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新緑の季節です

例年になく雪解けが早かったキャンプ場。寒くなったり、暖かくなったりを繰り返す毎日ですが、少し前までは冬枯れで茶色1色だった大芝生広場では、徐々に緑の面積が増えてきました。

 

冬の間はじっと雪の中でこらえていた木々たちも、「今だ!」とばかりに芽吹き始めています。

こちらはナナカマドの新芽。秋には真っ赤な実をつけます。

 

こちらはエゾニワトコの新芽。もうじき、きれいな白い花が咲きます。

 

こちらはエゾノバッコヤナギの花。葉っぱが芽吹く前に花が咲きます。珍しいですね。

 

ラッパスイセンもあざやかな黄色い花を咲かせています。

 

森に春の訪れを告げるエゾエンゴサク。淡い青色の花が、清々しい春の空気を感じさせてくれます。

 

春の風物詩「ふきのとう」もあちらこちらに。

こちらはふたごちゃん。うりふたつですねー。

 

こちらは「だんご3兄弟」ならぬ、大、中、小が3つ並んだ「ふきのとう3兄弟」。

 

馬場の脇でも陽光に照らされて、新緑が映えます。

 

くねくね道を見下ろすと、新緑の木々の向こうに、残雪を頂いた暑寒別の山並みが見えました。

 

桜のつぼみもこんなにふくらんでいます。もうすぐ春本番、桜の季節がやってきます。

 

 

 

 

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ヒグマ侵入防止対策完了しました

まだ4月上旬だというのに、北海道内ではヒグマの目撃情報があちらこちらで報告されています。例年にない雪解けの早さで、クマさんたちの冬眠からの目覚めも早まっているようです。そんな状況に合わせてキャンプ場では、昨年は5月に行ったヒグマよけの電気柵とモンスターウルフの設置を4月13日に繰り上げて終えました。

電気柵は主要施設の周辺をぐるりと囲むように、9,900ボルトの電流が流れる3本のロープを張っていきます。ヒグマがこの線に触れるとビリッときて、ビックリするというものです。

 

施設管理上、出入りする場所にはゲートハンドルをつけて、実際に通る際には感電に気をつけながらハンドルを外して出入りします。

 

見晴らしの丘の外側もぐるり。

 

人が間違ってさわらないよう、要所要所に看板を設置しています。

 

キャンプ場の入り口ゲート付近では、コワオモテの「モンスターウルフ」くんが冬眠から目覚めて、さっそく今年も侵入者を警戒中。首を振りながら目を光らせています。このモンスターウルフくん、昼間はオオカミの遠吠えの合い間にかわいい声でウエルカムアナウンス(人間向けに日本語で)をしてくれるんですが、夜にはヒグマが嫌がるさまざまな音と光を出して近づかないようにしてくれる、キャンプ場の頼れるガードマンです。

 

どうです? なかなか迫力たっぷりの顔でしょ???

 

厳重なヒグマ対策は自然がいっぱいの丸加高原にあるがゆえの悩みではありますが、自然環境の変化のせいか、近年では札幌市や旭川市などの都市部でも目撃情報が報告されています。できることなら「この対策をしていてよかった…」と実感するような事態が起きないことを願うばかりです。

 

 

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