そんなそらぷちガーデンですが、写真を見て何か気づきませんか?

 

そうです、そうです、そうなんです。可愛らしい木のオブジェが置かれていますね。この個性豊かなオブジェたちが、キャンプ場を訪れる皆さんをほんわかとした雰囲気で笑顔にしてくれているんです。

 

これらはすべて、キャンプ場でボランティア作業をしていただいた皆さんが、やって来る子どもたちのことを想いながら心を込めて作ってくれた力作。同じものはふたつとない、まさに一点もの。ガーデンだけでなく、キャンプ場のあちらこちらで訪れる皆さんを楽しませてくれています。

 

クスッと笑ったり、やさしい気持ちになったり、ほんわかとした気分になったり。きれいな花とほっこりオブジェ。そらぷちガーデンでのひとときが、キャンプの楽しい思い出の一場面になってくれることと思います。

 

 

 

 

 

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子ひまわりちゃんの種をまきました

昨年から引き続き実施している「真剣に楽しむ『シリアス ファン』プロジェクト 植物を育てる編」第3弾、ひまわりの水耕栽培。昨年のシーズン終盤、キャンプ場のミーティング室で育てていたひまわりちゃんからは小さな種たちを取っておきました。そのときの様子は2023年12月14日にアップしたブログ「子ひまわりちゃんに会える日を」でお伝えしたところですが、春を迎えて気温も徐々に上がってきたので、子ひまわりちゃんに会うべく先日種まきをしてみました。こちらが昨年育てた親ひまわりちゃんです。

 

5月8日。マグカップに水を入れ、厳選した元気そうな6つの種を吸水布の上に置いて種まき完了。昨年と同様、陽の当たる場所にセッティングしました。

 

およそ2週間が経過した5月20日、1個の種から白い根っこが出てきましたよー。昨年は紆余曲折のあった親ひまわりちゃんの水耕栽培。今年は順調にいってくれるかな? なお、「紆余曲折」の詳細については昨年のブログに書いてありますので、育て方も含めてそちらをご覧くださいね。

 

ちょっと遅いような気もしますが、とりあえずの発芽に「ほっ」と胸をなでおろし写真を撮っていたところ、スタッフのひとりがこんなことを言いました。

「ひまわりの種には光を当てないほうがいいらしいですよ。そのほうが発芽しやすいんですって」

おひさまは植物にとって必要不可欠な存在。漢字で「向日葵」と書くように、おひさまとひまわりは切っても切れない関係なはず。それなのにひまわりが光を必要としないなんて、想像をはるかに超える真実ではありませんか。内心は「えーっ! ほんとにそうなのー?」と疑心暗鬼ではありましたが、お試しで遮光バージョンの水耕栽培も並行してやってみることに。とりあえずのお試しなので、ペットボトルを切ってペーパータオルを敷いた簡易キットをつくり、段ボールをほどよい大きさに加工して覆ってみました。なにせ半信半疑だったので、そのときの様子は写真にすら撮っていませんでしたが、3日後の5月23日に段ボールの覆いを取ってみるとビックリ仰天。な、な、な、なんと6個中3個から根っこが出ているではありませんか。発芽率50%。しかも、日当たりのいい場所のものよりも根っこが長い…。

 

思いもよらなかった急速な成長に驚嘆しつつ調べてみると、ひまわりは日光が当たると発芽を抑制してしまう嫌光性(暗発芽性)種子といって、光が当たらないほうが発芽しやすくなるとのこと。種とひとことで言っても光が当たらないと発芽できない好光性種子と、光が当たっているとうまく発芽しない嫌光性種子があるということを初めて知りました。我ながらなんともお恥ずかしい限りですが、昨年の発芽率がかんばしくなかったのもうなずけます。ちなみに、窓台に置いた子ひまわりちゃんの同日の様子はこんな感じ。むむむですねぇ…。

 

その翌日、5月24日にはその差は歴然に。光を当てているほうは、あまり変化はありませんが・・・、

 

光を当てていないほうはモーレツな成長ぶりです。

 

さらに3日後の5月27日。光に当たっていたほうは種の殻の帽子をかぶった緑の葉っぱが顔をのぞかせ、茎のような、根っこのような部分は赤茶色に変色しています。ここは「胚軸」といって、葉っぱの方にいくと茎に、その反対の方では根になる部分です。

