明日さえ乗り越えれば少しはマシに

　明日の朝一で独逸語のテストでございます。

（正念場か）

　まさしく。

　あと何気に日本史のテストもヤバ気だったりするんですよねー。

　独逸語のあまりのヤバさに忘れてましたが。

（おいおい）

　でもまあ、日本史で用いられるのは日本語なので、応急の詰め込みもどうにかなるでしょー。

　幸い、独逸語のテストから日本史のテストまで三時間ほど空き時間ありますし。

（綱渡り人生じゃなぁ）

　去年のテストのときも同じこと言われたような気がしますねー。

（言った気がするのお）

　……そのときから何ら成長していない、と。

（ちゅーか高校のときから言っとる気がするぞ……）

　…………。

　まあ、きっと自分はずっとこのままなんですよ。

（改善しようっちゅー気は……なさそうじゃなぁ、主の場合）

　とにかく！

　今は独逸語の勉強をしないと！　しないと！！

　その後は日本史をやって、明後日の図書館資料論の勉強もしないと！

　――って、図書館資料論の範囲がどっからどこまでなのか言われなかったなぁ、そういや。

（主が休んどった時に発表されたんと違うか）

　うへぇ。それはまずい。

　今更どうにもなりませんがね……。