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井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

ちょっと待て、今永副市長。図書館解体問題が佳境に入った中。外壁の保存で副市長現地視察。その場で止める要請。

2016年10月06日 | 日記

今永副市長が、現地施設に来ました。前日に続いての2回目で、1回目は私一人が、副市長と現地で話し、部材の保存と、外壁煉瓦の全面保存を求めました。副市長は、難しい難しいの一点張りで、全会派一致で最大限のレンガの保存を議長から、市長に要請した重みを理解していないようでした。

ここでそもそも、この全会派一致は重かったのか、裏では、そうではなかったのか、それは分りませんが、全会派一致で要請した点は、世間的には重いはずです。また、市民の世論が、何らかの形で、それまで門前払い一辺倒だった議会を少し動かしたのは意味があります。

だからこそ、私は部材保護は、外壁保存比べ、ハードルが低く、すでに、ドアや手すり、丸窓、看板など、「とり活かし品」となっていたものについては、現場でプチプチ緩衝材にくるまれて保存されていました。私も保存されているのを確認しています。しかし、丸窓と手すり以外は保存はかないませんでした。また市議会が全会派一致で要請した、外壁煉瓦の最大限の保存は、これまで市が言っていた、「ニュメントを作る程度の個数」の域を出ないものでした。3万個のレンガのうち、わずか千個を残すとしました。

いったい何のための、全会派一致でしょうか。パフォーマンスか。それとも議会が完全になめられているのか。共産党が言ってこようが、全会派一致でこようが、関係がないという態度です。議会をなめるということは、市民をなめるに等しいではないでしょうか。

市民の努力をあざけ笑う、官僚を正すために、議会があるのではないか。そうした強大な権力に、闘う議員でなければ、闘う議会でなければいけないと思います。

当初市は、私たちの求めに対し、貴重な建具などを「取り活かす」としていました。がドアや看板などは廃棄しました。

2016年10月06日 | 日記


丸窓と、無垢材の長手すりは、設計者の村野藤吾さんの母校である小倉工業高校が引き取ってくれました。しかし、飴色の真鍮の手すりがあるドアや、八幡市立図書館の看板、北九州市立八幡図書館の看板は捨てたと、市は言いました。

何ということか。私が市民で保存するから、譲渡してほしいとお願いし、また八幡市民会館・図書館を存続する会も市長に対し、廃棄する煉瓦、家具などの調度品を保存するように求めていました。が、すべて打ち捨てられました。

看板やドアには「活かし取り品」とステッカーが貼っています。しかし、活かされなかった。市民を欺いたのです。私は「活かし取り品」となっていたので、なんとか、八幡図書館の面影のあるものを残せると少し期待していました。

そのことのお礼と、残してくれるんですよねと市に確認しても、要らないものは処分するとの一点張り、一体どっちが本当なのかと疑心暗鬼になりました。一方では活かすといいながら、一方ではその確約をせず、通り一遍の回答。

私は、今永副市長に直接聞きました。「副市長、活かし取り品となっている手すりや丸窓、ドア、看板は、ちゃんと保存してくれるんですよね」と。しかし副市長は保存するとは言いませんでした。

私は、調度品は保存し、地域に寄贈できるようにするとの話は、反故にされる可能性があると危惧しました。担当者に聞いても、はっきりと保存すると言いません。

結局は、保存すると安心させておいて、ほとぼりが冷めたら捨てる考えだと悟りました。

私は八幡図書館委は建物だけでなく、内部の部材にも貴重なものがあることを、世間に公にし、お知らせする責任があると思いました。「八幡市民会館・図書館の存続問題を考える会」にも貴重な部材があることをお知らせし、議会での陳情でも、議員さんに写真を私、議会に直接保存を訴えました。

口頭陳情に立った私は、久しぶりの議会で、かなり緊張しました。私は、「私は議会が解体を決めたことを争いに来たのではない。今日は、内部の部材を保存してほしいことをお願いに来ました。部材の保存は活かし取り品と書いてあるし、部材の保存は解体とは矛盾しない。建物の保存がかなわないのなら、せめて、思い出の詰まった部材を保存してほしい。」と陳述しました。私は、この主張だったら、議員さんも賛同してくれるはずだと期待していました。

その後、新聞等でこの部材の存在が報道され、小倉工業同窓会が、一部の部材を引き取ってくれたわけです。しかし、残りは部材は廃棄されてしまいました。私たちに譲ってくれと何度も言っていたのに、そのことを知っているはずなのに、せめて、人情があるならば、廃棄する前に、一言。捨てようと思っているが、どうしますか。と聞いても損はしないはずです。

とことん冷たいなと感じました。これが北橋市政のやり方かと。人当たりいいイメージを振りまきながら、バッサリ切り捨てる。これを市民に対してやるかと思います。私が市長になったら、覚悟しとけよと言いたいです。徹底的に掃除しちゃると。しかし第一戦は市議選です。ここで勝てなければ、市長の高笑いが聞こえてきそうです。・・・