 

そして、こちらがもう一方のひまわりちゃん。光が当たっていなかったため、葉っぱが光合成できず黄色っぽいですが、またひと回り身長が伸びてスクッと立ち上がっています。

 

土の中での栽培であればもう地上に芽を出している状態なので、この後は光を当てながら育てていくことにしました。マグカップには左に光を当てていたもの、右に光を当てなかったもの、同じような身長の2つをセット。ペットボトルを切った簡易キットには、光を当てなかった背高のっぽちゃん2つを置いてみました。

 

遅ればせながらではありますが、種をまいた後は光を遮った状態で栽培をスタートさせたほうがいいということを、栽培2年目にして知りました。挑戦される方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

親ひまわりちゃんが残してくれた命は今こうして着実に育ち、確実に未来へとつながっていくんだなとあらためて実感しています。子ひまわりちゃんたちがどんな成長を見せてくれるのか、今年も楽しみながら育ててみたいと思います。

あぁ、Serious Fun(シリアス ファン)!

 

 

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」第3弾、ひまわりの水耕栽培への参加を受け付けています。入院中、通院中、在宅闘病中の子どもとそのきょうだいが対象で、参加いただいた方にはコールマンさん提供のキャンプ用品のプレゼントも用意しています。

プロジェクト詳細はこちらのリンクから。
https://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20230522.pdf

 

 

 

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菜の花と初夏の気配

桜の季節もあっという間に終わり、キャンプ場がある北海道滝川市江部乙町では菜の花が見ごろを迎えています。鮮やかな黄色に染まった大地とあたたかな陽気が、もうすぐ訪れる初夏の気配を感じさせてくれます。

 

遠くに見えるのが暑寒別岳をはじめとした増毛山地の山並み。残雪と雲の白、空の青、そして菜の花の黄色。この時期にしか見ることのできない、大地の絶妙な色付けです。

 

この日はピンネシリもくっきりと見えていました。

 

ほかの畑ではきれいに整地が終わって、あとは作付けを待つばかり。こんな整然とした光景が見られるのも、この時期ならでは。

 

キャンプ場内のそらぷちガーデンでは、白と紫の芝桜が満開です。

 

初夏の訪れを告げるライラックのつぼみもほころび始めました。

 

今年はキャンプ場の近くの畑にも菜の花が植えられていて、こんな景色が広がっています。ライラックが咲き、菜の花の時期が終わると、いよいよサマーキャンプシーズンに突入です。

 

 

 

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エゾヤマザクラ満開です

本格的な春の到来を告げる桜の便りが、北海道内のあちらこちらから届くようになりました。平年よりかなり早いとのことで、ゴールデンウイーク真っただ中の5月1日にはキャンプ場のエゾヤマザクラも見ごろを迎えています。こちらは動物の森に立っている一本桜。こぢんまりとしたたたずまいがとてもいい感じで、この時期お気に入りの光景です。

 

ピンクの桜の木の左奥には新緑、右奥には春紅葉の赤と黄、なんとも春らしい、この時期にしか見られない色遣いです。

 

開く前と開いた後では、こんなに花の色が違うんですね。

 

春の澄んだ青空と桜の花は、いつ見ても相性抜群です。

 

キャンプ場を出て市道を散策していると、あちらこちらで野鳥のさえずりが聞こえ、中でもウグイスの声がひと際元気に響いていました。少し早いような気もしますが、カエルも負けじと鳴いていましたよー。

 

水を張る前の棚田の脇に立つエゾヤマザクラも、春の演出にひと役買ってくれています。

 

桜並木や大きなしだれ桜のような圧倒される迫力はありませんが、あちらこちらにポツンポツンと咲いているエゾヤマザクラは北海道の原風景。それがまたいい感じなんです。

 

 

桜の季節は本当に短く、おそらくゴールデンウイークとともに終わってしまうと思います。桜が散った後、キャンプ場がある滝川市江部乙町では、なだらかな丘に黄色いじゅうたんを広げたような風景が広がる菜の花の季節を迎えます。下の写真がその菜の花。この緑が黄色に変わるころ、またひとつ季節が進んでいきます。

 

 

 

 

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春の陽気とボランティアさんがやって来た

キャンプ場は日を追うごとに春らしくなってきていて、つぼみだったラッパスイセンも一斉に花開き、コブシがあちらこちらで白い可憐な花を咲かせています。

 

新緑に色づき始めた木々、白いコブシの花と残雪を頂く暑寒別の山並みとのコントラストが青空に映えています。

 

そんな春の訪れとともに、そらぷちを支援いただいているドラッグストアのマツキヨココカラ&カンパニー労働組合から10人の皆さんが、4月23~25日の3日間の日程でボランティア活動にやって来てくれました。作業初日となった22日は、まずヒグマの侵入を防止する電気柵の設置でスタート。上段、中段、下段の3本のワイヤーロープを施設周辺に張っていきます。

 

今年も北海道内では雪解けとともにヒグマの目撃情報が相次いでいて、今ではキャンプ場内の安全確保に不可欠な早春の恒例作業となっています。

 

支柱に通し忘れがないよう、ワイヤーロープを手に支柱を一本ずつ確認しながら張っていきます。

 

最後に電源の周囲に集まって通電状況を確認。スタッフから必要な電圧が供給されていることが告げられると、皆さんから安堵の笑みがこぼれていました。

 

午後からは、電気柵の周辺などで雪解けとともに顔を出した笹などの下草刈り。慣れない刈払機を肩に奮闘いただきました。

 

25日はあいにくの雨模様のため、大東屋の中で動物オブジェの製作をお願いしました。フクロウやエゾシカ、キタキツネ、サケをくわえたヒグマなど、思い思いの個性的な動物たちが生み出されていました。

 

こうしてボランティアの皆さんに作っていただいた動物たちは、キャンプ場内の施設周辺や通路脇などに飾っていて、散歩中に見つけた子どもたちにオドロキとワクワクをもたらしてくれています。今回誕生した楽しげでユニークな動物たちも、きっと訪れる子どもたちを笑顔にしてくれるはず。マツキヨココカラ&カンパニー労働組合の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

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春到来 ちょっとうれしい出来事

この数日間は日差したっぷりで気温も急上昇、20℃超えの日が続いていてキャンプ場内の雪解けが一気に進みました。案内所玄関前を除雪して積みあがった大きな雪山もこんなに小さくなって、真っ白だった見晴らしの丘も雪のコートを脱いで春の装いです。

 

逆に見晴らしの丘から見下ろすと、こ~んな感じ。雪はほんの一部に残っているのみというのがよくわかります。

 

場内のあちらこちらで、春の訪れを告げるふきのとうが顔を出し始めました。

 

ひと足先に芽吹いたもの、まだつぼみのままのもの、それぞれのペースで開き、伸び、育っていきます。

 

厚い雪に覆われていたラベンダー畑の脇では、白、紫、黄色のクロッカスが咲いています。その鮮やかな色どりに、モノトーンの冬が終わり、ようやく彩りの春が来たんだなぁと実感です。

 

雪の重みでクシャっとつぶれていたラベンダーも、日を重ねるごとに空に向かって起き上がり始めました。

 

今日咲いたばっかりなのかな、と思わせるようなラッパスイセン。花の真ん中にラッパのような花びらがあることからそう呼ばれるようになったようですが、つぼみが開いたばかりなのか、花びらはまだしわしわで縮こまっているようです。

 

まだまだつぼみの状態のものがほとんどなので、これからが本番といった感じ。黄色の群落が茶色の大地を彩り始めるのももうすぐですね。

 

ナナカマドの木のつぼみも、陽気とともに膨らんできました。葉っぱが顔を出すのも時間の問題です。

 

モフモフのねこやなぎが見られるのも、この時期ならでは。

 

最後に見晴らしの丘に登ってみると、驚きの光景が…。アカエゾマツの松かさがこんなに大量に地面に落ちていました。去年は確か1~2個しか落ちていなかったので、今年は当たり年(?)のようです。自然はいつも同じようでいて、実は毎年違う顔を見せてくれます。皆様からいただくご寄付の返礼品としてお渡しする、手づくりリース用に拾って持ち帰りました。よく晴れたとーっても気持ちのいい早春の昼下がり、さらに得した気分になれた、ちょっとうれしい出来事でした。

 

 

 

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スノーギフト&Webゆき交流イベント実施

1月25~26日の2日間、キャンプ場と全国各地12の病院・施設(東京、千葉、栃木、茨城、神奈川、大阪、奈良、広島)をWeb中継で結ぶ相互交流イベント「森の中の『ゆき』をみてみよう(さわってみよう)」を実施し、約100人の子どもたちに真冬のキャンプ場の様子をお届けしました。
昨年に続き2回目となる今回も、キャンプ場に降ったばかりの雪を箱詰めして冷凍空輸で贈る「スノーギフト」の応募施設に参加いただき、ギフトはWeb中継の日時に合わせて到着するよう指定。雪に覆われたキャンプ場の様子を見てもらいながら、届いた雪にふれて遊んでもらおうという企画です。

贈った雪は厳しく冷え込んだ早朝、キャンプ場でそらぷちスタッフがサラサラの雪を箱詰めしたほか、北翔大学生涯スポーツ学部健康福祉学科の杉岡品子ゼミの学生さんにも、早朝のキャンパス内でお手伝いいただきました。

 

Web中継でキャンプ場の様子を楽しく伝えてくれたのは、フジテレビアナウンサーの黒瀬翔生さん。フジテレビさんにはそらぷち設立当初からさまざまなご支援をいただいており、昨年同様、今回の中継も全面的にバックアップいただきました。

 

中継で結んだのはツリーハウスがある「きつつきの森」。どれくらいの雪の深さかを見てもらうため、降り積もったままの雪原に足を踏み入れて説明したり、濡れたタオルをぐるぐる振り回して凍る様子を実演したりと、雪のキャンプ場を全身を使ってご紹介。ツリーハウス近くの雪面に残された動物の足跡クイズでは、こんなやり取りも。
「この足跡は何という動物のものでしょう?」
「クマ~!」
「クマは今、冬眠中です。北海道の冬はとーっても寒いから、暖かくなるまでクマは寝ているんですよ」
「へぇ~」
「正解は…キタキツネでした。ずーっと向こう、遠くまで続いていますね」
「長くてヘビみたーい」
ほかにも、ツリーハウスの中を探検したり、キャンプ場の中でよく見かけるエゾユキウサギやエゾリス、エゾシカなどの足跡のパネルを使ったクイズも楽しみました。

 

約30分間の中継の終盤、各施設に届いていたスノーギフトの箱が開けられると、子どもたちはもう夢中。握ってみたり、丸めてみたり、恐竜をつくってみたりと、サラサラの雪を思い思いに満喫。「はじめてさわったー」「思ってたよりも冷たーい」などなど、元気で楽しげな声が返ってきました。

今年もたくさんの方のお力添えにより、病気とたたかう子どもたちに笑顔と元気を届けることができました。中継に協力いただいたフジテレビの皆さん、宅配便の営業所から各病院・施設へ雪を運んでいただいた小野薬品工業株式会社の皆さん、そして参加いただいた各病院・施設の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

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久々に晴れた朝でした

今冬はどうも曇天や雪の日が多く、気持ちよく晴れた朝を迎えることが例年に比べ圧倒的に少ないのですが、1月18日は朝から気持ちのいい青空が広がりました。細く延びる雲が、辰年らしく龍のようにも見えますね。

 

とーっても気持ちのいい朝なので、スノーシューをはいてキャンプ場内の森に向かいます。ふかふかの深い雪に、スノーシューもこんな感じで埋まり気味。でも、まっさらな雪面を歩くのは、まだ誰も滑っていない新雪のゲレンデにシュプールを描くような最高の気分です。

 

雪面には、動物たちの足跡があちらこちらにたーくさん。左がエゾユキウサギ、右がキタキツネ。

 

こちらも、左がエゾユキウサギで、右がキタキツネの足跡。

 

キタキツネの足跡は遠く丘の向こうまで延々と。

 

おぉっ、でっかい足だなぁ…と思ったら、ツリーハウスの除雪に来ていた屋外管理スタッフの足跡でした。

 

枝に育った樹氷が、太陽の光に照らされてキラキラきれい。

 

枝のところどころに咲いた白くまあるい雪の花が、青く澄んだ空に映えます。

 

静かだけれど、キラキラしていて、まっ白で、自然と季節の息づかいを感じた冬の朝。ツリーハウスを囲む木々から延びる影はまだ長く、日が短く厳しい季節がもう少し続くことを告げていました。

 

 

 

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